ニ、三人目
フォール アスリープだ
ナーブがタレント化へ至れた次の日、
「···合格です。これで全ての課題が終了しました。おめでとうございます」
「や、やったぞぉぉぉぉ!!ウォォォォ!」
「私の想定通りなら、今の貴方はタレント化に到れる筈です。さあ、努力の結晶見せてくださいよ」
「はい!うぉぉぉぉぉ····!」
いつもの違う何かが体の中にある。これを引き出す····
目を開けると、体の一部が鉄へ変化していた。
「うぉ!こ、これが俺の!」
「そうですね。おそらく体を金属へ変えられる、というような能力なのでしょう。名前の方はどうします?決めていないなら私がつけて差し上げますよ」
「俺が考えても多分変なのになるんで、代わりにおねがいします!」
「わかりました。では·····『変形鋼人』なんてどうでしょう?」
「いいっすね!ありがとうございます!」
「そこです!」
「ええ!また見つかっちゃったよ!というかもう十分でしょ!タレント化!」
「本当ですか?」
「うんうん。だってさっきからずーっと見つかってるんだよ?流石に索敵率も100%でしょ?
なんかいつもと違うとこ無い?」
「うぅ~ん····」
「隙きありっ!今日こそ胸へダーイブ!!」
「コラッ!!」
飛びかかってくるゲオンをタイガが睨む。するとゲオンの様子が変わってゆく。
「うぅ···なんか寒気がする····、なんか不思議と恐怖心も·····!」
「だ、大丈夫ですか?」
「た、多分···その目はもうタレント化してるよ····。ちょっと睨まれただけなのに寒気が止まらないんだよ!!もう君の目は『虎の目』どころじゃない···。名付けるなら、虎を超えし存在
『白虎之目』だ」
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