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心の声  作者: 明樂
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22/22

告白

私たちは空いてる教室に来た。

「藍。あのね、実はさ。」


「ん?」


「僕と……より戻して欲しい。」

澪くんの目は真剣だった。


「……その、私……あの……。」

私は俯いた。





ガラッ



「抜けがけなんて、澪らしくないね。」


「おま……。」

顔を上げると上原くんが来ていた。


「俺も瀬川さんが好きなんだ。」


「僕も藍が好きだ。」


『どっちがいい?』

2人の男の子に突然迫られ、どうすることも出来ない。

私はどうすればいいのかな……。



2人のどちらかを選ぶなんて……。

「……ごめんなさい。」


『え!?』


「私はどちらかを選ぶなんて出来ない。だから、ごめんなさい。」


『……。』


「まずは2人とも友達から始めましょ?」

私はニコッと笑い教室から出ていった。






廊下を歩いていると、前から同じ学年の子が歩いていた。

《あいつ……うざい……死ねばいいのに》

軽く肩が触れた。


「……?」

今日も私は心の声が聞こえる。

そしてこの力があるかぎり私は問題を解決していくであろう。



この力を使って、私は争いをなくしたい。

毬子みたいな人をこれ以上増やしたくない。



だから私は今日も心の声を読む。




《END》

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