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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約3年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

それでも俺は、お前達を必ず追放する〜スキル《未来感知》で見た未来を変える事が出来なかったが、今度は必ず成功させてやる。俺が犠牲になったとしても〜

寝ようと目を瞑ったファレン・クレオは、突如脳内に映像が流れ出した。

辺りは血で赤く染まり、数え切れないほどの死体があってその中には、ファレンの仲間もいた。
しかし、そんな光景の中で一人の男は血に染まったまま立っていた。

どういうことだ。
これは一体何なんだ。
鼓動が速くなり、息が苦しくなる。
あいつらが死ぬのか?
俺も死ぬのか?

変な想像をしてしまったと思うファレンだが、突如視界に浮かび上がった文字に目を見開いた。

その言葉とは、スキル《未来感知》。

このスキルで見たものは、必ず未来で起きるとされていて、それを回避するためにファレンは行動を開始する。
どの行動があの未来につながるか分からない。
慎重に……慎重に……。

だが、ファレンはその未来を回避すること事が出来なかった。
周りには死体が転がり、仲間も殺された。
何も変えられなかったと嘆くファレンの視界に、スキル《生命の代償》という文字が浮かび上がる。

それを見て笑みを浮かべ、こう呟いた。

「勿論、使用する」

これは、仲間と共に敵と戦う物語ではない。
仲間を守るために未来と戦い、そして仲間を追放する物語だ。




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