塔の悪魔
連日出したい。たぶん明日は絶対出せる!
「こ、ここが·····」
王都の外れにある森を更に抜けた先にポツンと建っている塔、ここが悪魔達のアジトだという。
「この塔、40人で突入するには狭くないすか?」
「いや、偵察隊からの情報によればこの塔には特殊な魔法が施されており、外見からは古い塔にしか見えないようにされているらしい」
「そんな魔法がむこうにはあるんすね·····」
「突入前にもう一度作戦の確認をする!まず半分の20人が突入し、十分の間隔をあけた後もう半分も突入する!」
俺やレイナ、デリトさんは後半組。シュウさんは前半組という振り分けになった。前半組の方がキャリアが長い人が選ばれているところを見るにおそらく、さっさとケリをつけるつもりなのだろう。
「では前半組!ゆくぞ!」
「頑張ってください、シュウさん!」
「とっとと終わらせてくるわ!」
十分後
「よし!後半組もゆくぞ!」
「はい!」
「突撃ー!」
勢い良く中に入ってみると確かに外見からは想像できない程に広い。どうやら一階の魔物や悪魔はもう倒しきっているようだ。
「よし、二階に向かうぞ。警戒は怠るなよ」
二階
倒れている怪我人を発見、治療し一通り調べるがここも敵は見当たらない。
「どうやら本気で殲滅させてるっぽいね」
「デリトさんの出番は無さそうですね」
「最初から出番なんて欲しくないんだけどね···」
三階
ここら辺から怪我人が増えてきている。どうやら前半組は現在四階を制圧し、五階を攻略しているらしい。しかし予想より兵の消費が速く、現在は元の人数の半分程しか戦える者はいないという。
「後半組に命ずる!戦いに参加できる者は至急五階へ!それ以外は怪我人の治療にあたれ!」
「レンとデリトさんは五階に!治療なら私がしておくわ!」
「よろしく頼む、レイナ!」
「ハァ····戦いたくない·····」
「さあ、本気で治療するわよ!キュアー!みんなを癒やして!」
「キュッキュッ!」
レイナの精霊によって治療活動はごく少数で可能となり、前半組に加われる者を多くすることが出来た。
「にしてもあの娘強いですね·····」
「デリトさんも強いじゃないですか」
「いえいえ。私のは能力が強いのであって、あの娘みたいなもっと精神的な強さはありませんから」
「あいつもあいつで悩みを吹っ切ることが出来たから強くなれたんすよ。デリトさんも吹っ切れれば強くなるんじゃないんですか?」
「そうなのかなぁ······?」
階段を登り、五階へ到着する。ちょうど戦闘が終わったらしくかなりの数がやられていた。
「シュウさん!無事でしたか!」
「うん。でも他の連中はかなりピンチだね。でも後半組が入ってくれれば戦力は多少劣るにしても増えるからね。ここから一気にたたみかけるよ!」
「はい!」
六階に上がると30では下らない数の魔物が待ち構えていた。
「いけるよね!このくらいなら」
「はい!勿論です!」
そこからはもう大乱闘であった。俺は身体強化をし、襲ってくる魔物を殴る蹴る、たまに武器でふっとばす!
「ふぅ~。これで攻略っすかね」
「そうっぽいね」
夢中で戦っていたため気づかなかったが、半分ほど人数が減っている。
「やっぱり後半組は戦力的には劣っちゃっているね」
「とりあえず進みましょう。さっさと攻略しちゃった方が良いかと」
「そうだね。さっ!行こう!」
七階
そこにはあからさまにボスっぽい奴がいた。
「よくここまで来れたな、人間よ!我は悪魔軍 第八師団団長 バルバン!」
「どうでもいいよ。僕が君を倒す。それだけさ」
「ほう、やってみよ!人間風情が!」
「おおよぉ!」
シュウさんが蹴りかかるのと同時に俺も武器を巨大させ、ぶっ叩く準備をする。
その時
シュゥー!という音と共にバルバンの体から煙が吹き出る。
「ウワッ!見えねぇ!」
「さあ!この白煙から私を探せるかな!ハッーッハッハッハ!」
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