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第3話 「闘種の王」〈1〉炎魔(マタリシュヴァン)

(^ー^)ノRPG要素の追加でゴーレム作りですw

第3話 「闘種の王」〈人は得るもので生計を立て、与えるもので人生を築く〉

We make a living by what we get. We make a life by what we give


〈1〉草創歴0444年4月20日


逃げることは悪じゃない。後退して得られる勝利もあるさ。

霊都「ジュライ」を出発して約7日目。

俺逹(俺とアムの2人)は「亜人の森」に足を踏み入れていた。


そもそも、亜人種デミヒューマンの住むこの森と「銀色の鷹騎士団アルカノスト」との開戦は避けられない事実でもあった。

にも関わらず、亜人種デミヒューマン擁護派の男装の貴族さん改め、男装の煌王女さんのワガママに振り回され、ろくに観光(?)も出来ず、不満ストレスは溜まる一方。


挙句にヘンド辺境伯マーグレイヴの都市、アムルブルグを夜逃げ同然に脱出エスケープ

丸一昼夜、俺の可愛い神馬スレイプニル大嵐テンペストにも無茶をさせて走らせてしまった。


ヒヒヒーーーン ブフンッ


気にするなって?大嵐テンペストよ、なんて可愛いヤツだ。


大嵐テンペストの知能値が+1強化されました。》


だが、嘆いてばかりもいられない。

半馬半山羊イッペラボス喜劇コメディアのはからいで入手ゲットした、この元サム家当主専用の黒檀馬車、勝利者ヴィクトリが俺のものになった。

これは黒くて丈夫だし、とても良いものだ(笑)。


キリキリキリ…


おっ?車輪ホイールが急に軽くなったな。


勝利者ヴィクトリの知能値が+1強化されました。》

勝利者ヴィクトリの器用値が+1強化されました。》


そしてもう1つ。

森に入った直後に、俺の頭に落ちてきた黒い卵。

孵化して生まれたのは、黒い綿毛のような鳥の雛。

その名はクロちゃん(命名アム)である。


ピイッ?


クロちゃんの定位置は俺の頭の上だ。

何故か、そこから離れない。

多分、俺を親だと思っているのだろう。


《クロちゃんの知能値が+1強化されました。》


母性本能がくすぐられるな(笑)。

大きく育てよ〜。


ピイピイッ〜〜♪


ついでに俺が背負う竜刀がアムドゥシアスだ。

言うまでもないが(?)相棒のアムである。


『ついでにって何っ!?最後に扱いが軽いじゃん!?』


◆ ◆ ◆


亜人の森の延焼はあらかた収まったようだ。

しかし、一部ではまだ炎が燻っている。


さすがに森と言うだけあって、赤松パインの高木も太いものが多く、根も張り出して地面はデコボコ。

馬車で進むのは正直、しんどい。

ましてや、頑張っているけど大嵐テンペストは火に弱いようだ。

勿論、木造の勝利者ヴィクトリは言うに及ばずだ。


キリ…キリ…


車輪ホイールが重い。


『まあ、急いでも状況は変わらないと思うよ?僕の見た感じ、例の騎士団は撤退してるみたいだし。』


確かに戦いの喧騒は聞こえて来ない。

それは亜人種デミヒューマンが銀色の鷹騎士団アルカノストとやらに制圧されたと見ても良いのか?

普通に判断すれば、だ。


「で、どう見る?」


俺は御者席から後ろを振り返り、不安げな表情である男装の煌王女さんに声を投げかけた。

この男装の煌王女さん、その名をアスラシア・トーパチオ士爵と言う。


同席するのは女中メイドさん番号1ことメアリ・カンタダと、女中メイドさん番号2ことアンリ・ヒヨシマである。どちらも給仕事着エプロンドレス革鎧レザーアーマーという奇抜な姿だ。

メアリは亜麻色ルチルクォーツの髪と瞳で、えくぼが魅力的チャーミングな、なかなかの胸囲バストの持ち主さん。

アンリは金糸雀色ベリルの髪と深紅ピジョンブラッドの瞳の、活動的な雰囲気の持ち主だ。胸囲バストは平均値以下か。


「…そうですね。交戦があった事は間違いないでしょう。しかし、銀色の鷹騎士団アルカノストの一方的な制圧になったとは考えられません。」


ほほう。そう言わせるのは、この森を治める闘種アスラって奴だな。

男装の煌王女さんが言うには、相当強いようだが?期待出来そうだな。


「…しかしだ、いくら煌王女でも、そんな奴等に打診もせずに会えるのか?なんかツテでもあんのか?」


「…そ、それは。」


あっ、言葉を濁しやがった。


言いたくない事があるんだろうが、今は男装じゃなくて、夜会時の濃緑色ペリドット長袖舞踏衣ソプラヴェステ姿の清楚なまま。

俯いて顔を曇らせる姿は、どことなく儚く見える。

おっと。ところがどっこい、中身は家事能力ゼロのまるでダメな貴族なのだ。


「…と、ところでステリアス殿…その頭の上のものは???」


ん?


「ああ、これはクロちゃんだ!空から降ってきた。よろしくな!」


ピイッッッ♪


クロちゃん、ちゃんと挨拶をした。

偉いなあ〜。


ピイッ〜♪


『何たって、僕が名付け親だからね〜って、あ、痛いっ!痛たたた。止めてよ、クロちゃんっ!?』


クロちゃん、竜刀を猛烈にツツいている。


《クロちゃんの戦闘力が+1強化されました。》


そんなもんツツいたら、クチバシが汚れちゃうよ。


ピイッ〜♪


「…そんな…いえ、まさか…。」


「あん?なんだ?」


男装の煌王女さん、それっきり口をつむってしまった。

何なんだ?

そう言えば、このジ・ハド煌王國ジ・ハド・トゥインコル・キングダムは空を飛ぶ鳥を国家象徴として、食べる事を禁じてるんだったな。


唯一食べれるのは、飛べない鳥の「トルマリン鳥」ってのがいる。

まあ、この国の人間はそれも滅多に食べないらしい。

ただ、トルマリン鳥の卵はよく食べられる。


クロちゃんの紹介も終わり、我らが勝利者ヴィクトリも5㎞程度進むと視界が開けた場所に出た。

そこは戦場跡か。なかなかに凄惨な現場だ。


こりゃ酷い。


ピイッ〜〜〜。


おお、クロちゃん。ヨシヨシ。泣いちゃダメだぞ。


俺はクロちゃんを頭に乗せたまま、御者席から降り立った。


所々に打ち捨てられた死骸は、どれも戦闘痕の傷口を負っている。

頑張ったな。

彼等も彼等で一生懸命戦ったんだろう。

…彼等、なのかな?


それは獣の頭部を持つ亜人種デミヒューマンである。

他にも大型の獣型生物も打ち倒されていた。背にスピアが深々と突き刺さっている。


「…ステリアス殿、これは狼人種コボルト戦人イクサビト達です。」


ああ、それそれ。

確か、この亜人の森に住む大多数の、約60%は狼人種コボルトっていう亜人種デミヒューマンだったな。

もっとも、一概に狼人種コボルトって言っても、その血縁種の範囲は広い。

東方辺境でも狼人種コボルトは有名な種族で、俗に言われるのは狼の頭を持った個体である。

通常、生息地は山奥の坑道を好む性質がある。


「もっとも多いのは彼等、戦人イクサビト狼頭ウルフヘッドですが、狼形ハウンドウルフも彼等と意思疎通が可能な点で、狼人種コボルトの分類に含まれていますわ。」


ほほう。転がってる狼っぽいのはそれか。それで、それで?


「中でも狼人ウェアウルフはもっとも少数ですが、族長の血統として心技体ともに他を凌駕する戦人イクサビトです。まれに、この狼人ウェアウルフと人間の間に子供が産まれることがあります。その子を半狼人ハーフコボルトと言います。」


「ふ〜ん。しかし、随分詳しいじゃないか?さすがは亜人種デミヒューマン擁護派だな。」


いや、皮肉を言ったつもりはなかったんだが、そんな顔をするなよっ、て表情の男装の煌王女さん。

なんかに触れちゃったかな?

まあ、いいけどね。


『デリカシーの無い男だよ、君って男はさ〜。』


デリカシーじゃ飯は喰えんだろうが(怒)。


それにしても、騎士団の遺体は無いな。

自分達の遺体は丁重に持って帰ったって事か。

そんだけの余裕があるってことは、今回は亜人種デミヒューマンの劣勢と見るべきかな?


いや、早合点する必要は無いか。


「で?その闘種アスラの集落って言うか、郷か?どこにあるのか場所は分かってんのか?」


「あっ…それは、はい。」


あっ、そこは分かってるんだ。


とは言え、この森の大きさは横に150Km、縦に90Kmと広大だ。

一朝一夕で辿り着ける場所ではないだろう。

難関もあるだろうし、このあぜ道では大嵐テンペスト勝利者ヴィクトリでどこまで進めるか?って問題もあるな。


ヒヒヒーン ブフンッブフンッ


大丈夫だって。お前達を置いていかないぞ。

お前達は俺のもんだ〜。


ピイッ〜?


勿論、クロちゃんもな(笑)。


とりあえず、ここに滞在するのも居心地が悪い。

どっちの勢力に見つかっても、ただ事じゃ済まない気がするな。


《ステリアス・シーヴァは能力スキル〈予感〉(NEW)を獲得しました。》


ともあれ、俺達はあぜ道を西へと辿るのであった。


◆ ◆ ◆


炎が燻っていた。


正確には、その中心に潜むものは息を潜めつつ、狂いそうな狂気に身をよじっていた。

己が血が滴り落ち、それが紅蓮の炎となって広がってゆく。


森に散ってゆく火種。

生まれ育ったこの森を焼くことは偲びない。

だが、それはもう止めることが出来ない。


ああ、最期にもう一度、あの子に逢いたかったな。


その獣の脳裏に少女の面影がよぎる。


あの子は人間の世界に行ってしまった。

亜人種デミヒューマンと人間が仲良くなれば、きっとあの子はまた森に帰って来てくれると信じていた。


でも人間が来て、斬られてしまった…痛い…憎い…このまま死ぬのは嫌だ。


憎しみが心を焦がし、それは走り出した。

もはや止まることは出来なかった。

炎の矢となり、森を駆け抜けることで周囲が炎に包まれる。


人間がいる!


これ以上、人間に好き勝手はさせない。

この森は我々と、あの子が帰ってくるべき場所だから。


だから、お前達はここで焼き殺す!


◆ ◆ ◆


いやあ、この殺気は久し振りにビンビンくるね。


『あらま。どうやら狂気ファナテックの精霊に取り憑かれてるっぽいねぇ。』


ともかく、ちょっとこの炎は始末に悪いな。

大嵐テンペストも熱に弱ってるし、勝利者ヴィクトリが燃えちゃかなわんし。


《ステリアス・シーヴァは能力スキル〈暑耐性〉(NEW)を獲得しました。》


俺逹は炎に取り囲まれていた。


「おいっ、お前ら。飲料水の樽を開けて勝利者ヴィクトリ大嵐テンペストにかけろ!」


え〜?って嫌そうな顔をするんじゃないよ。女中メイドさん番号1と2よ。

お前達はホント、沐浴で水をジャ〜ジャ〜無駄に使い過ぎだからな(怒)。


「…りょ、了解ですう〜。」


「…わ、分かりましたー。」


さてと、これ以上熱くなったら堪らんから、とっとと退場してもらおうか。

俺の目線の先には、血に這い蹲った紅蓮の炎に彩られる魔物が1体。

体長は優に3mを越える。


こりゃ大きいな。

大きさ的には、あの半馬半山羊イッペラボスと大差ないが、横幅が広い。

まさに巨獣ジャイガンティックって感じだ。

威圧感も半端ないな。


『この子、あれじゃないの?』


あん?あれって?


『いや、だから君が欲しがってた、例のあれだよぉ。』


…あっ、これが噂の炎獣パイローブってヤツか?


なるほど、手足の先から炎が噴き出し、長い尻尾なんかは炎と一体化している。

地味にカッコいいな(笑)

でもあの毛皮、こんな深紅ピジョンブラッドの色合いだったっけ?もっとこげ茶っぽかった気がする。


「おいっ、コイツが炎獣パイローブで間違いないか?」


…あれ?男装の煌王女さん、蒼白の眼差しで立ち尽くしている。

俺、またなんか言ったか?


「おいっ!どうした?」


「…確かにあれは…炎獣パイローブに間違いありません。…ですが、どうかステリアス殿!あの子を殺さないで下さい…あの子は…。」


はあぁぁぁ?


いや、個人的に毛皮が欲しいんだが?


『またそういう事を言うんだから…。』


まあ、素直に話すなら聞いてやらん事もないけどな?


「…あの子は…私が母上からいただき、育てた炎獣パイローブなのです。…とても穏やかな性格の子なのです。」


いや、牙を剥き、殺気をビンビンに放っているんですが?

お前の目は節穴か?


「とりあえず、話は分かった。だが、あの傷じゃ長くは生きられないだろうな。それとも、お前は信仰系ピスティス術式が使えんのか?」


男装の煌王女さん、俺の言葉に顔を覆って嘆き始める。

嗚咽が漏れていた。


あーあ。湿っぽいのは嫌いなんだよな。


その炎獣パイローブは右前脚、左後脚を失っているし、腹部に幾分深い傷口を負っていた。

もって半日と言ったところか?

逆に、よく遭遇(再会)出来たと言ったところだ。


「苦しませずに殺してやった方が、コイツの為だと思うがな、俺はな?」


「……。」


あっちではヒーヒー、ハーハー言いながら水かけ大会が始まっている。

楽しそうだな(笑)。


大嵐テンペスト能力スキル〈炎耐性〉(NEW)を獲得しました。》


勝利者ヴィクトリ能力スキル〈熱耐性〉(NEW)を獲得しました。》


ピイッ♪ピイッ♪


なあ、クロちゃん。

俺もあっちに参加したいぜ。


…で、答えは出ないか。


まあ、大事な愛玩動物ペットみたいなもんだったんだろう。

答えをここで出せってのも、酷な話しか。しかし時間は無い。


「どうする?」


「…私は…ステリアス殿にお任せします…。」


了解だ。

俺は懐から携帯用小刀フォールディングナイフを取り出し、男装の煌王女さんに握らせる。


「…チャンスをやる。お前の手でヤツの生命を止めろ。」


えっ?って表情の男装の煌王女さん。

そりゃそうだよな。いきなりじゃ訳わかんないよな。


『まさか、あれをやる気なのぉ?』


ああ、そのまさかだ。すまんな。


「おいっ、女中メイドさん共っ!!勝利者ヴィクトリの中から、あの全装甲冑フルフェイスプレートアーマーを持ってこーいっ!」


「「はっ、はひーーー。」」


旅立ちの日、男装の煌王女さんが着込んで登場した、ガシャン!ガシャン!の鎧を2人がかりで運び出す女中メイドさん番号1と2。

ヒーヒーハーハー(笑)言ってるとこを見ると、やっぱそれ重いんだね。

実に重量感ありそうな代物だ。だがそれが良い。


そして俺はもう1つ、懐から必需品を取り出す。

光り輝く「賢者の核石ワイズマン」だ。


『いいのかい?あれを使ったら、僕は5日間は休眠状態になっちゃうからね?』


分かってるって。

それでも、頼むから竜絶壁オーバーマインドだけは継続させてくれよ。


『その位なら大丈夫だけどね〜。』


となれば、やるべき事は1つだ。

竜種ドラゴンの力で摂理を捻じ曲げ、魂を再構築させる。

そして俺は炎獣パイローブの毛皮を無傷で入手ゲット

これなら一挙両得だろ?


『はいはい。結局、君はいいヤツなんだよね〜。』


うっさい。さっさとやれよ。


《第…1…2…危険…4…位階・竜杯降臨エランヴィタール…発動》


《対称〈炎獣パイローブ〉個体名〈アケ〉ランク〈3.5+〉衰弱中。狂気ファナテックの精霊の干渉を受けています。》


次元隔離の遮断幕オーロラが俺達を包み込む。


ピイッ〜〜!?


「ス、ステリアス殿!?これは??」


この空間では天地が逆転する。

そしてこの空間の全てを把握管理するのは、俺と、俺の相棒のアムだけだ。


「おいっ、コイツの名前は?」


意識朦朧とする炎獣パイローブの瞳は、徐々に光を失いつつある。

出血の量も半端ない。


狂気ファナテックの精霊が分離しかかっているから、急がないとマズいねぇ。』


しょうがない。もう1つ賢者の核石タリスマンを使うか…。

もう大出費だ。


「おいっ!聞いてんのか?時間がねえぞ。コイツの名前だよ!」


「はっ、はいっ!あの子の名前はアケですっ!!」


アケ」。その名は、幼いあの子が名付けてくれた名前だ。

誰だろう?僕の名前を呼んでくれたのは?

それは綺麗な銀緑色ウヴァロヴァイトの髪の女性だった。


ああ…君だったんだね。

帰って来てくれたんだね。

もう一度、君に会えて良かった…。


「我、ステリアス・シーヴァが汝に問う。我が名の下に古き名を捨て、新たな名を与えん。されば、我が声に応えよ。」


アケか…朱色ルベライトって意味なら、良い名が閃いたぞ。


「我が声に応えるならば、新たなる生と共に名を与えん。お前の名は赤道イクェイタだ。」


《命名の儀、了承》


《命名、赤道イクェイタはステリアス・シーヴァの運命補正効果により、大幅な成長補正を受けます。》


『オーケー。あの炎獣パイローブ君、受け入れるってよぉ。』


炎獣パイローブの瞳は従順の意を示している。

ほほう。じゃあ、やるか。


「おいっ、分かってるな?やれ。」


俺は男装の煌王女さんに命じる。


手順はちょっと違う(?)が、これは魔道兵ホムンクルスの製造過程である。

そうと理解し、アスラシアは涙した。


「アーシア様っ!」


「アーシア様、頑張ってでーす。」


女中メイドさん番号1と2も後押しをする。

女の友情ってやつかな?


意を決し、両手で握った携帯用小刀フォールディングナイフを構え、その刃を炎獣の胸に突き立てる。


《報告。竜杯降臨エランヴィタール効果エフェクトにより、炎獣パイローブ赤道イクェイタ〉の霊性が賢者の核石タリスマン1に移動しました。》


まあ、この炎獣パイローブの魂を賢者の核石タリスマンに移して、普通の魔道兵ホムンクルスにするんじゃ芸がないもんな。

頼んだぞ、アム。


《報告。竜杯降臨エランヴィタール効果エフェクトにより、狂気ファナテックの精霊が賢者の核石タリスマン2に封印されました。》


『はいはい、準備完了だよ。次行くよ。』


俺の手の中で、2つの賢者の核石タリスマンが眩いぐらいに光り輝き、浮かび上がる。


しかし、こうも都合よく全装甲冑フルフェイスプレートアーマーがあるのも怖いな(笑)。

しかも素材マテリアルが総 妖銀鉱ミスリルとは申し分ない。


《賢者の核石タリスマン神数ゲマトリア化を開始します。完了。》


全装甲冑フルフェイスプレートアーマーの擬似 生命樹セフィロト化を完了。外骨格として併用します。完了。》


《賢者の核石タリスマン1〈赤道イクェイタ〉を擬似 霊子核エメットとして流用します。完了。》


《賢者の核石タリスマン2〈狂気ファナテック〉を擬似 第五元素アイテール循環回路として流用します。完了。》


伝達経路パトス神経の接続を確認。完了。》


光が交差し、瞬く間にそれが誕生した。


《報告。炎魔マタリシュヴァン人造兵ゴーレム。固有名〈赤道イクェイタ〉が誕生しました。》


赤道イクェイタは相生相剋〈火気〉属性を獲得しました。》


ふむふむ。いい出来じゃないか?


ピイッ〜♪


おっ。俺の頭の上のクロちゃんも納得の出来だ。


『…見た目はまるっきり、ただの全装甲冑フルフェイスプレートアーマーだけどねえ〜。』


そうだなあ。

じゃあ、アイツの毛皮で外衣マントを付けるか?


『…僕もうダメ…眠い。』


お疲れさん(笑)。まあ、ゆっくり休んでくれ。


そんな俺達(俺とアムの2人)に敬礼する赤道イクェイタの姿に、ドン引きする男装の煌王女さんと女中メイドさん共であった…。


◇ ◇ ◇


ステリアス・シーヴァ【竜絶壁オーバーマインド発動中】

種族〈シーヴァ族〉

階級〈傭兵〉

所属国〈傭兵大隊預かり〉


カテゴリー〈8.5-〉

戦闘力 61

防御力 56

生命力 85

回避値 55

知能値 47

器用値 43

魔力値 58


相生相剋〈火気〉属性 44

相生相剋〈木気〉属性 33

相生相剋〈金気〉属性 25

相生相剋〈土気〉属性 36

相生相剋〈水気〉属性 38


竜技ドラゴニックアーツ

九十九式(下位)見えざる(ブリトマルティス)赫炎かくえん〈火気〉

九十九式(下位)束縛 (カリュプソ)の静謐せいひつ〈水気〉

九十九式(下位)復讐 (エイレイテュア)の逆鱗〈土気〉

九十九式(下位)開闢 (アイオロス)の威風〈木気〉


戦技バトルアーツ

一刀両断

十文字斬り


固有能力パーソナルスキル

竜の血眼(竜眼第1位階)

轟炎ピュラリスフィールド

ソース乙女ヴァジニティの加護〈15%〉付与ギフト


能力スキル

大剣 剣 手斧 槍 棍棒 小盾 軽装 隠蔽 偽装 物理抵抗 精神抵抗 魅了

毒耐性 寒耐性 虚言耐性 邪眼耐性 敵意耐性 幻視耐性 脚力 看破 打撃

軽業 殺気 嗅覚 聴覚 追跡 鑑定 察知 聴き流し 威圧 命名 馭者 疾走

解体 連携 釣り 加工 応援 大工 恫喝 腕力 投擲 調理 予感(NEW)

暑耐性(NEW)


魔力系マグス術式

下位(基本三原理)火属性イグニス付加ギフト

下位(基本三原理)火属性イグニス魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)火属性イグニス誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)水属性アクア付加ギフト

下位(基本三原理)光属性ルーメン付加ギフト


眷属ファミリア

大嵐テンペスト

喜劇コメディア

勝利者ヴィクトリ

クロちゃん

赤道イクェイタ(NEW)


称号

赤き竜人

傾国の貴公子


装備

竜刀アムドゥシアス〈大剣〉【竜絶壁オーバーマインド発動中】

属性:暴君LV820〈聖遺物レリクス級〉

付与効果:暴君の加護〈第1位階〉

剣撃物理破壊力ソードアーツ増幅

竜技ドラゴニックアーツ増幅

所持者固定契約〈魂〉

耐久値:980/∞


竜面マルティコラス〈仮面〉

属性:竜面の者LV250〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:竜因子アデック封印

自己再生

耐久値:200/∞


朱鎧ハーフクロスアーマー〈皮鎧〉

属性:朱虎の皮LV15〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗〈皮〉

耐久値:85


携帯用小刀フォールディングナイフ〈小剣〉

属性:雷鉱石ブロンティアLV30〈特殊兵装ユニーク級〉

付与効果:物理特化

雷属性トニトルス付加ギフト

耐久値:150


黒衣(黒色ジェット)〈外衣マント

属性:結界種セフィラーLV300〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:結界生成〈守護遮断(反射率リフレクト)〉

物理特性〈闇・土〉30%増幅ブースト

防寒〈永続化〉

耐久値:350


所持金

煌皇金貨13枚

煌白銀貨805枚

煌赤銅貨20枚


所持品

賢者の核石タリスマン×3(−2)

岩塩

獣油オイル

下着チャスズ〈服〉×5


◇ ◇ ◇


アスラシア・トーパチオ(アスラシア・ジ・ハド・プージャ)

種族〈人間種ヒューマン煌王家ブライッネス

階級〈士爵〉

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈1.7+〉

戦闘力 15

防御力 13

生命力 26

回避値 18

知能値 20

器用値 20

魔力値 12


火属性イグニス2

水属性アクア6

風属性エア10

土属性テラ4

光属性ルーメン5


戦技バトルアーツ

重撃波ブレイクダウン


固有能力パーソナルスキル


能力スキル

剣 槍 投槍 投擲 騎士槍 小盾 軽装 甲冑 隠蔽 偽装 男装 礼節 乗馬


魔力系マグス術式

下位(基本三原理)風属性エア付加ギフト

下位(基本三原理)風属性エア魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)風属性エア誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)水属性アクア付加ギフト

下位(基本三原理)水属性アクア魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)水属性アクア誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)光属性ルーメン付加ギフト

下位(基本三原理)水属性ルーメン魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)水属性ルーメン誘導波動ソリュード


称号

元煌王女

亜人種擁護派

士爵


装備

長袖舞踏衣ソプラヴェステ濃緑色ペリドット)〈服〉

属性:羊毛ウールLV20〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

保温

耐久値:10


頭髪飾フィレット(髪飾り)

属性:妖銀鉱ミスリルLV80〈特殊兵装レア級〉

付与効果:霊力構築〈妖銀鉱ミスリル

守護膜シェル


宝槍オクタゴン〈騎士槍〉

属性:結界種セフィラーLV250〈王権威レガリア級〉

付与効果:結界生成〈守護遮断〉

耐久値:330


鋼鉄の剣〈剣〉

属性:鋼LV10〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理特化

耐久値:50


◇ ◇ ◇


メアリ・カンタダ

種族〈人間種ヒューマン

階級〈女中メイド

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈2.0+〉

戦闘力 18

防御力 20

生命力 23

回避値 19

知能値 43

器用値 46

魔力値 22


火属性イグニス10

水属性アクア6

風属性エア3

土属性テラ4

光属性ルーメン12

闇属性テネブライ2

雷属性トニトルス3


戦技バトルアーツ

狙撃妙技アンブッシュテクニック

高性能誘導化弾ホーミング

二重残撃ツインスラッシュ


固有能力パーソナルスキル


能力スキル

剣 小剣 細剣 弓 大弓 杖 楯 小盾 軽装 重装 隠蔽 偽装 奇襲 連携

調理 管理 精密操作 礼節 接待 騎乗 精神抵抗 販売


魔力系マグス術式

下位(基本三原理)火属性イグニス付加ギフト

下位(基本三原理)火属性イグニス魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)火属性イグニス誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)水属性アクア付加ギフト

下位(基本三原理)水属性アクア魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)水属性アクア誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)光属性ルーメン付加ギフト

下位(基本三原理)光属性ルーメン魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)光属性ルーメン誘導波動ソリュード

中位(戦略アグレッシオ級)火属性イグニス波動ブラスト

中位(戦略アグレッシオ級)光属性ルーメン波動ブラスト

中位(戦略アグレッシオ級)光属性ルーメン障壁シールド


称号

文法強化グラマー級騎士 クレイン紋章グループ

トーパチオ家の女中メイドさん番号1


装備

魔弓ネブラディスク〈大弓〉

属性:魔鉱石アガメムノンLV80〈特殊兵装ユニーク級〉

付与効果:魔力伝達〈戦技バトルアーツ増幅ブースト

耐久値:150


革鎧レザーアーマー〈軽装〉

属性:獣皮LV10〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久値:50


給仕事着エプロンドレス〈服〉

属性:麻製リネンLV10〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久値:5


携帯用小刀フォールディングナイフ〈小剣〉

属性:鋼LV5〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理特化

耐久値:30


◇ ◇ ◇


アンリ・ヒヨシマ

種族〈人間種ヒューマン

階級〈女中メイド

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈1.9+〉

戦闘力 20

防御力 22

生命力 26

回避値 19

知能値 35

器用値 41

魔力値 8


水属性アクア7

風属性エア5

雪属性プルイーナ5


戦技バトルアーツ

斬り崩し (サイドブレイク)

跳ね返す領域 (ソードフィールド)

一撃必殺ファーストストライク


固有能力パーソナルスキル


能力スキル

大剣 剣 小剣 槍 投槍 騎士槍 騎士楯 盾 小盾 軽装 重装 甲冑

隠蔽 偽装 潜伏 連携 細工 裁縫 作成 精密操作 礼節 接待 騎乗

接客


魔力系マグス術式

下位(基本三原理)水属性アクア付加ギフト

下位(基本三原理)水属性アクア魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)水属性アクア誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)風属性エア付加ギフト

下位(基本三原理)風属性エア魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)風属性エア誘導波動ソリュード

下位(基本三原理)雪属性プルイーナ付加ギフト

下位(基本三原理)雪属性プルイーナ魔道弾ブリッド

下位(基本三原理)雪属性プルイーナ誘導波動ソリュード


称号

分析系広範囲活動アナリシス級騎士 クレイン紋章グループ

トーパチオ家の女中メイドさん番号2


装備

魔剣ティル・オイレンシュピゲール〈大剣クレイモア

属性:魔鉱石アガメムノンLV100〈特殊兵装レア)級〉

付与効果:魔力伝達〈戦技バトルアーツ増幅ブースト

貫く刃

耐久値:180


革鎧レザーアーマー〈軽装〉

属性:獣皮LV11〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久値:55


給仕事着エプロンドレス〈服〉

属性:麻製リネンLV9〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久値:4


轟炎の縫い針〈針〉

属性:軟化鋼鉄スチールLV200〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:物理抵抗貫通〈永続化〉

相生相剋〈火気〉属性〈永続化〉

裁縫特化〈裁縫・加工・生産・作成 能力スキル50%増幅ブースト

耐久値:250


双角種のファー(黒色ジェット)〈服〉

属性:結界種セフィラーLV250〈聖痕武器スティグマ級〉

付与効果:結界生成〈守護遮断(反射率リフレクト)〉

物理特性〈闇・土〉30%増幅ブースト

保温〈永続化〉

耐久値:300


◇ ◇ ◇


大嵐テンペスト

種族〈神馬スレイプニル

階級〈神馬スレイプニル変種+〉

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈2.4+〉

戦闘力 24

防御力 29

生命力 26

回避値 27

知能値 37(↑1)

器用値 21

魔力値 13


相生相剋〈金気〉属性 14

相生相剋〈土気〉属性 1


戦技バトルアーツ


固有能力パーソナルスキル

運命補正効果(眷属ファミリア


能力スキル

脚力 聴覚 嗅覚 積載 牽引 疾駆 咆哮 迅雷 踏付け 炎耐性(NEW)


称号

ステリアス・シーヴァの神馬スレイプニル


装備

馬鞍〈軽装〉

属性:獣皮LV8〈通常ノーマル級〉

付与効果:物理抵抗

耐久値:60


◇ ◇ ◇


勝利者ヴィクトリ

種族〈付喪神つくもがみ木曜種+〉

階級〈馬車(黒檀)〉

所属国〈ジ・ハド煌王國 (ジ・ハド・トゥインコル・キングダム)〉


カテゴリー〈1.8−〉

戦闘力 0

防御力 50

生命力 45

回避値 20

知能値 21(↑1)

器用値 16(↑1)

魔力値 5


水属性アクア2

風属性エア5

木属性アルボル5


相生相剋〈木気〉属性 5


戦技バトルアーツ


固有能力パーソナルスキル

運命補正効果(眷属ファミリア

自我


能力スキル

盾 物理抵抗 自己再生 即死耐性 睡眠耐性 幻覚耐性 石化耐性

狂気耐性 積載 格納 熱耐性(NEW)


称号

ステリアス・シーヴァの眷属ファミリア


◇ ◇ ◇


クロちゃん

種族〈鳥天種エフェメラ

階級〈雛鳥ガッリーヌラ

所属国〈オーウム世界コミュニティ


カテゴリー〈0.3+〉

戦闘力 6(↑1)

防御力 5

生命力 9

回避値 5

知能値 23(↑3)

器用値 5

魔力値 0


風属性エア5

光属性ルーメン5


戦技バトルアーツ


固有能力パーソナルスキル

運命補正効果(眷属ファミリア


能力スキル

結界耐性 魅了 聴覚 直感 覚者


称号

漆黒の剣姫

ステリアス・シーヴァの眷属ファミリア


◇ ◇ ◇


赤道イクェイタ(NEW)

種族〈人造兵ゴーレム

階級〈炎魔マタリシュヴァン

所属国〈亜人の森〉


カテゴリー〈2.5−〉

戦闘力 26

防御力 55

生命力 35

回避値 15

知能値 15

器用値 10

魔力値 10


相生相剋〈火気〉属性 15(NEW)


火属性イグニス12


戦技バトルアーツ


固有能力パーソナルスキル

運命補正効果(眷属ファミリア)(NEW)

擬似 生命樹セフィロト妖銀鉱ミスリル〉(NEW)

擬似 霊子核エメット(NEW)

擬似 第五元素アイテール循環回路(NEW)

主典インタプリタ戦技バトルアーツ再現度50%)(NEW)


能力スキル

爪 甲冑(NEW)物理抵抗 精神抵抗(NEW)幽体(NEW)即死耐性 睡眠耐性

石化耐性 狂気耐性(NEW)炎耐性 硬化 障壁 威圧 覚者(NEW)


称号

アケ

ステリアス・シーヴァの眷属ファミリア(NEW)

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