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{完結済み}私のゴーストは優しくて強いのです。そして誇れる敵なのです!  作者: 猫こんた


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88話 傷だらけの守護者

私は先にフローズンさんから先に銭湯で待っていてと言われ、私は椅子が並んでいる場所に座っていた。

(でもここの街の銭湯って行ったことなかったな)

銭湯はあまり行かないが呼ばれたのなら行くという程度だ、そして数分後、フローズンさんがやってきた。

「待った?」

「数分待ったね」

「それじゃ、行こっか」

後ろには少し大人しそうな人がいるけどフローズンさんの姉なんだよね?

「後ろにいる人って」

「ああ、私の姉だ」

「どうも、セリア・莉奈です~」

フローズンさんとは違い、どこか清楚な雰囲気を纏っていた。

「あっ、ちなみにこいつ性欲の権化だから」

「も~フローズン~そんなこと言わないの」

「こんな清楚な見た目をしてるけど……中身はえげつないのかぁ」

「そんなことを言ってると、食べちゃうゾ♡」

私はその一言で立場が分かってしまった。

(これ……私被捕食者だ!?)

その後、私はフローズンさんに守られながら莉奈さんの猛アプローチを受けることになるのだった。

「それでさ、この十字架の首飾り、一体何なの?」

「これか?セリア家の血筋が首にかけてあるペンダントだ、これを開けると身分証明書が入ってる、セキュリティーガバガバだねー」

「これって金属製?」

「そうだね、これでムカつく人を人殴りしたら即ヘブンだよ」

「振り回したら強そうだなぁ」

「これの本当の目的はね、セリアっていう家系は本当に殺し屋が多いんだ、それで死体も残らなかった時のための身分証明ってところかな」

そう言ってペンダントを見せてきた。

「これ首にかけてると本当に肩がこるんだよねぇ~」

「そうなんだ……」

「一度かけてみる?」

「いいの?」

そう言ってフローズンさんはロザリオのペンダントを私の首にかけてもらった、するとズンという重さで通常じゃ考えられないほどの負荷がかかった。

「うおっ!?」

「そりゃそうなるよね、ちなみに姉のロザリオは軽いんだ、逆に私のは重い、銃弾が入ってるからね」

「そんな違うんだ……」

「ロザリオの重さ=命の重さと言ってもいいのかもしれないね」

その言葉を言ったフローズンさんの背後には莉奈さんが居た。

「あれぇ?それは言わないお約束じゃなかった?」

「……いいだろ、実際莉奈は欲望のままに殺して回ってるんだし」

「でもミッションは達成してるんだよ?そこは褒めてほしいな」

「それで、あの子のケアはどうしたんだ?」

「あ~あの楪ちゃん?今私の家で匿ってるよ、親が返せと言ってるけど、あの家庭環境じゃあの子は耐えられないね、それにあの子自身もあの家に残りたいってさ」

「そりゃあんたが強姦したからでしょ」

「えへっ、ばれた?」

その声にいち早く反応したのはどこかから見ていた切り裂きジャックだった。

「お前が……お前が!!」

「あー、一応楪は女」

その言葉を聞いた切り裂きジャックは霧のように消えていった。

「さっきの人はいったい誰?」

「レ〇〇を許さない幽霊だね、でも百合は想定外だったらしい」

「へぇ~レ〇〇は許されないけど百合は許されるのかぁ~さすが変態大国、ジェンダーバイアスないのね~」

「いや多分あの幽霊の価値観で処刑対象か見極めてるんでしょ、しらんけど」

どうしてあのタイミングで飛び出してきたのかは知らないが……というかどこにひそんでいたんだ!?

「じゃ、お風呂に入ろうね~」

「あっ、助けて千尋!」

「いってらっしゃーい」

私は莉奈さんに連れていかれるフローズンさんを見送り、私はタオルを持って風呂場に向かった。


最後まで見てくれてありがとうございます。

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