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初めての作品でまだまだつたないところがあるかと思いますが、よかったら楽しんでいってください。
(……はやくっ!帰らなくちゃっ!!)
私は店の明かりやきらびやかなイルミネーションが綺麗な大通りを全速力で走る。
なぜかって? それは最近はまってる乙女ゲーム「君と恋に落ちる瞬間」 通称「君恋」を一秒でもはやくプレイする為だ。
私、 佐藤 優25歳。会社員。
今日は定時で帰って、お酒を飲みながら「君恋」の隠しキャラを攻略する予定が、同僚に彼氏とデートだからと仕事を押し付けられた為、帰りが遅くなってしまったのだ。
(くそっ……!何が彼氏だ!…………羨ましい……)
彼氏いない歴=年齢の私にとってはとても羨ましい。
なんなら私も一度でいいから「彼氏とデートだから」と言ってみたい。
(いいもんっ! 私には君恋があるから!よそはよそ!うちはうちだ!)
そう自分に言い聞かせながら更に走るスピードをあげる。
……以外と25歳ってまだまだ若いなぁなんて考えながら走っていると、急に横から強い衝撃を受け宙を舞った。
―――――――っっ!!!
全身の痛みに耐えながら目をうっすらと開けると、そこには大型のトラックと赤く染まったアスファルトが見えた。
(……あぁ、私トラックにひかれたのか…)
早く帰宅し、「君恋」をプレイする事ばかり考えていた私は、周りを全く見ておらず、爆走しながら曲がってきたトラックに気づかなかったのだ。
(私ってほんとバカだなぁ……)
たくさんの人の声や救急車のサイレンの音がだんだん遠くなり、目の前が真っ暗になったところで私は、意識を手放した。
(…………)
目を覚ますとそこには見たことがない天井が広がっていた。




