↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界を知った悪役令嬢、転生者を捕まえます  作者: 生ハム


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
20/20

戦争の行方

次の日 


 シャヘン公国との戦争状態に突入した我がマグナテラ王国。ヤコブにはしばしの間、毒の治療のために寝込んでおいてもらう。この私が一時の間、国のリーダーとして振る舞うために。毒の治療はマナさんに死なない程度に治療させたのですぐに死ぬようなことにはならない。


 マグナテラの民たちにはヤコブ王が毒を隣国に飲まされたと報じて敵対心を煽り、戦争への士気を高めておいた。おかげで戦争賛成の空気を国内に作り出すことが出来た。


 あらかじめ準備しておいた軍備と転移魔法ですぐにシャヘン公国へ侵攻を開始。手始めにパーティ会場があった領地へ攻め入った。何故なら、うまく行けばまだ移動していない公王王を初手に捕らえて戦争を終えることが出来ると考えたから。


 招待されたとき、会場に隠れて用意した魔法陣で大量の兵士を転移させる。突然現れた兵士たちに敵兵たちは対応することが出来ず、すぐに制圧することが出来たという報告を受けた。


 制圧した会場には公王はおらず、既に王都へ出発した後だったらしい。会場の領主を拘束して、屋敷を占拠しておいた。そこを拠点に移動した公王を追撃するように指示を出す。



 執務室の椅子に座りながら現在の状況を知ることが出来る。我が国の魔道具の存在の丘上げで、これまでの歴史の戦争から見ればとてつもない速度で状況が進んでいる。戦争の歴史を私が変えたのだとしみじみと実感する。


 王都へ到着する前に公王に追いつくことが出来れば大規模な戦争になる前に終わらせることが出来る。とにかくスピードが重要だ。早く終わらせるほど兵士の損耗を減らし、ヤコブが復帰する前に次の戦争の準備ができる。


 追撃を兵たちに指示して、私はヤコブが寝込んでいる寝室に向かう。扉を開けると豪華なベッドに一人でぽつんと横になっているヤコブと看病している医者が目に入る。その顔は生気が弱く普段よりやつれているように見えた。


「ヤコブ、お体の具合はいかがですか?」


「ああ、サラか。まあ良くは無いが大丈夫だ。......君に迷惑をかけてしまったな」


「いえ、そんなことはありませんわ。必ずや毒を飲ませた者達には報いを与えます。それまでは仕事のことなど忘れて療養なさってくださいまし」


「そうは言うが私は王だ。国の事を考えねば」


「とにかく貴方は休んで早く元気になってください。子供たちもさびしがっておりますわ」


「あの子たちのためにも今は回復に集中しろと言いたいんだね、サラは」


「その通りです。だから今はご自身の事だけを考えてください」「ああ、そうだな。君の言う事は正しいな。では回復に努めるよ。この国をよろしく頼むよ」


「もちろんです。ヤコブの事頼みますよ」


 監視の命令を与えている医者によく見ているように言外に伝え部屋から出ていく。こうして実質的に国のトップに立つ事が出来た。


 子供たちが父親を心配しているのは本当だ。なので早く戦争を終わらせるためにも公王を討ち取ってってほしいが。現地に偵察用の兵器をいくつか送ってみるか。うまくいけばより早く発見できるかもしれない。


 早速、通話石を用いてレメクに連絡してみた。


「レメク、今すぐに偵察用に改良していた気球を準備なさい」


「久しぶりの連絡かと思えばいきなりだのう。そんなに状況が悪いのかのぅ?」


「いえ、状況自体はさして悪くありません。ただより早く終えるために必要なだけです。良いから準備できますか?」


面白かった!続きが気になる!と思ったら


下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援をお願いします。


面白かったら星5つ、つまらなかったら星一つ、正直なお気持ちで全然大丈夫です!


ブックマークも頂けると最高にうれしいです。


何卒よろしくお願いいたします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。