ボロボロ
連日に出さねば
「ハアッ、ハアッ、ハァッ····やっと着いたわ····速く····医務室に運ばなきゃ···」
ギィィ
「おかえりなさ·····!レイナ!?どうしたの?」
「ビースさん····早くレンを医務室に····」
「わ、わかったわ!」
それを聞くとレイナはバタッと地面に倒れ込んでしまった。
「オーケー。レイナちゃんの方は過労なだけ。たぶんレンくんをおぶってここまで来たから大分疲れたんだろうね」
「レンの方は?」
「こっちは命に別状無いけど損傷が酷いね。五、六箇所の骨折、全身打撲、足もちょっと捻挫してるね。こりゃ治るのも5ヶ月はかかるよ」
「そうですか。とりあえずふたりとも無事で良かったわ。まずはレイナが起きるまで待たないとね」
「!レンは!?」
「大丈夫よ、レイナ。隣のベッドで安静にしてるでしょ」
「よ、良かったー······。私も倒れちゃったんですか」
「二人とも無事で良かったわ。ところで、何でこんな事になっちゃったの?」
「実は······」
「へぇ〜!レンが二つも能力をね〜」
「はい。今回はそれの訓練の為にわざとピンチな状況にしたんですけど、意外とピンチの基準が高くてこんなになるまで戦わせちゃうことになってしまって······」
「とりあえず、しばらくはレンはクエストに行けないから。看病でもしてあげなさい。償いの気持ちを少しでも伝えなきゃ」
「そうですよね。レンが動けないなら私がカバーしてあげなきゃ!」
「こんな良い子が看病してくれるなんて、レンは幸せ者ね」
深夜
「ハッ!ってテテテ!ここは····医務室か?」
全身を痛めつつ上半身だけを起こす。ベッドの横で看病をしていたであろうレイナがベッドに顔を埋めながら寝ていた。
「今は····深夜の一時か·····」
「おこんばんわ~」
「ウワッ!ッイテテテテ!」
「オ〜、怖がらせてゴメンでがす。あっしでやすよ!ノブ!」
「あっ、ノブさんでしたか」
「夜分遅くにごめんなさいね。大怪我したんだってね。大変だーね。そんなチミにとっておきのプレゼント!」
「わざわざありがとうございます!」
「まずは·····滋養効果たっぷり!赤マムシドリンク!」
「なんか·····美味しくなさそうな見た目ですね····」
「チッチッチッ!このドリンクはあっしのオリジナルな配合にしてるから市販のよりも苦くないよ!ヤッタネ」
「お気遣い感謝っす!」
「次は····ウナギ!晩飯まだでしょ?ウナギにも滋養回復の効果がありやすから。どうぞどうぞ」
「美味しそうっすねー!」
「最後にこれ!あっしの特別秘薬!この薬もまたあっし独自の配合でやすよ。ニンニク、スッポンをベースとした回復特化型の配合にしやしたよ」
「こんなにすみません。しかもわざわざお手性の物まで貰っちゃって····」
「いいんでやすよ。レンくんはあっしの大事な趣味を理解してくれる後輩でやすから」
「じゃ!さっそくウナギいただきます!」
「落ち着いて食いーな」
ノブさんからもらったウナギを晩飯として食すと、もう一眠りしようと思い赤マムシと薬を一粒飲み、寝ることとした。
翌日、朝5時
「ん、私、レンのところでそのまま·····!?」
寝起きのレイナの前に、ある一本の棒がそそり勃っていた。
「こ、ここここれってあれよね!?朝、海綿体に血がどうこうってやつよね?」
おそるおそる触ろうとしてみる。レイナだった女のコである。興味が無いわけではない。
「そーっと····」
「んあー!久しぶりによく寝たー!お陰で5時に起きれたぜ。?レイナ何してたんだ?」
レンが股の膨らみに気づくのはその直後だった。
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