表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/19

偽装

「おっ、あれは街か?」


スキルを使えばかなり早く着くな。

1度来てしまえば今度からは転移も使えるし、早いとこ大まかな都市を回ることにするか。


ああ、列が出来てるな。

検問か。ん?検問……。

嫌な予感がするぞ。なんだ?

何かが背中を駆け上がったような。

気持ち悪いな。


検問について考えた時に嫌な感じがしたんだよな。

なら、原因は検問…。


検問…。

検問と言えば確認だよな?

犯罪歴とか、名前とか、種族とか。

ん?確認?


………………!

ステータスか!


当たりっぽいな。

少し頭がスッキリしたし。

ステータスが原因だとは分かったが、何故ステータス?

何かステータスに問題があるのか?



Lv.?それよりもスキルを持ってる方が問題か?

いや、レベルやスキルは許可がないと見れないようになってるはずだ。

なんだ?この引っかかる感じ。




「人工知能、いるか?」


<はい。御用をお伺い致します。>


「いや、用ってよりも質問だ。この悪寒の原因はスキルか?」


<私には悪寒というものが理解致しかねますので、何とも申し上げることが出来ませんが、常時発動しているスキルの影響が考えられると思います。>


「じゃあ、その常時発動しているスキルを全て教えろ。」


そういやこいつは一応生き物じゃ無かったな。会話が出来るもんだからすぐ忘れちまうが。まあ、コイツが言ってんだからスキルの影響の可能性がデカイだろう。

それが違うならマールが何かしたんじゃないか?


<かしこまりました。ただ今、発動されていますのは、スキルの探索、身体強化、体力強化、強運、収集、魔法攻撃無効、物理攻撃無効、毒効果無効、自動治癒、です。>


……………………。ん?



ちょっと、過剰戦力過ぎねえか?

笑えねー。こりゃこのまま検問通ってたらアウトだろ。

いくら勝手にLv.とスキルを見ることが出来ないとはいえ、これだと強者にはバレる。

強者には、強者の空気がわかるってもんだ。

それに、弱すぎる赤ん坊なんかは気を失ってたんじゃないか?


<補足を申し上げますと、この度危険をお知らせしたのが常時発動しているスキルであるとするならば、強運である可能性が高いと考えられます。強運のスキルには直感も含まれており、ギャンブルで勝ちまくりだね♪byマール だそうです。>


マールがウザイのは置いといて、強運は確かに使えるな。


「お前が思う、継続して常時発動して置いた方がいいスキルはなんだ?このままでは流石にやりすぎだ。」



<強運がお気に入り頂けたようですので、強運。それから、収集、探索、毒効果無効が宜しいかと。身体強化は常時は必要ありませんが、俊足と同時発動をおすすめ致します。>


「じゃあ、そうしておいていてくれ。だが、どうして探索が必要なんだ?街の中で魔物が襲ってくることもないだろう。」


<プレイヤーが、消えてしまったことが原因で治安が悪化しましたので、人間が襲ってくることが考えられます。>


おお、そうか。

ん?ちなみにステータスを誤魔化すことは出来るのか。


<可能です。スキル幻影が適当かと。では、それも常時発動しておきます。このようでよろしいですか?>






---------------------------------------

名前 アルフ= ラーレ

Alfu = Rale

性別 男

年齢 1260歳

種族 竜人族

Lv. 536

HP 54502/55708

MP 510575/545082

所持金 500万G


スキル:強運、探索、鑑定

魔法:全属性+治癒

加護:竜人族守護神の加護

----------------------------------------







うん。いい感じだ。


<ありがとうございます。>


「うわっ。てかさっきから声に出してねえことに答えんな。それから、スキルを持ってることにして大丈夫なのか?鑑定も加わってるし、何でだ?」


スキルは持ってることがバレたらめんどくさいし、鑑定はさっきの常時発動しておいた方がいいものの中には無かったよな。


<何か偽物を掴まされたとき、強運の効果で気づくことは出来ますが、証明出来ません。ですが、鑑定のスキルがあれば可能です。また、魔法が今の時代の人間からすると強力であること、普通の人は持っていないはずのスキルを持っていることについては、ある程度歳で誤魔化せるかと。歳が1000は超えていることにしましたので、プレイヤーの方か、それに近しかった者の弟子であったことにしておいてください。そうすれば疑いも薄くなるでしょう。>


そうか。竜人族なら長寿だから、プレイヤーに会ったことがいるやつもいるのか。


イグワーカンも生きてんのかもな。

生きてんのなら会いたいとも思うが、あいつは結構高い地位にいたしなあ。

めんどくさいことになりそうだ。

でもなあ、あいつの弟子であったことにするのが一番無難な気もするんだが…。

まあ、それは街に入ってから聴きこみでもして情報を集めるしかないか。人工知能に聞ければ1番なんだが。

ああ見えてあいつも結構慕われてたから、今の地位があれからどれだけ上がってんのかも想像つかねえし。下手に探れねえよな。ああ、めんどくさ。



「なあ、今を生きているものについては聞けないよな。」


<はい。申し訳ありませんが、致しかねます。 人生は自分で調べ、歩んでこそってね♪ byマール とのことです。>


やっぱりな。

情報収集……か。苦手分野だ。

ああいうのはシアに任せてたからなあ。

まあ、なるようになるしかないか。









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ