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カムイモノ  作者: 食食食御さん
第二章【魔窟の主】
73/155

超番外編その二【スーパーハイパーウルトラレース開幕!!】

注意


・一部キャラ崩壊があります

・本編とは関係のない話です

 流れる風は穏やかに、気持ちのいい磯辺の香りを街の隅々へと運ぶ。

 瑠璃色に澄み切った海はキラキラと星の煌めき以上に輝き、そこを鏡合わせに映すは雲一つない快晴の青空。


「さあ、やって参りましたぁッ!!」


 魔導都市ユーセラスの街中に備え付けられたメガホンが高らかに、開幕の意を高く宣言申すれば、


「スーパーで、ハイパーな、ウルトラレースが開幕ゥゥゥッッ!!」


 今ここに祭りは開幕。

 凄腕職人が作った世界に一つの何でも願いが叶いそうな素晴らしき座椅子を求めて、彼等七組は競い合う。


「実況は“N”こと“ニャルトリア”が―――、」


「解説は儂、ルージェス・アルゴ・ナセル・リスカが務めるぞ。」


 二人の紹介が終わると共に会場から大きな声援が響き渡る。

 会場とはタエギ・ショウジ嬢の倉庫をちょいとばかし改造したモノで、強い日差しを遮る屋根とその下には七百人が座ることのできるプラスチック製のシート。そして、レースコースを挟んで反対側にも同じ建造物だ。


『このレースは、商人ギルド、技師会、魔導協会の提供でお送りいたします。』











 レース開始前。


「こっち目線お願いしまーす!」


「はい、ありがとうございました!!」


 会場のとある一角のスポンサーの名前が書かれた薄っぺらい壁。その前に立ってポーズを取るのは、胸元と腰をぴっちりとした鮮やかな青色へそ出しファッショナブルな服のレースクイーンを務める三人だ。

 一人は恐るべき腹筋と無駄な贅肉の無いスレンダーな体つき、自前のうさ耳と尻尾はもはや暴力的な彼女―――ウルナ・ギウス。


「はっ、はずかしい」


 その赤面する彼女の隣にいるのは、いつもはジャージ姿ながらに一変した今の格好はギャップありすぎのすけ。我我が儘ボディながらに締まる所はキッチリとしまったメカクレ赤毛のミステリアス美女―――リリアナ・ヘリス。


「…………」


 最後に、放心する彼女を傍目に精一杯レースクイーンを務めているのは小麦色の日焼けしたお肌と栗色の髪、釣り目が特徴の健康的なハンナちゃん。


「どーも、どーも。」


 会場に集まっているのは勿論のこと参加者も、だ。――――因みに、


『持ち前の車が無い参加者は、厳粛な審査とくじ引きによってレースに使用する車を決めます。強制にです』


「え?」


 チーム“白銀”を初めに、集められた一同が驚きの言葉を口から溢す。


「しかし、なんだ。見知った顔が多いよな、ええ? ロー・ハイル・ヘルシャフト」


「……お前さん。随分変わったな」


 ローに声を掛けてきたのは、星模様のジャケットと下には狐のワンポイントTシャツを着た虎っぽい男性テルガス・ルグム。――――――何その装備、凄い。宇宙を感じる。


「オレもあれから色々あったからな…」


 宇宙(とおく)を見る眼差しは、今は無い星空を映し出す。


「で、こっちを凄い睨みつけている容姿そっくり姉妹は?」


「うぇ?! まさか…」


 彼が指を刺した方向を見れば、ソコにはまあ見慣れたあの黒百合ドレスの二人がいた。


「お姉様、英雄さんがいますわよ」


「そうねスティ―――でも、ま。本編では負けましたが、この雪辱を果たすのは今でしょう。それに今回は私たちが勝ちますし、引き立て要員の彼等には軽く手を振っておきましょう」


 剣呑な笑顔で黒百合のハーフアップ姉妹はその場を後に。


「んじゃ、オレも準備があるから。またな」


「ああ、またな」


 次いでテルガスもその場を離れれば、入れ替わりに見知った彼がやって来る。


「おーい!!」


「ん、あれは…」


 藍色で軍服もどきの服を着たアキラ・トシカワだ。


「探しましたよ皆さん」


「どうしたんだ、アキラ?」


「え、皆さんもレースに参加するんでしょ? くじの抽選が向こうでやってますよ。」


「そうなのか、じゃあ行くとしよう」



 しばらく後…



「な、なに…?! これは…」


 レースクイーン姿の赤面したハンナ君の持つ箱から一枚の紙きれを取り出した。見ればそこには、 


「ブラック・スワン?」

「ブラック・スワン」

「ブラスワー」

「ぶらっく・すわん?」


 略した炎煉に感銘を受けて、頭の中でその言葉を考えてはするも答えは出ず。

 他の者はどうなのかと、同じくじ箱から一枚引いた隣にいるアキラのは『凄く平凡なバイク』と書かれていた――――――どうやら、当たりのようだ。


「あ」


 どうやら、ハズレのようだ。

 くじを引いた選手の車両が定められた位置に配備され、コンクリートの地面に“三番”と書かれた場所。そこにあったのは正しく黒い白鳥(ブラック・スワン)


「凄いぞロー様、コレ漕ぐヤツがある!!」


「漕ぐヤツって……―――まさか…」


 ニーナちゃんが乗り込んだ目の前にあるソレは、アベック憩いの湖によくあるスワンボートがそのモノ。しかしながら、その下部に付いているのは水を掻くスクリューなどではなく、自転車のタイヤが四つと中には行きたい方へと()()を動かす為のハンドルが。


「ちょっと、ニャルトリアさん?!!」


『あー、テステス。どうしました挑戦者“白銀”のローさん?』


「これでレースに参加しろと!!?」


 定位置に付いた他の参加者は各々個性的ではあるも、れっきとした車両に乗っている――――なお、テルガスのロケットぽいものは除く。というか、一人足りない。


『いや、だって言ったじゃん。“厳粛な審査とくじ引きによってレースに使用する車を決めます”って』


「そうだけど……」


『レース開始まで残り三十秒。各員所定の位置に』


 ルージェスの号令でレース参加者は車に飛び乗り、サポーター共々はコースから立ち退いて位置に着く。

 映し出されるモニターにはコースの概要が描かれており、ユーセラスの街に特設されたコースを道なりに走った後、十教皇城のある山を登って頂上がゴールだそうだ。


『泣いても笑っても、これが最後――――旗振りは、ハンナ・カンベルト嬢がおこないます。』


 乗り込んだ皆はアクセルを鳴らし、準備万端の様子。ロー達四人の乗るスワンにはアクセルなんてものはないので、付属してあった自転車用のベルを鳴らす。


『それでは参りまーす。位置について…』


『よーい…』


 旗を振るのは開始の合図と同時に、


『スゥゥゥタァァーーートォォォォッッッ!!!』


 戦いの火蓋は今、切られた。











『おおっと!! 開始早々ジェット推進で首位に躍り出たのはテルガス・ルグム選手だぁ!!』


 テルガスの乗る車両(船)はいわばロケットの様なモノではなくロケット。丸い船体、左右とジェット噴射の場所に三つの羽があるレッドワイン色の船。

 宇宙海賊『星の狐』団のリーダーであるファコルゴより、認められた証。そのロケットエンジンが今、火を噴く事で、空の路を一直線。ゴールはすぐ傍、他愛なし。


「ハハッ、冷麺よりも簡単だな!!」


「冷麺?」


「冷麺?」


(冷麺…)


『冷麺に例えるとは…お腹が空いてきましたね。どうですか、解説のルージェスさん?』


『食べたくなってきますな。―――――それよりも、()()()()()()()()()()()()


 よろしくない、とは茶を啜るルージェスの言葉は憐れむわけでも、悲しむわけでもない参加者に対しての警告で、


「このまま一気に……――――――」


 チュドーンとけたたましい花火が一つ。


「さらば、テルガス…」


 首位とは正反対に位置するローは涙ぐみ、足元のペダルを必死に漕ぎながらに空へと散った戦友(とも)へと敬礼。


『おおっと!? 花火となったテルガス選手を除く全員が付かず離れずで魔第一カーブに差し掛かるぅ!!』


『何とか全員がカメラに収まっているのは良いですな。このまま首位が変動しなければよいのですが…』


 撃ち落とされたテルガスの代わりに一位へなったのはユーセラス代表、アキラ・トシカワ。

 孝行の為にレースに参加した彼はスポンサーのロゴステッカーが沢山と付いたヘルメットを被り、乗りこなす車両は緑と黒の中型二輪。どこで覚えたのか詳細は省くが、いとも簡単に乗りこなしている―――――というか、主人公よりカッコいいって…ずるい。


「空も飛んでないし、コースも外れてない。いける、いけ――――なにィィィッ!!?」


 急ぎブレーキを握り込み、飛んできたソレを自身の二輪で引く事を回避した。


「こ、これは…」


 人だった。今、地面に真っ逆さまに突き刺さっている飛んできた彼は、恐らく車のシートごと緊急脱出装置を使ったかの如くここに飛ばされたのであろう。

 

「お先ー」


 瞬間。その二輪を止めた行為は、首位から転落する運命を定められる。


『言い忘れましたが、ただのレースではございませんのであしからず。いわば、バトルロワイヤルですぞ』


 関係ないとは思うが、乗員が減ったことにより魔のカーブをいともたやすく曲がるのはシーカーチーム「ディフィート」のレドーナ三姉妹。

 扱う車両はピンクのミニバンだ。


「良くやってくれましたイアロス様」


「ま、聞こえてないと思うけどねー」


「かっ飛ばせ、お姉ちゃん!!」


 垂直に地面へと突き刺さる彼を後にして、彼女らは一気にゴールへと向かった。


「三人共、追いつくぞッ!!」


「ええ!!」

「ああ!!」

「のじゃ!!」


 一発限りの人間砲台により、止まってしまったアキラを横目にシャーシャーとペダルを漕ぐけたたましい音を奏でて魔のカーブを行くのは、黒き白鳥に乗る“白銀”の四人。


「ま、まずい?! 早くいかねば!!」


 レースは波乱万丈に、第三コース直線レーンに差し掛かる。

 位置づけは少し変わって、皆を引き連れる者は二グループとあり。


「しつこいわね、貴方!」


「ハッ、すまんな!!」


「ディフィート」の三姉妹のミニバンと小競り合いをするのは、同じくして音も無く近づいて来たシーカーチーム【夜者(ヤシャ)】のラオ・ファンが乗る白の軽トラ。


「スイカ、ボウガン準備!!」


「了解よ!!」


 スイカ・レドーナの持つボウガンからはじき出されるは一発にして四発の矢。


「フ、遅い!!」


「キャッ?!」


 しかしながら、スキル<フォース・アウト>を使っての攻撃はラオ・ファンのドライブテクには敵わず。撃たせない様、一気に車を鍔ぜりあう。


(長かったな、ここまで)


 横並びに居る彼女らを押し退け、首位へと躍り出たラオ・ファンは余裕の心持ちで昔をしみじみと思い出す。

 

 シーカーチーム【夜者ヤシャ】の斥候であるラオ・ファンは東の国の出だ。




 “国”といっても、商業国や王国のような王が支配する国ではない。更に付け加えるのなら、国というよりは“人々が一カ所に集まってできただけの社会”と言い表した方が的確だろう。

 アロイア山脈と呼ばれる山々の隙間、だだっ広い自然豊かなその渓谷には様々な部族が存在し、獣を狩り、家畜を育て、時に争い、時に協力する奇妙な関係性があった。

 ラオ・ファンはその部族の中でも、力ある部族の長子であり最も恐れられていたのだが、不本意ながら、この見知らぬ土地に奴隷として連れてこられたのだ。


【中略】


 あの白髪の男を恨んではいるが、感謝もしている。


 山々に囲まれたあの場所には何もなく、人として前に進むこともなかった。

 それに個人的な理由ではあるがいささか飽きがきていたのだ。そして王国に来て、応戦席にいる今の仲間と出会えたのは僥倖と言える。

 本来、奴隷である自分を平等に扱い、奴隷の象徴である首輪を外してレストたちは自分を仲間として認めてくれた。ならば、仲間として期待に応えるまでの事。




「ねえ、スティ知ってる?」


「何ですかお姉様?」


 首位争いをする彼らを傍目に、後ろを走るは二人乗りオープンカーのクラシックな車に乗ったペインキル姉妹。

 ある種、悟りを開く姉の言葉に妹は耳を傾ける。


「勝負事の際、過去回想をする人はね――――」


 ドタドタと地面を揺らす足音が、


「高確率でやられるわ」


 そうして、今の彼は…――――脆く儚く、何事もなく、一瞬にラオファンペッタンコ、イェイ。


『ラオ・ファンが死んだ!!』


『この人でなし―――――といいますか人ではありませんよね、アレ?』


(ああ、私達やっぱり負け組(ディフィート)なのね……)


 ドタドタと文字通りにライバルを蹴散らすは、全長五メートルの身体下半分は四本の足を持つ馬の形、続く上半分は筋肉質な人の上半身が接着面無く異質に馬の胴体に備え付けられている彼。


『アレは、何だ!? 馬か!? 牛か?! 人か!?』


「いいえ、私ですとも!!」


 すごくいい声で(いなな)き、カメラに向かってVサインをするのは馬でも牛でも人でもない。

 赤茶の毛並みで人型の部分はご丁寧にも鋼の鎧を纏い、下半身に鎧は続く。四本足の蹄ひずめにはしっかりと蹄鉄を装着。

 混血牛頭巨人(キメラノス)であるジパング第二層守護者“ライウン”である。


「いなかった参加者ってお前かよ!」


「そうですとも!!」


 炎煉のツッコミに丁寧な口調で返すライウンはそのまま直線レーンを駆け抜ける。


『参加者、脱落者共に出そろいました!!―――どう思います、ルージェスさん?』


『残るコースは山に沿って築かれた魔の螺旋レーンですから、楽しみになってきましたね。』


 巨大な歩幅と、それ故の速度で走り抜けるライウン。

 今の所、特に目立ったことはしていないが二位のポジションは崩さずのオープンカーに乗ったペインキル姉妹――――ちょっと、(ワタシ)達だけ、紹介おかしくない?!!

 汎用性の高い中型二輪を難なく乗りこなすアキラ。

 強靭な脚力で、何とか皆に噛り付く冒険者チーム“白銀”。


 四者四様の特技を生かし、遂にレースは佳境に至る。











「パルプ・フィクション・ガムッッ!!」


「な」

「に」

「イ」

「ィ」

「ッ」

「!」

「!」


 アキラのスタン…もといギフト能力は、歯車だらけのその腕で触れた無機物を分解、再構築することができる。

 段々と追い付き、追い付いていた並走するオープンカーとスワンに施したのはその能力。


「車両に大事な車輪を分解した。生き物(ライウン)ならともかく、無機物ならばこの能力は絶対!!」


 オープンカー並びに黒い白鳥(ブラックスワン)は、螺旋の坂道の途中で停止。


「よもやここで…」

「しかも“白銀”と一緒の地点で止まるなんて、サイアクー」



「何か…何かあるはずだ。」


 トップを争うはもう二組。


『この予想外な展開…どう思いますか?』


『予想外? いえいえ、当然の事ですよ。ニャルトリア殿の選手とユーセラス代表のアキラの一騎打ちは予測できたこと。彼女らが坂の途中で止まったのは当然至極』


 山の頂にあるゴールへと二組は競い合う――――ここで、二人ではなく()()といったのは、


「?! パルプ・フィクション・ガムッッ!!」


 突如として、丸く尖った飛翔物がアキラのバイクを撃ち抜かんとするも、間一髪のとこで防ぐ。


「じゃじゃーん。オレ登場」


『おや、ライウンくんに乗っているのは誰ですかな?』


『もちろん、レース参加者のサイハラくんですよ』


 容赦なくアキラのバイクへと雷雲の背から狙撃をかますのは森林地帯に適した迷彩柄の野戦服を着て、同じ柄のフードになる様なマントを纏ったジパング第四層守護者“サイハラ”だ。

 特徴的な光のない黒目は据わっており、頭皮が見えない様に整えた丸坊主の灰色の頭髪と顎には無精ひげ。


「すまんな。これも仕事だ」


()ッッッシャァァヴァアアアア!!」


 連発される銃弾をアキラはバイクのハンドルを操作しつつ、パルプ・フィクション・ガムは雄たけびながら器用に両腕で弾く。


「私達のコンビネーションでも退かないとは…おや?!」


「!!」


 いつの間にか螺旋の坂を上り終え、ゴールは見えた。後は、一直線に走るだ――――


「何か、聞こえる?」


 彼が来た、彼女らが来た。英雄と呼ばれる者達が来た。


「そんな、いったいどうや……―――――」


 アキラ・トシカワは後ろから追い付いてくるスワンボートならぬスワンカーを見て、目を疑った。

 その下部、車輪が飛び出していたはずの場所には“白銀”の四人の足がそそくさと超人の脚力と腕力で、スワンカーを抱えて運んでいる。


『なんと、なんとぉッ!!? 壊れた車輪の代わりに自らが走る手段に出た様だ!!』


『車両がある時点でルールには乗っ取ってますので反則ではないですな。しかし、これは興味深い。勝つのはユーセラス代表のアキラですが』


 三者三様、一列並走に。


「ヒヒーン…馬ではないですよ?」


「とどけぇ!!」


「わっせ、わっせ」


 各々は最後のあがきとして両手を伸ばす。しかしながら、全長五メートルをもあるライウンには敵う筈もなく、


「いや、まだだ。まだ終わってない!!」


 ローが取り出すは、手に馴染む武器が一つ「凶戦士の刃」――――雌雄は決した。


『逆転、逆転、大逆転!!! 優勝はなんと、大ハズレのスワンボートを引き当てた“白銀”ダァァァッッッ!!!』


 大逆転の結果に会場の半分は沸き上がり、もう半分は予想が外れ大損の舞。

 優勝を果たしたロー達に座椅子がプレゼントされる。


(それにしても、喉が渇いた…飲み物が欲しいな)


 坂道から二百メートルの直線を走り終え、座椅子を両手に優勝台へと登壇しているローは心内でそんな他愛のない事を考えていれば、


「どーぞ、皆さん」


 レースクイーンの三人から、飲み物が提供される――――あれ?


「ルージェス殿、ニャルトリアさん」


『ん、なんだい?』


「願いが叶う座椅子って、何をすれば発動するの?」


『それはさも当然。座椅子を持った時点で願えばよい』


 願いは叶った。

 喉の渇きを潤す為の、ただ一度きりのみの願いは叶ったのだ。

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