第5話「“幼児集団誘拐事件”」
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10年前の3月20日に起きた、“魔女教”による“幼児集団誘拐事件”。
学校が春休みのその日、俺を除く妹のマチと、従妹のマリとマミ、幼馴染のユウトとフレンダの5人は公園で遊ぶ約束をしていた。
しかし、マチは風邪をひいてしまっため遊びに行けなくなり、代わりに俺がマチに変装してサプライズで公園に向かうことにした。
子供の頃の俺達は見た目も声もそっくりだったため、俺がマチの格好をすればバレることはほとんどなく、その日もほんのイタズラ心でマリ達を驚かせよう程度のつもりでマチのフリをして皆と遊んでいたのだ。
そして、気が付いた時には俺達は暗い部屋の中、“魔女教”の儀式部屋に連れて来られていたのだ。
公園からどうやってここまで連れて来られたのかは分からない。
後に守衛隊などの発表したところによれば、“魔女教”のメンバーの中に魔法とは違う特殊な能力、“超能力”を使える者がいて、その者が使った超能力『催眠術』で眠らされた俺達はそのまま大型車に乗せられてここまで連れて来られた、ということらしい。
その場所には、俺たち以外にも歳の近い少女達が大勢いて、どうやらその中に“雪月花”先輩達もいたようなのだ。
だが、当時の俺達は他の人達の顔なんか見ている余裕などなく、ただこれから何をされるのかという不安でいっぱいだった。
その拐われた子供達の中に、男はただ一人、俺だけだった。
いや、そもそも“魔女教”の連中は男である俺を拐う気は無かったようで、本当の目的は俺ではなくマチだったのだ。
たまたまこの日マチが風邪をひいて、たまたま俺がマチの格好をして皆と遊んでいたから事件に巻き込まれてしまった、というわけだ。
“魔女教”は、優秀な“魔法師”となりうる可能性のある少女達に狙いをつけ、拐っていたらしい。
その目的は、ズバリ【魔女】の復活。
俺達を拐い、眠らせている間に、俺達の身体に何かしらの措置を施した後、新たな【魔女】を生み出すための儀式を行おうとしていたらしい。
その辺りの事情は後になって知ったことで、当時の俺達は目が覚めると突然知らない場所にいたので、かなりパニックになっていた。
そんな中で、黒頭巾を被った男か女かも分からない“魔女教”信者達が部屋に数人入って来ると、その内の一人がボイスチェンジャーか何かで変えた声でこう言った。
『これから、お前達にはこの世界の人々を救済するための【魔女】様となってもらうための儀式を受けてもらう。
一人ずつこの陣の中に入り、祝福を受け、選ばれた者のみが【魔女】様として覚醒するのだ』
正直、何を言っているのかさっぱり分からなかった。
わけが分からないまま、一人の少女が黒頭巾に手を引かれて床の上に書かれた不気味な陣の上に寝かされ固定されると、黒頭巾達が何やら呪文を唱え始めた。
すると、陣の上に固定された少女は突然叫び声をあげ始め、じたばたと暴れ始めた。
だが、すぐにその少女は静かになり、やがて少女はピクリとも動かなくなった。
『コイツは【魔女】様では無かった。次だ』
黒頭巾達が動かなくなった少女を陣の上からどかすと、まるでゴミのように部屋の隅へと放り投げた。
その様子を見ていた少女達の中から恐怖の悲鳴があがった。
連中のしていることは理解出来なかったが、このままでは俺達はあの少女のように殺されてしまうと…!
「きゃああああっ!?」
「たっ、助けてぇえええっ!?」
『ち…っ!?大人しくしろっ!!』
当然、逃げ出そうとしたり抵抗しようとする少女達も現れたが、黒頭巾達に取り押さえられて、強制的に陣の上に乗せられては儀式の生贄にされては犠牲になっていく…
そして、とうとうその魔の手は俺の幼馴染達、マリ達に向けられようとしていた。
『次はお前達だ、こっちに来るんだ』
「や…、やめ…っ!?」
「く、くるんじゃねぇっ!?」
恐怖に怯えるマリ達を守ろうと俺達の前に出て庇おうとするユウトだったが、そのユウトもまた両足が震えていて、必死に恐怖と戦っているのが分かった。
だから俺は、男として皆を守るために黒頭巾に向かってタックルした。
『ぐおっ!?』
「ユウト達に手を出すなっ!!」
両足にタックルを受けた黒頭巾はそのまま受け身も取れずに背中から床に倒れた。
『痛…っ!?キサマ…っ、』
「うぉおおおおおっ!!」
黒頭巾が起き上がる前に、俺は馬乗りになって、黒頭巾を上からボコボコに殴りつけた。
『が…っ!?やめっ、ぎゃあっ!?』
「うぉおおおおっ!!…ごほっ!?ごほっ!?ごほっ!?」
無我夢中になって黒頭巾を殴り続けていた俺だったが、そこで極度の緊張と興奮から、発作が出てしまった。
「ごほっ!?ごほ…っ!?がはっ!?」
『この…、クソガキが…っ!!』
発作のせいで手を緩めてしまった俺に対し、先程まで殴られていた黒頭巾は激昂した様子で俺を掴んで立ち上がると、俺を思いっ切り壁に叩きつけた。
「がはぁ…っ!?!?」
「「マサト君っ!?」」
「「マサトぉっ!?」」
背中に受けた強烈な痛みで、頭の中がスパークし、口の中に鉄の味が混ざった酸っぱい液体が込み上げながら、俺はずるずると床に滑り落ちる。
『はぁ、はぁ…、クソっ!貴重な男のサンプルだからって調子に乗るなよっ!?本当なら【魔女】様になる資格すらないキサマのような男のガキが生きていられるのは教主様のっ、』
『そこまでにしておくんだ、同士』
俺を投げ飛ばした黒頭巾を、別の黒頭巾がなだめにかかった。
『彼は特別な人材だと教主様に言われたのを忘れたか?』
『し、しかし…、』
『彼は【魔女】様の因子を受け入れた唯一の男子なのだ。
きっかけは偶然で、教主様の気まぐれが起こした奇跡の適合者なのだ。
ぞんざいに扱うべきではない』
黒頭巾達はなおも何かを言い合っていたようだったが、その時の俺はそれどころでは無かった。
「マサト君っ!?しっかりしてっ!!」
「マサトっ!!マサトぉっ!!」
「だ、誰か薬っ!!それに手当てもっ!!このままじゃマサト君死んじゃうよっ!!」
「ちくしょうっ!てめぇら…っ、絶対許さねぇっ!!」
発作の苦しみと、背中から全身に広がる痛み(その時の俺には分からなかったが、全身の骨が折れたりしてかなり出血していたようだ)とで、俺の意識は朦朧としていて、すぐ近くにいるマリ達の声もすごく遠くから聞こえてくるような感じで、「ああ…、俺はこのまま死ぬのかな…」とそんなことを漠然と考えていた。
結果的に、俺達が儀式にかけられる前に、守衛隊の“戦闘魔法師”の人達が駆け付けて、“魔女教”のメンバー達と死闘を繰り広げた結果、双方に多大な犠牲を出しながらも、“魔女教”は壊滅寸前にまで追い詰められ、俺達はマミを除いて無事に保護された。
マミだけは戦闘のどさくさで行方不明となり、そして“戦闘魔法師”として駆け付けた俺やマリ、ユウト達の両親も、この戦いで命を落としてしまった…
俺自身も、あと少し救助が遅ければ、発作と出血のせいで死んでいたかもしれなかったとのこと。
*
「そっか、あの時の男の子がマサト君だったんだね!」
“魔女教”のトカゲ人間達の襲撃事件の後。
治療のために一足早く学園へと戻った俺は、治療を終えてユウト達に出迎えられた。
ユウト達には心配をかけたことを謝罪し、何が起きたかを簡単に説明した。
その後、事件の聴取を終えて学園へと戻って来たマリ達と“桜寮”で合流し(男のユウも来たがっていたが、強制的に男子寮へと帰した)、“雪月花”先輩達と一緒に“桜寮”の大浴場にて、10年前の“幼児集団誘拐事件”の話をしていた。
今この場にいるのは、俺とマリとユイ、そしてユウト、フレンダ、マチ、マリア、ユウキ、ユウナ、レンカに加えて“雪月花”先輩達。
当然、ここは大浴場なので全員裸で湯船に浸かっているわけで、大事なところなんか丸見えの状態だった。
一方、俺の方も当然皆と同じように裸なのだが、“TSモード”で女体化した状態で湯船に浸かっている。
では何故こうなったかというと、普段は部屋のお風呂で済ましている俺だが、「女の子同士なら皆で一緒に大浴場に入っても問題無いよね!」という恋人達の強引な一言でこうなったわけだ(俺に拒否権は無かった)。
そんなわけで、女子の体で風呂に浸かっていると、いつも以上に色んなところの違和感が凄かった…
おっぱいって、お湯に浮かぶんだな〜…などと関係無いことを思いつつ、なるべく先輩達の裸は見ないようにしながら、話を続ける。
ちなみに先輩達は寮が違うのだが、“魔女教”に関する情報を互いに整理し合うために、一緒に“桜寮”の大浴場に入っている。
「いやはや、まさかあの時のカッコ良かった少年とこうして再び巡り合うことになるとは…!どうやらボク達は運命の赤い糸で結ばれていたようだね!」
と、カノン先輩が大袈裟な身振りと口調でそう言う。
見ないようにと意識しつつも、お湯の中でぷるんぷるんと震えるカノン先輩のおっぱいにどうしても目がいってしまう、だって(心は)男の子だもん…
「運命の赤い糸かどうかは分かりませんけど…、でも、あの時に拐われたメンバーが“魔法少女”になっているというのは、偶然と言うには出来過ぎですよね」
「うん、確かにマリちゃんの言う通りだね。
あの時…、正確には私達が拐われてから、あの儀式が行われるまでの間に、私達の身体に“マジョリティ”因子が埋め込まれたのかも…?」
マリの発言に対して、セツナ先輩がそう推測する。
あと、カノン先輩の「赤い糸」発言に少しムッとしたのかマリの前半の発言に少し棘があるように感じた。
そんなマリのおっぱいは相変わらず天使のような美しさと形と柔らかさと大きさを兼ね備えた、まさに俺の理想とする最高のおっぱいで、見ているだけで幸せな気分になれるおっぱいだ。
一方セツナ先輩は、腕を胸の下で組んでいるものだから、その柔らかそうなおっぱいが持ち上げられて、俺のその視線を強引に奪おうとするが、恋人でも無い女性のおっぱいをじろじろ見るのはやはり失礼にあたるため、なんとか見ないように必死に視線をそらそうとする。
俺達が救出された後、数日に渡って身体検査がされたが、その際に身体に外科的手術が行われたような痕跡が見つかったという。
当然、俺達はそれまでにそういった手術経験は無かったため、“魔女教”に拐われた時に施されたものであることは間違い無いのだが、それが何の手術であるのかまでは分からなかった。
「あの時、黒頭巾の言ったセリフ、【魔女】様の因子というのが、緑川博士の言う“マジョリティ”因子、ということになるのか…?」
「その辺のことも含めて、改めて“マジョリティ”因子について調査を進めるって緑川博士が言ってたよ」
「わたし達や、マリちゃん達が“魔女教”の被害者だって事実は、緑川先生も知らなかったわけだし…、その辺の事情も含めて、再調査の必要がある、って…」
セツナ先輩とツキネ先輩がそうまとめた。
ツキネ先輩は、肩までお湯に浸かっているため、そのおっぱいはお湯と湯気に隠れて見えない。
残念なような安心なような複雑な気分だ。
「ま、何にしても、マミが生きとーってことが分かっただけでも一歩前進ってとこやな」
両手を頭の後ろで組み、背筋をそらしながらユウトがそう言った。
そのせいでユウトの爆乳おっぱいが持ち上がる。
男勝りな性格と口調とは裏腹に、人一倍女性らしい体型のユウトのおっぱいは、やはり何度見ても素晴らしい…!
「でも、マリちゃん達が戦ったトカゲ女の話が本当なら、マミちゃんは【魔女】になっとーかもしれんってことやろ…?」
「もしそれが本当なら、もうボク達の知ってるマミじゃないかもしれない、ってことだよね…」
マチとフレンダが悲しげな表情でそう続けた。
二人は俺の両隣にいて、そのおっぱいで俺の腕を挟みながら座っている。
お湯の中ではあるが、そのもちもちぽよぽよとした二人のおっぱいの感触は間違い無くおっぱいからしか味わえない極上の刺激で、男の体だったら、もうこれだけで射精していたかもしれないくらい気持ち良かった。
ちなみに二人が俺の両隣なのは、ジャンケンで勝ったかららしい。
「だとしても、生きとるんなら会える機会はきっとあるハズやし、その後のことを考えるのは、もう少し状況が分かってからにしよ?今はまだ情報が少な過ぎるけんね…」
「せやな〜…、対処法を考えようにも状況が分からん以上、今ここでこれ以上話してもどうもならんけんな…」
「そうだよね。マリちゃん達の心配は分かるけど、結論を急いでもいいことは無いしね…」
ユウナとレンカとマリアがそう結論付ける。
確かに三人の言う通り、マミが【魔女】になっているとして、それが一体どういう状態にあるのか(普通の人間とは違うのか、マミの意識はあるのか、などなど)情報がほぼ無いため、今ここでああだこうだ言っても答えは出ないだろう。
そんなユウナとレンカのおっぱいもまた素晴らしく、ユウナのはち切れそうな爆乳には夢と浪漫が詰まっており、レンカの巨乳は彼女の話す関西弁とは違って似非ではない本物の膨らみがあった。
そしてマリアは両手で隠してはいたが、そのおっぱいは間違い無くマリと同じ天使のおっぱいで、両手では隠しきれない程の魅力を放っていた。
「マミのことも気になるけど、アタイとしては“魔女教”の連中が変身したってのが気になるな」
「うん、トカゲ人間…、あの人達は“魔獣人”って言ってたけど」
ユウキとユイがその爆乳を揺らしながらそう言った。
この巨乳揃いのメンバーの中でトップ2の爆乳を誇る二人のおっぱいは、湯に浸かり重力から解放されたことで、さらにその大きさが強調され、この世のものとは思えない程の美しさと健康的なエロさがあった。
「それに関しては、今博士が回収した“魔女教”の遺体を調べているから近い内に分かると思うよ」
セツナ先輩が二人の疑問に答える。
「“魔獣人”か…、また厄介な連中がで出てきやがったな…」
「っていうか!ネオゴブリンといい、トカゲ人間といい、マサトは厄介事に巻き込まれ過ぎだろ!アタイはそっちも心配だ!」
「そうっちゃん!しかも今日なんか骨が折れるような怪我もしたって話やったし!」
「オレらが拐われた時もそうやったけど、あんま無茶はすんなよ?」
と、アカユウトリオが俺の前に集まってきて、俺のことを心配してくれる。
爆乳トリオが並ぶと、それだけで破壊力抜群で、視界いっぱいがおっぱいだけで埋まってしまう。
「あ、ああ…、心配かけて済まなかった。でも、骨折したとは言っても、今の医療技術ならすぐに治せる程度やったし、それに、俺は皆を守るためならどんな無茶なことでもやる覚悟やけん」
「「「マサト…♥」」」
「「マサト君…♥」」
「へへ、やっぱりボクらのマサトはカッコいいね♥」
「ユウ君が聞いたら発狂しそうなセリフね」
「さすがマサトはんやな、ウチも惚れ直したで、知らんけど♥」
俺の言葉に、ユウト達だけでなくマリ達も反応し、頬を赤らめた。
唯一、マチだけが頬を膨らませながらこう答えた。
「妹としては認められない発言やね。あの時、どんだけ心配したか分かっとーと…?」
あの時とは勿論10年前の“幼児集団誘拐事件”のことだ。
あの時、マチは一人で俺達の帰りを待ち続け、そして死にかけた俺を見てかなりショックを受けていたようだった。
そんなマチに、俺は「大丈夫だ」と言ってこう続けた。
「確かに無茶はするけど、でもそれは最終的に皆で笑って過ごすための無茶やけん、命をかけるとかそこまでの無茶はするつもりはないけん安心してくれ」
10年前は何も考えず、ただ皆を守るためだけに無茶をした結果、本当に死にかけた。
大切な誰かを守るために命をかけるってのは、字面は確かに美しいけど、そのために本当に命を落としてしまったら、その大切な誰かはどう思うか。
それは、本当にその人を守ったことになるのか…?
だから俺は、死ぬ覚悟ではなく、必ず生きて帰る覚悟を決めることにした。
生きて帰らなければ、本当の意味で大切な人を守ったことにはならない。
俺はその覚悟で、この“魔法少女”としての力を使っていこうと思う。
「その言葉、約束だからね、お兄ちゃん?」
「ああ、勿論!」
俺の腕をぎゅっと握りしめるマチ。
そのせいで、マチの柔らかいおっぱいがさらに俺の腕に押し付けられて、“TSモード”でなければ本当に危なかったと思った。
「ふふ♪大丈夫だよ、マチ君!マサト君のことは、騎士であるこのボクが!全身全霊を込めて守ってみせるから、安心してくれたまえ!」
カノン先輩がどん!と胸を叩きながらそう言った。
しかし言ってることはユウとあんま変わらないのにカノン先輩が言うと暑苦しさが無いのは何故だろう…
「あはは…、まぁ、騎士云々はともかく、先輩方のことは頼りにしていますので、よろしくお願いします」
俺は素直にカノン先輩に頭を下げた。
ぶっちゃけ、俺一人で恋人達皆を守ろうとか守れるだなんて思っていない。
物語の主人公を気取るつもりは毛頭無いし、それだけの力が俺にあるとも思い上がっていない。
だから理想は、互いに互いのことを守り合いつつ、それでも厳しい時はカッコつけずに全員で逃げるし、頼るべき先輩達がいるのなら遠慮せずに頼る。
自分達の弱さを認めること、それが本当の意味での強さである、というのが俺の信念だ。
「ま、難しい話はここまでにしとこや!せっかく“TSモード”のマサトはんとお風呂入っとるんやから、今はそっちを楽しまんとな♪」
と、レンカが両手をわきわきしながら俺の方に近寄ってきた。
「な…っ!?れ、レンカ…っ!?」
「女体化して美少女になるんは百歩譲って許せるけど、それでホンマもんの美少女であるウチよりおっぱいが大きくなるんは納得いかん!」
「んなこと言われても、」
「確かに。私やマリアちゃんよりも大っきいもんね…!」
「マリまで!?」
「というか、お兄ちゃんより大きいのってこのメンバーの中だとユイちゃんとアカユウトリオくらいやない?」
「わたしで今のマサトとちょうど同じサイズやね」
マチとユウナの言う通り、今の俺のバストサイズは97、ちょうどユウナと同じサイズで、それより大きいのはユウトとユイ、ユウキだけになる。
「かーっ!ホンマあり得んわー!
ウチかて巨乳美少女としてのプライドがそれなりにあったのに、このメンバーやと下から数えた方が早いなんてホンマあり得んやろ!92やで!?これで小さい方とかインフレし過ぎやろ!どないなっとんねん!?」
レンカの言う通り、今ここにいるメンバーの中だと、セツナ先輩の91が一番小さくてその次がレンカということになる。
改めて俺の周りの巨乳率どうなってんだ……?
「というわけでや!巨乳美少女としてのウチのプライド傷付けたマサトはんには責任とってもらうで!」
「いや、なんでだよ!?」
「問答無用や!マサトはんのそのおっぱい、たっぷり堪能させてもらうでぇ!!」
と、支離滅裂な事を言いながらレンカが、激しく水飛沫をあげながら俺のおっぱいに飛び込んできた。
「きゃんっ!?」
「おほーっ♥♥アカンっ!めっちゃ柔らかっ♥♥自分の触るのとは全然違うっ♥♥」
「ちょっ、やめ…っ、あぁんっ♥」
レンカにおっぱいをもみくちゃにされて、思わず変な声を出してしまった俺。
というか、これヤバい…っ!?
おっぱいがむずむずして、脳が痺れたような感覚と共に、股間の方が熱くなる感触が…っ!?
そうこうしていると、今度はマリ達が騒ぎ始めた。
「あー!レンカちゃん抜け駆けズルいっちゃ!!」
「そうっちゃ!最初はジャンケンで勝った私とフレちゃんって約束やったっちゃろ!?」
「そうだそうだー!」
「んなの忘れた!早いもん勝ちや!」
「ならオレだって!」
「ちょっ!?お前ら、落ち着…っ、きゃぁああああああっ♥♥♥」
恋人達にもみくちゃにされた俺は、全身に電気が走ったかのような衝撃と共に、股間から尿や精液ではない熱い体液が噴き出す感覚を初めて味わうのだった……




