キケン カクゴ ピンチ ピンチ 絶望
麻雀回です
やってみたかった、ただそれだけ
「···きろ····おきろ····おい!起きろ!」
「んあ?」
「やっとお目覚めかね。かれこれ一時間は寝ていたよ、きみ。まあ寝ていた間に状況は整った」
「いやー!昨日徹夜で先輩とゲームしてまして·····って!ここ何処だよ!」
「よく聞いてくれた!ここは我がカジノ···ゲフンゲフン、我がギルド!ここに遊びに来たが最期!文無しスカンピンになるまで帰さない地獄の遊戯が始まるのさ!おっと自己紹介をしてなかったね。我はアルタイ!このギルドの長にしてこのカジノの総支配人!」
「外見からして悪趣味な奴らだぜ。というか、レイナは?」
「お連れの彼女かい?追って説明するから少々お話を聞いておいてくれよ、静粛にね」
「OK、静かに聞いとくよ。文句はその後ギャンギャン吠えてやるけどな」
「フッフッフッ、よし説明をしよう。まず、君の所のギルドのメンバー二人が我々のギルドに訪れ、賭け事を嗜んだ。そこでなんと!お二人は大負けしてしまったんだよ」
「へー、なるほどね。自業自得だなそりゃ」
「ああ、全くその通りさ。そしてその負けた分のお金を返さなきゃならない。これもギャンブルの理さ。だが!二人はもうタネ切れ、つまり文無しスカンピン状態になっちゃったんだよ」
「そりゃ派手に大負けしてますね」
「うんうん、しかもここ3日程ずーっと通ってるからそりゃた~くさんの借金、負債が残ってる。だがもう彼らは本当の文無し。どうなる?この後どうなるかな?考えてみようか」
「ん~、金を借りる?」
「うんうん、だけどそれはもう二日目にはやってる。友達からも家族からもギルドの仲間からも店からも。
でも!でも!でも!ぜーんぶ消えちゃった✩」
「それじゃあもう連帯責任者に払ってもらうしか······ってまさか!」
「そう!察しのいい子は好きだよ!君が[我々の独断で]連帯保証人に選ばれましたー!おめでとうございまーす!」
「ま、マジで!?」
「うんうん、恨むなら先輩方と好奇心でついてきちゃった君たちだよ!」
そして俺はアルタイにある場所に連れて来られた。
目の前には雀卓がポツリと一つ
「まさかこれで勝負?」
「そうそう!何のチャンスも無しにいきなり返せ!なんてナンセンスだからね!」
「それでは説明をさせていただきます。」
突然横にいたボディガードが喋りだし驚いたが今はそれどころではないため、特に触れずに説明を聞くことにした。
「ルールは半荘戦、四人で行ないますが不利が生じないよう二人は我々とは全くの無関係のそこらへんにいた麻雀がうてるだけの人を用意しました。レン様がアルタイ様の112000点を0にすることが出来れば借金は返済完了となります。ゲーム終了までに減らせた分だけ返済額は減ります。以上です」
「普通のルールか。まあ麻雀は先輩らとそこそこやったから0は無理にしろ減らせはできるだろ。文句は全部先輩にぶつけてやるから、今は無し!」
「おおー、結構潔いねぇ。感心、感心!」
「ところで、レイナについての説明はまだか」
「おっと忘れてたよ。あの娘はね、君の点数として扱わせて貰うよ。」
「は?」
「だから君の最初の点数は彼女の価値分の点数なんだよ。あの娘は凄いよ。一人で64000点分の価値がある。ちなみに、君分も負けちゃうと彼女が·······おっと!この先は言わないでおこう。あとの楽しみだからね!」
「クッ!これじゃあ負けてられねぇ!」
「フッフッフッ、いいよ、もっと!もっと!本気で勝負やらなきゃ!」
「お望み通り、本気でいってやる!」
一局目、レンの親から始まり比較的揃えやすい役を集め早あがりを続け、ニ本場まで粘るも惜しくも先にあがられてしまい東二局へ。ここから風向きがおかしくなる。
東ニ局はアルタイのたったドラ1のみのあがりで終了。東三局へ
またもやアルタイのあがりで終了。しかし、
「や、役満····!」
「国士無双。ラッキーラッキー!」
「たまたまだろ!」
しかし、東四局
「ロン、跳満です」
「12000か····」
「いえ、親なので18000です」
「ケッ!」
その後の一本場も
「ロン、満貫」
「12000·····!」
「残り2000点ですねぇ」
「うるさい、黙ってろや」
「おお、怖い怖い」
続くニ本場
「リーチ」
「お!レンさん、リーチですか!残り1000点じゃないですか!」
「黙っとけ」
「おお、もっと穏やかにね。そうしないと運はまわって来ませんよ」
「あっそれロンです」
「チッ!」
他のやつがあがり、東四局は終了。この時点で俺は残り1000点に対し、アルタイは168000点。
「逆転できますかねぇ!」
「ちょっとトイレに」
「そこの突き当りを左です」
「クッ!これじゃあ勝てない!レイナを救えない!どうすればどうすればどうすれば!?」
一分程の時間が一時間にも感じれるほどの恐怖の時。どうすれば勝てるのかどうやったらレイナを救えるのか。頭が混乱を超えた混沌を迎えた時、ある一つの唯一の解決策が見えた。
「アルタイ様、あの男どうでしょうか」
「相手が普通のやつならそこそこ強いぐらいの実力はある、だけど相手がねぇ」
「アルタイ様の能力を超えられる者は未だ現れてませんからね」
「我の"運"に勝てるやつなんかこの世に存在しない!よって最強!」
その頃トイレにて
「もしもし、シズカ?ちょっとお願いがあるんだ」
「はははははいい!なんでしょうか!例え火の中水の中だろうとどこへでも参ります!」
「王都の【金欲の巣窟】っていうギルドに来てくれない?」
「わ、わかりました!すぐに向かいます!」
「さあ、一世一代の賭けだ!」
「んー、トイレ遅いなぁ。なーにやってんだか」
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