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車椅子の少女と歌姫①
「お兄さんも歌姫さんを探しているのですか?よかったら一緒に探しませんか?」
車椅子に乗った少女がユウタに問いかけた。
「……面白そうじゃないか、協力してくれるかい?お嬢様?」
「あまりその呼び方は好きじゃないです。……カエデと呼んでください」
「おや、失礼。私のことは下僕とお呼びください」
ユウタは冗談めかして言う。
「わかったわ。下僕、肩を揉みなさい!」
「はい……冗談ですけど?」
「早く、下僕〜。肩を揉んで」
仕方なく、ユウタはカエデの後ろに立った。
「……本当に揉むの?」
「はよう!」
「……では失礼して」
ユウタは肩に触れた。
「……恥ずかしいので、やっぱなしでお願いします、お兄さん」
慌てて肩から手を離すユウタ。
「……お兄さん名前は?」
顔を赤くしながら、カエデが聞いてきた。
「ただのセクハラ野郎です。すみませんでした!」




