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アースガルズ・ガール  作者: カサノクロドミ
第1章・ユウタと少女たち
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ユウタと少女たち① 皇女リア

オレの名前はユウタ。


以前は魔法とは無縁の世界で暮らしていたが、今は魔法学園に通う生徒だ。


今日も友人たちと昼食を食べている。ここの学食は非常においしく、今日の日替わりは大好きな焼肉定食。追加で焼き鳥も頼んだ。


「ここにいる4人で組めば、私は後継者争いに勝てるし、その後もいい国を運営できるわ」

西の国の皇女であるリアが、席を立って高らかに宣言する。


「そうか。あっ、リア、ソース取って」


「はい」


「サンキュー」


「私と同じ思想を持つシア、高いカリスマ性を持つミホ、そして……」


「うん、肉と肉が被ってしまったな。まぁいいか」


「よくないですよ! ユウタくん、私の話を聞いて!」


「えっ、あっ、ごめん。肉ばかりは良くないよね。野菜も摂るべきだった」


「……本当は私の話を聞いてるよね? ふざけているだけで!」


「……リア、こっちにも言い分はある」


「聞こうじゃない?」


「この話は今日が初めてじゃないよね? 毎回断っているのに怒られるのは、理不尽じゃないかな」


そう、リアは数週間前から、昼食中にこの話題を振ってくる。そのたびに断っているのに、しつこいのだ。


多少の塩対応は勘弁してほしい。


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