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〝バキーッ!!〟
街中に大きな打撃音が響き渡った。怪人がボクを目掛けて殴りかかったのだ。
「アッ……ア゛ァ!」
〝バタッ〟
だが倒れたのは怪人の方! ボクは怪人のパンチをすんでの所でかわすと、そのまま右ストレートを怪人にお見舞いした。パンチが顔面にヒットすると怪人は仰け反る様に倒れて失神した。
この話を読んでいる人は、きっとボクがオタクの陰キャで弱々しいヤツ……だと思っているに違いない。でも本当のボクはキックボクシングをやっていて、生まれてからケンカは一度も負けたことがないのだ!
「谷村君! 大丈夫?」
「あぁ、初狩さんも……無事で何より」
すると魔法少女・初狩マミさんは何かを思い出したように
「わっ私、魔法少女だからね! 初狩なんて人しっ知らないわ」
さっき自分のことを「魔法少女・初狩マミ14歳」って言ってたよね……?
と、そこへ
「おぉ、マミ! 遅れてすまねぇ」
初狩さんの使い魔・プッシ……プッさんがやって来た。
それにしても強すぎよ谷村君! 続くよー!




