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告白
私たちは空いてる教室に来た。
「藍。あのね、実はさ。」
「ん?」
「僕と……より戻して欲しい。」
澪くんの目は真剣だった。
「……その、私……あの……。」
私は俯いた。
ガラッ
「抜けがけなんて、澪らしくないね。」
「おま……。」
顔を上げると上原くんが来ていた。
「俺も瀬川さんが好きなんだ。」
「僕も藍が好きだ。」
『どっちがいい?』
2人の男の子に突然迫られ、どうすることも出来ない。
私はどうすればいいのかな……。
2人のどちらかを選ぶなんて……。
「……ごめんなさい。」
『え!?』
「私はどちらかを選ぶなんて出来ない。だから、ごめんなさい。」
『……。』
「まずは2人とも友達から始めましょ?」
私はニコッと笑い教室から出ていった。
廊下を歩いていると、前から同じ学年の子が歩いていた。
《あいつ……うざい……死ねばいいのに》
軽く肩が触れた。
「……?」
今日も私は心の声が聞こえる。
そしてこの力があるかぎり私は問題を解決していくであろう。
この力を使って、私は争いをなくしたい。
毬子みたいな人をこれ以上増やしたくない。
だから私は今日も心の声を読む。
《END》




