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セカイの世界と異世界の融合記  作者: 気紛屋 進士
1/3

はじまり

はい、そこまで速筆じゃないのに平行して二作目を出してしまうおおばか者ですがよろしくお願いします

 祝日でもない月曜日

 名古屋圏内のちょっと田舎くさい町の一軒家の二階

 もう午前10時をすぎたのに、いまだ暗い部屋の中、

 そこで鳴り響く目覚まし時計の電子音(ベル)

 布団から時計に手が伸び、ベルの音を止める

 布団から少し眠そうにした青年が現れ

 背を伸ばし、眠たそうに髪をむしりながら


「⋯はぁあぁ⋯よく寝た、文化祭とか土曜日にやるなよって思ってたけど、平日に振替あるならいいかもな⋯」


 といった

 彼の名前は双葉セカイ、どこにでもいる高校生だ、唯一気になる点があるとすればそれは


「平日休みだといつも見れない深夜アニメがみれていいしな、さてスマホでネット配信の転生アニメでも見るかな」


 そう、アニメ好き⋯いや、アニメオタクなのである

 彼は特にファンタジーもの、つまり異世界転生や、転移ものが好きなのである


「⋯っとその前に⋯」


 彼はカーテンに手を伸ばし、カーテンを開け、部屋に光をいれようとした⋯

 だが、その瞬間世界と世界がぶつかったような大きな衝撃が走った

 その時彼は転倒した

 そして彼は意識を失った






 数時間後、彼は目を覚ました

 そして先ほど開けれなかったカーテンを開けようとした


「なんだったんだろ?さっきの?」


 そういいながらカーテンを開けた、

 彼の目には緑色の小さな人間のような生物が、逃げる女性を追いかけ、手に持つ棍棒で気絶させ、そこで強姦する様子や、空にドラゴンのような生物が飛んでいる様子が写った

 彼は体中から冷や汗をかきながら、すぐさまカーテンをしめた

 そして自室にあるノートパソコンへと向かい、

 情報を集め始めた


 ――――――――――――――――――――


 小一時間たつと彼はノートパソコンから手を離した

 情報がある程度手に入ったというのも理由だが、単純にノートパソコンのバッテリーが残り少なく、情報が中途半端になるのを避けたためだ

 コードを繋げばまだ使えそうなものだが⋯


「発電所もやられてるのか⋯」


 そう、ノートパソコンに供給される電力がないのだ

 彼が集めた⋯集められた情報はそこまでは多くなかったが、現状を知るには十分だった

 その中で重要だと彼が思った三つの情報は⋯


 まず一つ目、大きな衝撃が起きたあとモンスターなどが現れたこと

 二つ目、モンスターを倒すとRPGのようなステータスが手に入ること

 三つ目、モンスターによってほとんどの国が壊滅状態であること


 この情報を元に彼が取った行動は


「とりあえず魔物殺そう」


 彼はまず生き残るためにステータスを手に入れようと思った

 そのためカーテンを少し開け、外を覗いた

 そこにはいくつもの死体と、いくらかの緑色の体をした小さな人間のような生物がいた


「あの緑色のやつを仕留めるか⋯毎度毎度緑色のやつっていうのも面倒だし、ゴブリンとでも呼んでおくか⋯」


 彼がなぜそう名付けたかと言うと⋯


 ・緑色の体

 ・小さな人間

 ・強姦していた

 ・武器は貧相な棍棒


 という特徴がファンタジーアニメでよくでるゴブリンにある特徴に似通ってたからだ


「⋯でもどうやってゴブリンを倒す?」


 外に出て、バカみたくバットを振り回しても勝てるわけがないのだ、しかもそれで死んだら意味がない

 死ぬ危険が少なく、ゴブリンを殺せる方法

 少し考えるとその方法を思い付いた

 彼はそれを実行するために部屋を出、階段を降りた




 その一軒家の近く、一匹のゴブリンがいた

 そのゴブリンは群れからはぐれた、いわばはぐれゴブリンなのだが、

 その当のゴブリンは別に気にしていなかった

 なぜならここは、この世界は食べ物が豊富で、しかもこの世界の人間が弱く簡単に倒せるのだ

 そしてゴブリンの目の前には美味しそうな肉の塊がおちてきたことに気付いた

 ――なんてラッキーなんだ

 ゴブリンがそう思って肉を掴んだその瞬間、肉に影がかかった

 ゴブリンが不思議に思い、上を覗くと

 上から何かが降ってきて、ゴブリンを永遠の眠りへと誘った




 その光景を上から見ていた双葉セカイは、ガッツポーズを決めた

 彼は少し前、ゴブリンを倒す策を思い付いた

 それは餌でゴブリンを誘き寄せ、そこに重さのあるものを落とすというものだった

 彼は策を思い付いてすぐに一階のキッチンにある肉にたっぷりと香辛料などを着けて、しばらく放置し、それを餌とした

 そして次に重さのあるものを集めた、今回落としたのはダンベルであったが、一撃で仕留められなかったように他にも重いものを用意していた

 不意に彼の体が光はじめた

 彼がゴブリンを仕留めたことでステータスが手に入ったのだろう

 透明な板に彼の名前とその他の情報が記されていた



 名前࿒双葉セカイ

 職業࿒無職 Lv2

 攻撃力࿒25 防御力࿒23

 体力࿒78 素早さ࿒36

 魔力࿒10 スキルポイント13


 ・転職可能職業⋯盗賊 村人 学者

 ・転職するとスキルが手に入ります


 と、まあこんな感じだった

 彼は職業をすぐに盗賊に転職した

 盗賊職は転職可能職業の中で、唯一の戦闘職であると共に、有用なステータスが多いだろうと彼は考えたからだ

 するとステータスは変化した


 名前࿒双葉セカイ

 職業࿒盗賊 Lv1

 攻撃力࿒28 防御力࿒19

 体力࿒85 素早さ࿒48

 魔力࿒11 スキルポイント࿒13

 ・スキル⋯〈潜伏Lv1〉〈索敵Lv1〉〈ナイフ術Lv1〉

 ・獲得可能スキル⋯〈投擲〉


 彼は獲得可能スキルの〈投擲〉をスキルポイント3を惜しまずに払って獲得した

 そして机にあった消しゴムを地面にたてたペットボトルに投げつけると、

 ペットボトルは凄い勢いで吹き飛んだ


「⋯⋯使えるな、ナイフ術の方はどうなんだろうな⋯まあとりあえず、武器集めだな」


 彼は家の中から使えそうなものを集めはじめた




 彼は30分ほどでいくらかの武器になりそうなものを集めていた

 カッター2本に替刃6本、尖ったヤスリ2本、古めの包丁3本、その他にも武器になりそうなものが彼の部屋に集められた

 彼は集めた武器の中で古い包丁でナイフといえるほど刃を研いだ包丁を手に持ち、簡単に振るってみた

 それはそこそこな腕前だった


「ナイフ術も使えるな」


 その時だった

 ――ガッシャーン

 窓が割れる音がした、家の中から

 彼は〈索敵〉スキルで家の中を探索した

 しかし〈索敵〉のレベルが低いのか家の中全体の索敵はできなかった

 それでも敵が家に入ったことはわかった


「モンスター退治のチュートリアルって所か」


 彼の家に入り込んだのはゴブリン6体、

 先ほどセカイが殺したゴブリンの仲間であるようだ

 彼は先ほどの包丁を右手、使いかけのカッターを左手に持ち、〈潜伏〉スキルと、〈索敵〉スキルを使い、敵と合間見れようと、立ち上がり、部屋から足を踏みだした

前書きの通りおおばか者なのでこちらの方はもう一作よりも遅筆となりますが、どうぞ勘弁を

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