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プロローグ

 学園の卒業パーティーで、僕は断罪される。


 第二王子を害した罪で。


 衛兵に取り押さえられ、彼の目前へと差し出されていた。


 俯いていた顔を上げ、じっと彼を見る。


 普段の温厚な姿からは想像も出来ないくらい、顔を歪めている。



「君は王子なんだからそんな顔をしないで」



 喉奥まで出かけた言葉を飲み込み、彼の姿を脳裏に刻みつけていた。


 不思議と心は凪いでいた。



 奴らは狡猾で鋭いから。


 細心の注意を払わないといけなかった。


 こうするしかなかった。



 彼は目を見開いて愕然とした。


「どうして、どうして————」


 悲痛な声が響き渡る。




『チェックメイトだ』


誇らしげにニヤリと嗤う。




『素敵で華麗なショーを』


 


完結まで走り続けます、どうかお付き合いください。

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