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プロローグ
∞待ち人∞
暗く、少しごちゃごちゃした狭い空間にソレはいた。
赤いワンピースに、桜の刺繍の入った白いフリルのエプロン。裾にピンクのリボンが付いた七分丈のズボンからは白い足が覗いていた。
ソレはじっと前を見つめ待ち人が現れるのを今か今かと待ち続けていた。
何日も、何年も、じっと黙って待っていたのだ。ソレがここにいることを知っているはずなのに、それでも『あの子』はなかなか現れてくれなかった。
――嗚呼……ワタシから会いに行こう……ずぅっと、待ったんだもの……――
不適な笑みを浮かべたソレは暗く狭いこの空間から居なくなっていた……
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