恋心(ラブパワー)
昼寝をすれば夜も起きれる!
「まだまだ行きますよ!」
シズカは再び攻撃を仕掛ける。これをレイナは壁を作ることで対処するが、ただただ壊されるだけであった。
「これじゃあいつか押し負けるわ!何か····何か良い手は·······?」
「こんな壁では私は止められませんよ!」
シズカの言葉どうり、確実に距離はつめられていた。
「もう、これしかない!」
壁を壊し、距離をつめてきたシズカが目の前に現れた。レイナは最後の抵抗を始めた。
「ウィン!グー!岩でも石でも飛ばして時間を稼いで!」
「こんなの時間稼ぎにもなりませんよ!」
指示どうりに飛ばされる岩をシズカは相手にもせず、レイナに近寄る。
「プミロ!炎の壁をはって!」
「おっしゃー!」
「クッ!前に進めない!」
これで時間稼ぎになった。その間にレイナは精霊の召喚を試みる。
「初めてだからわからないけど、これしかないのよ!いでよ!水精霊ポワン!」
「仰せのままに」
レイナはこれで4体の精霊を使っての攻撃が可能となった。
「ポワン!グー!水で岩をおおって投げつけて!」
「だから言ってるでしょう、こんなのは効きませ·····イタッ!」
なんと岩は壊されず、シズカにヒットした。
「ど、どうして!」
「簡単よ。岩を水でおおってるのだから外部からくる威力は水で殺されるわ。そして当たる瞬間に水を無くせばちゃんと当たるってわけ!」
「クッ!抜かったわ。だけどあなたの反撃はここまでよ!」
「あらそうかしら?いきなさい!」
レイナの合図で複数の岩が放たれた。
「壊せないなら避けるだけよ!」
「残念」
なんと避けられたはずの岩が後ろからシズカに当たっていた。
「な、なんで······」
「3体の精霊を使った、つまり風の力で動かしたの。避けられたときにね」
「なかなか応用が利くのね」
「勉強はできてたので」
この怒涛の投擲攻撃によってシズカにはかなりのダメージが入ってしまっていた。
「こんな····こんなところで·····私は止まってはいられない!」
その瞬間、シズカから強力なエネルギーが発せられた。
「な、なんなの!この強大な力は·····」
「私の、愛する人のため!」
次の瞬間、シズカは先程とは比べ物にならないほどのスピードでレイナに近づき気絶させた。
「!?何がおきたんだ!」
「俺たちでもあそこまでのシズカは見たことがないぞ!まだまだ上があるとは·······!」
「し、勝者!シズカ!」
「ありがとうございました」
終了後、シズカが何故か自分たちの控えに戻らず、俺の方へやってきた。
「レンさんですね。お久しぶりです。」
「こ、こちらこそ。さっきは強かったですね、ハハハハ」
「レンさん、単刀直入に言います。
レイナさんより私を選んでください!」
「え?」
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