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{完結済み}私のゴーストは優しくて強いのです。そして誇れる敵なのです!  作者: 猫こんた


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104話 巫女の来訪

元の場所に戻ってきた私たちは集合場所に戻り、一旦寺に戻ってきた。

「そういえば森熊村は荒れたままだったね」

「そうだね……でも何かが変わったかもしれないし、少し時間を置くか」

その時、寺の門が開く音がした。

「はーい」

私は寺の門にいるであろう人を見に行った。

「どうも、あの時助けていただいた杉浦です」

「杉浦……?どなたですか?」

「あなたの名前は栗栖千尋ですね」

「そうですが……どうして私の名前を?」

「数十年前、私を悪鬼から救ってくださいましたよね」

その時、悪鬼という言葉で私は連想出来た事、それは助けたあの子が今目の前にいると言う事。

「あの時の女の子なのか!?」

「そうです、消えた時からあなたを探していました」

「……ご飯とかどうしてるんだ?」

「それは大丈夫です、自分だけで生きていけているので」

「そうか、なら安心だな」

帰りが遅いと心配した巴さんは私の様子を見に来た。

「どうした~?」

「どうも、九丈巴さん、お久しぶりです」

「ああ……って誰だ?」

「さっき助けたあの子だよ」

「助けたあの子……あっまさか!?」

「そうです、助けられた恩を返しに来ました」

「恩か……」

巴さんはそう呟き、その場を離れた。

「そういえばあなたって巫女の服をしてるけど、神社の仕事をしてるの?」

「いえ、昔からこの服を着ていたのでなじみが深く、着忘れた事はないです」

「そうなんだ……」

私はこの子を綾瀬さんに言うかどうか迷っていた。

「でも私が会ったときは小さかったのに大人になったのね」

「そうですね、でもあの時と出会ったときのままの姿、不思議ですね」

「不思議かもしれないね」

「それで、この後はどうします?」

「綾瀬さんに一度会わせたいけど、少し怖いなぁ」

「どうしてなの?」

「あの人巫女服フェチだから……」

「でもいいじゃんか、私の巫女服を評価してもらえるから」

「なら行ってみようか」

私は綾瀬さんにこの子を会わせることにしたが変なことにならないかが不安だ。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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