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しばらくすると聖女「2階からションベンぶちまけ女」がボクの服を持って来てくれた。ボクは甲冑を着ているので思うように動けない。
「お待たせしました! 洗濯終わりましたよ」
いや、服もだけど今はシャワーを浴びたい。でも中世ヨーロッパには風呂やシャワーがなかったという話もある……本当かどうかわからないが。
しかも洗濯は古代ローマ式、尿を使って洗ったらしい……意味ねーじゃん! あれ? そういえば服が乾いている。こんな短時間にどうやって乾かしたんだ?
「ドラム式の乾燥機で……」
洗濯が古代ローマ式で乾燥が最新式かよ!? こういうご都合主義設定……まさに異世界だな。
※ ※ ※
体が尿臭いボクは聖女と別れ、再び貴族学校を目指して街を歩き出した。街は活気にあふれていて、どこからともなくティン・ホイッスルやバグパイプの音が聞こえてくる……
何か異世界の街や村ってBGMがワンパターンじゃね? そもそも街の風景もワンパターンなんだけど。
それはね、異世界好きの発想力が乏し……つ、続くよー!




