ジンと言う大商人と末娘
皆様、新しい物語が綴られました。
お楽しみ頂ければ幸いでございます。
それでは、お楽しみください。
次の日、目を覚ますと六時頃のようだ。
アラーム付きの腕時計が欲しいな。
さて日課をしよう。
【『アリステリア』様、本日も御加護を。】
「アーサーは毎日祈りを?」
ジャスティンが起きて来た。
睡眠を邪魔しちゃったかな?
【ええ、毎日の日課なんですよ。】
『アリステリア』様、またお会いしたい。
「さて、支度を致しましょう。」
そう言ってジャスティンと顔を洗いに行く。
洗い終わりタオルで顔を拭う。
【ジャスティンさん、皆を起こして来ますね。】
「はい、僕はその間に準備をしておきますね。」
【それでは、後程。】
「後程。」
そう言うとリズ達の部屋へと向かう。
コンコン
ドアをノックする。
するとドアがゆっくりと開く。
出て来てくれたのはベスだった。
「ヘファさん・・・おはようございます・・・・。」
【おはよう、ベス。他の皆は?】
「まだ寝てます・・・。」
【起こして支度をしようか。】
「お出かけですか?」
【この街の一番偉い人の所に挨拶に行くんだ。】
「・・・皆を起こします。」
【着替えたら一階においで、顔も洗おう。】
お出かけ用の服を三人分出す。
極端にサイズが変わっていなければ大丈夫だろう。
そんな事を思っていた時期が俺にもありました。
「ヘファさん・・・あの、その・・・胸が・・・。」
ベスが泣きそうに言って来る。
ありゃあ、舐めてたか・・・。
【ベス、ちょっと寸法を測るね。我慢してくれるかな?】
「はい・・・分かりました・・・。」
寸法を測ると時間をかけずに治して行く。
ついでに旅行用と普段着も直しておいた。
ベスは何時からこんなきついのを付けていたのだろうか・・・。
俺は馬鹿だ。
もっとこの子達にも目を向けていればこんな事にはならなかったはずだ。
帰ったら成長期の子達の服を作るのを最優先しよう。
直しが終わりベスが安心したころには良い時間になっていた。
ベスが二人にも言ってくれたのだろう。
その二人はワクワクしているようだ。
「お、紅玉様、準備は整いましたか?」
【おはよう、ガルド殿・・・待たせたかな?】
「いえ、五分前です。時間通りですよ。」
「皆さん、可愛くなられましたね。」
【俺の力作ですからね。】
【ではいいのだな、ヘファイストスよ。】
【ええ、では、ガルドさん案内をお願い出来ますか?】
「かしこまりました。表に馬車を待たせていますので、乗って頂けますか?」
「「「はーい!」」」
六人で乗るのも大丈夫な広い馬車だった。
全員が乗り込み、ガルドさんが御者台に乗ると動き出した。
何と言うか、俺もワクワクしていた。
朝になるとあの賑やかさが無くなっていた。
夜が明けると、そのナリを潜めた街の中を馬車が行く。
御者台から繋がっている小窓が開くとガルドさんが話しかけてくれた。
「ヘファイストス殿、予定を言っておきますね。」
【お願いします、ガルドさん。】
「到着しましたらジン長老と朝餉を食べて頂きます。好きな物を用意しますので、御安心してください。」
「「「っほ。」」」
リズ達は安心したようだ。
御堅い晩餐会の時の事を思い出したのだろう。
「その後に商談を致しましょう。」
「ジン殿は我らの売る物が分かっていらっしゃるのですか?」
「ジャスティン殿、ジン様は御存じですよ。フロスト・ドラゴンの牙や骨などの部位ですね。」
「成程、では食事の後を楽しみにしております。」
「ジャスティン殿、「食事」も楽しみにして下さいませ。」
「これは失礼を、では、そうさせて頂きましょう。」
「バイジンでは、頂いたレシピを元に各御店で研鑽して料理を提供しておりますので帝国よりも美味い物だと自負しております。」
やっぱりか、昨日の炒飯も餃子も格段に美味かったしね。
だけど、美味い物を食べれるんだから良い事だよね。
でも、ノモスには言っておかないといけないね。
帝国の方が不味いと言われたらたまらない。
折角の料理も美味しいって言われるようにしないとね。
「ねえ、お兄さん。」
【どうしたの、リズ?】
「き、緊張して来たから手を握っても良い?」
「ヘファさん・・・私も・・・。」
【そんなに緊張しなくても良いんだよ?ドリュカス様の時だってそんな事なかったじゃない?】
「う、うん。でも・・・何かが違うの、何かが分からないのだけど。」
「リズ姉に・・・同意します・・・。」
こんな時に一番敏感なマオはどう・・・。
エキドナに抱き着いていた。
うーん、そんなに気になる要素は見当たらないんだけどな。
まあ、皆が安心してくれるのならこれぐらい安い物だね。
こうして馬車は目的地に向かって行った。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「ジンお父様、もうすぐ紅玉殿とお会いできるのですね?」
「ああ、『蘭』。もうすぐじゃ、もうすぐお前の望みが叶うかもしれん、後はお前次第だ。」
「お父様、今までありがとうございました。」
その女性は深々とお辞儀をする。
「紅玉殿、いや、ヘファイストス殿ならば、必ずやお前の事を気に入って下さるはずだ。」
「お父様の期待には応えます、御安心を・・・今までありがとうございました。」
「その言葉は、まだ早いのではないかな?」
「いえ、私の運命が、やっと動き出すのです。これもお父様のおかげです。」
「・・・本当に良いのか?」
「はい、私は運命に従いましょう。」
「・・・。」
「そのような顔をなさらないでくださいませ、末娘の門出でございますよ?」
「苦労をかけるな・・・「蘭」・・・。」
「お父様、私はこの運命に抗う事が出来ると思っております。」
「・・・っふ、それでこそ、わしの娘じゃ。気を付けて行くんじゃぞ?」
「はい、お父様。」
そう言うとお父様はすっきりした顔をして部屋を出て行く。
「お父様、出来る限りの事を致します・・・御安心下さい。」
「姫様、そろそろ到着のお時間でございます。」
「そうか・・・もうそんな時間ですか・・・。」
「「姫様・・・。」」
「女媧はいますか?」
「ここに。」
「私の命、貴方に任せます。」
「その大役、必ずや!」
「愛琳は?」
「御嬢様の側に・・・。」
「貴女の知恵を貸して頂戴。」
「私の身と心は御嬢様の物です。如何様にでも・・・。」
「では行きます。ついていらっしゃい。」
「「っは!」」
ドアを潜り一歩、振り返る。
そこには大切に育てられた部屋が・・・想い出があった。
「もう・・・戻る事は無いでしょう。」
「御嬢?」
「御嬢様?」
「いえ、何でもありません・・・それでは、行きます。」
「「っは!」」
その三人は進んで行く。
まるで、最後の別れをするかのように・・・。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「ジャスティン殿、紅玉殿、御嬢様方、到着しましたよ。」
「これは・・・。」
ジャスティンがその建物を見上げる。
「すっご・・・。」
「凄く・・・高いです・・・。」
「ほあ~・・・。」
【これはまた・・・。】
【ヘファイストスよ、我の住処もこのぐらいにせよ。】
【いやいや、無理ですよ・・・。】
現在の木造建築技術では五階建てがやっとのはずだと親方連中に言われた事がある。
ただし、例外があるとは言われていた。
【例外って・・・ここの事か・・・?】
そう伝統的な建物で、何とその階数は十階建てらしい。
ガルドさんが自慢をする。
いやいや、木造で十階建てだなんて、流石のファンタジーなのだろうか。
これ・・・築何年よ?
一階から二階へ行くのに幅の広い大階段がある。
その脇に並ぶ使用人さんの数、約五十人ずつで・・・大体百人位かな?
【凄いですね・・・。】
馬車から外に出ると、その圧倒的なスケールで迫る建物の格が分かる。
「これだけではありませんぞ?」
と、ガルドさんが言うと、入り口に配属されている使用人さん達から歓迎の声が上がる。
「「「オーガの牙、ジャスティン殿。紅玉、ヘファイストス殿。その妹様方、そして竜族の御子たるエキドナ様。歓迎を致します!」」」
大歓迎だ。
流石に驚いたぞ。
リズやベス、マオが俺の後ろに隠れてしまった。
こんな事は初めてだろうからなぁ。
お、ジン殿だ。
ガルドさんが近寄って行く。
報告をしているようだ。
馬車で約一時間。
この建物が見えなかったのは周りの建物もそれなりの高さがあったからだろうか?
入り口に着く頃には見えていたはずなのだが、ガルドさんと話していたので誰も気づかなかった。
と、ジン殿が近づいて来たので挨拶をする。
【ジン殿、このように歓迎されるとは思いませんでしたよ。】
「ほっほ、たまには良いじゃろう?」
【いえいえ、たまにでも驚きますね。】
「それならば大成功と言う事じゃよ。」
「ジン殿、改めまして、「オーガの牙」でリーダーをさせて頂いております、ジャスティンです。」
「おう、鉄壁の、噂は聞いておるぞ。竜の素材の事はわしに任せるが良い、悪くはせんぞ?」
「ありがたく。」
「して、そちらが竜の御子殿か?」
【エキドナと呼ぶが良い、挨拶は済んだな?飯を所望するぞ。】
「【あははは・・・。】」
遠慮ねえなぁ、この子。
「そうじゃな、まずは腹ごしらえをするか・・・ついてまいれ。ガルド、御苦労じゃった。」
「長老、失礼致します。」
そう言って御辞儀をすると、ガルドさんは俺達に挨拶をして去って行った。
ここからはジン殿が案内をしてくれるらしい。
「まずは広間へと向かうぞ。お嬢ちゃん達、緊張しておるのか?」
「そんな事はございません、長老様。」
「少し・・・ですが、皆がいますので・・・大丈夫です・・・。」
「大きい家ですねー!」
「ええ、どれだけの財があるのか、見当もつきませんね。」
【リーダーよ、我の住処もこのようにだな・・・。】
「かっかっか、素直な感想はいいのぉ。」
【エキドナさんはギルドランクを上げないとですね。】
【ギルドランクだと?】
【国民権を取りませんと家すら建てられませんよ?】
【なんだと!リーダーよ、その国民権とやらを早く取らせるのだ!】
「戻ったら取りに行きましょう。」
【楽しみが増えたぞ!さあ、飯だ。ヘファイストス、飯に関しては遠慮はしないぞ?】
「ジン殿、申し訳ありません。」
【ジン殿、すみません・・・。】
「かっかっか、気にするでない。今日は山海の珍味を出すでな、ヘファイストス殿の意見も聞きたいんじゃよ。」
【俺で出来る事でしたら、遠慮なく申し付けください。】
「うむ、では行くとするか。」
そう言うジン殿の後をついて行く。
入り口のガラス張りの扉を従業員さんだろうか?が、開けてくれたのでジン殿に続いて俺、リズ達三人、エキドナ、ジャスティンの順に入る。
【そう言えば、ジン殿。昨夜の事ですが】
「ああ、悪魔族の事じゃろう?それも相談したいんじゃよ。」
【分かりました、後程詳しくお話をしてください。】
「うむ、飯の後にな。まずは嬢ちゃん達をもてなそう。」
【心遣いに感謝を。】
「かっか、それで聖剣は持ってきてくれておるのじゃろう?」
【はい、後程、御渡し致しますね。】
「楽しみな事よな、後はな・・・まあ、その時で良いじゃろう。」
【後程を楽しみにしております。】
グゥ~・・・
【ジンとやら、腹が減ったぞ。朝餉はまだか?】
「かっかっか、まずは飯じゃな。」
「【申し訳ありません・・・。】」
と、ジン殿の後をついて行く。
「そう言えば、ヘファイストス殿。」
【はい、いかが致しましたか?】
「お主の懐に・・・いや、あの子が決める事であろう。」
【?】
「さあ、ついたぞ。嬢ちゃん達もお待たせしたな。思う存分食うとええ。」
ドアボーイが観音開きのドアを開けると、山のような料理が俺達を出迎えた。
【クケケケ、リーダーよ、もう良いな?】
「せめて行儀よく食べてくださいね、エキドナ。」
【マナーなんぞ我には必要ない、行くぞ、リズ、ベス、マオ!】
「は、はい!」
「リズ姉・・・料理は逃げませんよ・・・?」
「凄い料理の山ですね!」
【これは美味しそうですね。】
「係りの者に言えば好きなだけ取ってくれるからな。遠慮せずに食すが良い。」
【ありがとうございます、ジン長老。】
「「「ありがとうございます、ジン長老!!!」」」
この子達の目が輝いている。
俺はその顔を久しぶりに見た気がした。
こんなにもこの子達を放っておいたのだろうか?
これからも、チョットした事でも良いので連れて来よう。
危険と判断した場合以外だけどね。
ルイス達とも相談しよう。
相談する相手も連れて行ってほしい所なのだったら、検討しなければならないだろうからね。
リズ達に対しての事を反省する。
駄目な兄貴だな。
次からは気を付けよう。
こうして朝御飯を腹いっぱいに食べた俺達であった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
朝御飯の後、ジン殿と素材の事で話をする。
その間リズ達は第二階のアクセサリー展示売り場へと連れて行ってもらっている。
ジン殿からの好意で案内をして頂いている。
支配人でありのジン殿の息子で『ジイン』と言う人だった。
もう分かって来たよ。
目が商人の人の目なんだもの。
リズ達はアクセサリーの露店で大丈夫なのだろうか。
リズとマオは花より団子だし、ベスは本に興味があるはずだ。
そう思ったが好意なので受けておく事にした。
こっちはこっちでさらに上のジン殿と交渉するからだ。
「フロスト・ドラゴンと聞いてはいたが・・・冷気属性なのだな?」
【左様です、ジン殿。冷気属性で、しかもドラゴン特効の牙でございますよ。】
「ヘファイストス殿、これは良い物じゃの・・・で、どうじゃ。ヘファイストス殿が作ってくれるのならば、買取価格は跳ね上がるじゃろうよ?」
【ヘルシャーの件があるので出来る限り早めに売買したいのですよ。】
「そこは分かるが、価値を上げる為じゃよ。いかがかな?」
【ジン殿にそこまで言われると弱いですね・・・分かりました。では、俺が作りましょう。】
「おお、これで安心じゃわい。買取も高く出来ると言う物じゃ。」
「アーサー、大丈夫ですか?」
心配したジャスティンが声を掛けてくれるが、ここは今後の為にも受けておかないとね。
【ギリギリになりそうですが、やってみます。任せてください。】
「では、任せるとしようか。」
【では、早速支度にとりかかりましょう。】
「では、頼みます、アーサー。」
【工場をお借り出来ますか、ジン殿?】
「構わんよ。」
「お父様、それでは、私が案内致しましょう。」
「・・・そうか。では頼めるか、蘭よ。」
「御任せください、御父様。」
その蘭と言う人に視線が動く。
髪の毛が床にまで届きそうな青味がかった黒の髪。
整った顔をしている。
その中でも人を引き込もうとするその両目は切れ長の美しい紫色を帯びた目で、思わずジーッと見てしまったほどの美しさだ。
眉と唇は美しさを保ちながらも、自分を主張するように整っている。
肌も色白・・・白粉は塗っていなさそうだな。
そして胸である。
隠す事をしないその張り出した胸。
間違いなく巨乳である。
俺の巨乳スカウターが動いたからね。
目の行くところはそれだけではない。
スリットから覗く足はとても美しい。
その女性は、白のチャイナドレスのような服のスリットから魅せられるその美脚を、隠す事なくこちらに歩いている。
ジン殿が「蘭」と言っていた名前のように蘭の花を連想させる美しい人だった。
うほー・・・でも巨乳の件で不遇なんだろうか?
その蘭と呼ばれた女性は挑戦的な微笑みを俺に向けて来る。
それだけではない。
女性には二人の付き人らしき人物が少し後方の左右に控えている。
右側の女性は見るからに武官であろう。
第一印象は豹のような女性だった。
その出で立ちは身長の高さもさることながら、無駄についている筋肉は無い。
所謂「細マッチョ」と言う物だろうか?
女性用のフルプレートを着ている。
装備している物の色が黒いので白い肌との差が美しく、女王様と呼びたくなるような着こなし方だ。
こちらも、美人である。
それに、フルプレートでは隠し切れない程の良い体付きをしている。
筋肉は隠れているのだが、そのスタイルである。
こちらも巨乳の人でフルプレートからでも分かる。
立派な巨乳である。
武器にはウィップを選んでおり先程も言ったが女王様・・・いやいや、人を見かけで判断するのはやめよう。
俺の悪い癖だ。
最後の三人目、こちらの女性の第一印象は鷹である。
三角形のちょっときつい感じの眼鏡をかけているからか?
その女の子はナナリーと同じように眼鏡を付けているのだが、印象が全然違う。
あれだ、ナナリーと印象が違うのは、こちらの女性はインテリとか言う奴だ。
三人目はこれもまた女の子で「蘭」と呼ばれた女性と同じように色違いの青のチャイナドレスを着こなしている。
程良く女性の柔らかさが出ている身体つきである。
先程の武官の女性と違って柔らかそうだ。
でも、女性特有なのだろうか、筋肉が多少あった方が俺は好みだ。
この女性は美乳であるだろう。
それでも綺麗だ。
そう、三人共女の子である。
「お初にお目にかかります、ジャスティン様、紅玉様、エキドナ様、御嬢様方。ジンの末娘で、蘭花と申します。齢十七でございます。」
続いて黒い装備の女性が名前を名乗る。
「御目に掛かれて光栄であります。「女媧」と申します。御嬢様の護衛であります、以後よろしくお願い致します。」
そして三人目の女性が名乗りを上げる。
「「愛琳」と申します、以後、お見知りおきを。蘭花御嬢様の専属のメイドでございます。よろしくお願い致します。」
この人は・・・そうか、隠れた護衛なのだろう。
何と言うか、動きに芯があるとでも言うのか?
とにかスキが無い。
「・・・あ、っと、オーガの牙のジャスティンです。」
お、ジャスティンが蘭花さんに見とれてたぞ?
珍しい事もあるもんだ。
【ヘファイストスです。三人共、よろしくお願いしますね。】
【エキドナである、よろしくするが良い。】
「皆様方、こちらこそ、よろしくお願い致します。」
蘭花さんは、そう言って跪いて来る。
二人もそれに習う。
末娘と言っていたな・・・娘!?
ジン殿って何歳なのだろうか、頑張りすぎだろう。
「ふふふ、紅玉様の打つ剣はどのような物であるのか・・・是非、お見せくださいませ。」
「左様ですな、御嬢様。」
「御嬢様、御案内を。」
「紅玉様、こちらでございます。」
【ジャスティンさん、あの子達の事、頼みます。エキドナもお願いしますよ。】
「分かったよ、アーサー。」
【任せるが良い、ヘファイストス。】
蘭さんは、何で俺の前に現れたのであろうか?
とにかく、まずは魔剣や魔槍を作って、無事に取引を終わらせたいものだ。
こうして俺は三人の案内で、工場に向かうのだった。
ここまで読んで頂き、誠にありがとうございます!
まずは、いつものから!
評価、イイネ、ブックマーク等々。
皆様には感謝しかございません。
洗車をしていたら、ワイパーのゴムがボロボロになってて驚きました。
新しい物にするべく、オートバックスへ行きます。
ついでにオイル交換もするかな・・・。
酷使していた記憶はないのだけど、黒かったから交換かな?
いくらぐらいかかるかなぁ。
帰って来たら新作もそうですが、手直しもしないといけませんね。
早く終わらせて、新作に注力したいです。
さて、次回は魔剣とか魔槍とかも・・・出番があると良いな。
それでは、次回 魔剣作り(仮 で、お会い致しましょう。
御疲れ様でした。




