第25話 式後のそれぞれの気持ち
それぞれの気持ちがい入り交じってます
控え室に戻り、
侍女が用意してくれた紅茶を飲んでいると
エドワードが入ってきた。
侍女は一礼をして部屋を出ていく。
エドワード
「疲れたか?」
シャルル
「いえ、皆様祝福してくださいましたね」
エドワード
「そうだな」
シャルル
「…あの、ふと思った事が…」
エドワード
「なんだ?」
シャルル
「私たちに子供ができた場合、
王位継承権、どうなるんですか?
…エドワードは放棄されてますけど…」
エドワード
「そんな心配しなくていい。
俺がちゃんと考える」
シャルル
「…はい」
不安げな表情で下を向く。
エドワード
「君は俺の妃でいればいい。
余計なこと考えるな」
そっと頭を撫でる。
なんだろう。
頭撫でられただけで、
すっと不安が消えた。
今までは、少し怖かったのに。
別の部屋 。
王太子
「あー、疲れた」
婚約者ローズ
「まさか、私たちより早く結婚してしまうなんて…」
王太子
「あいつの暴走は誰にも止められないからな。
しかし、あの子、君の後輩なんだろう?」
婚約者ローズ
「ええ、あの子が幸せならいいのですが…
天然でポジティブですから
良い方に解釈出来てるなら問題ないかと」
王太子
「天然でポジティブねぇ…
まぁ、それならあの独占宣言も
良いように解釈してるかもな」
準男爵家
父
「はぁ…明日から子爵かぁ…」
母
「陛下の私たちへの気遣いなんだろうけど、
あんなズレた王子が息子って大変よね」
父
「準男爵家にしてはいい暮らしさせて貰ったしな…」
母
「シャルル、幸せそうだったわね」
父
「それだけが救いだ…」
母
「…シャルルは殿下が好きなのかしら?」
父
「…分からん。公爵家で執事してる息子呼び戻さないと」
母
「…私、見ちゃったのよ」
父
「何を?」
母
「息子が仕えてる公爵家のカルロット様と
殿下が友人関係みたいで、
うちの大事な執事の妹を妃にするとか
独占宣言するとか舐めてんの?って
話してるとこ」
父
「…はあぁぁぁぁ?!
もしかして、初めからシャルル狙われてたのか?!」
い、胃が痛い…
息子の気持ちも考えたら余計にだ。
そろそろシャルルの兄が出てきます。
次回も楽しみに。




