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リカイデキナイ。  作者: みつ


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2/7

2

僕と兄は狭い部屋で話していた。

僕が兄に言う。

「僕、『マルチ ヘルメット』を、

受けようと思う…。

来月の仕事が休みな日に。」


兄は、間をおいて、

僕に言った。

「おまえ、現状、何か不満が、あるのか?」


 僕は、

兄らしい、返し、だと思った…。

兄の言うことは的を得ていた…。

僕は今、現在、

ある程度の幸せを享受、出来ている。

なのに、

こことは違う、

どこかの楽園に、

恋い焦がれているのか?

と、

兄は言いたいわけである。


 僕は、

そう兄が、言うかも…みたいな予感は、 

あった…。

それで兄に、こう返した。

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