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とまらない食欲

「お客さん!お客さん!終点ですよ!起きてください!この電車は車庫行きですよ!」


 車掌の声に目を覚ます。

 スマホを見ると、あの瞬間から20分経っていた。


 寝ぼけながらもさっきのことを思いだし、

 聞いてみる。


「向かい側に痩せた男がいませんでしたか?」



「いやー、私は交代したばかりなので分かりません。知り合いの方がいたんでしょうか?」



「いえ、そういうわけでは。」


 車掌に聞いても分からないようだし、

 ひょっとしたら怖い夢でも見ていたのかなという気もしていた。



 私は電車を降り、改札へと向かう。


 とはいえ歩いている最中に、体がいつもより熱い気がした。


「風邪でもひいたかしら?最近いそがしがったし。」

 などと独り言を言いながら改札近くの

 牛丼チェーン店が目に入るやいなや

 私は特盛の牛丼を想像しては、溢れるほど唾液がたくさん出ていた。


「おかしいな、普段はこんなはずじゃないのに。」


 と冷静になりかけるも食欲が勝り、

 店の席につき注文する。


「牛丼特盛ください!」


 待っている数分の間も唾液が止まらなかった。

 メニュー表を見ては、次に何を頼もうか考えている。


「はい、牛丼特盛です!」


 届いた牛丼特盛を私は3分とかからずに完食してしまった。


 それなりにスタイルに気を使って少食で生活していた私自身、今はあり得ないことをしていると思ったが、

 不思議と食欲が止まらない。


 再度、店員を呼び、

「すみませんお腹すいちゃって。豚丼メガ盛もください!」


「はい、豚丼メガ盛です!」


 届いた豚丼メガ盛すらも私は数分で平らげてしまった。


 ではあったが、空腹のままである。



「ヤバイ、食欲が止まらない。」


 更に空腹を感じていたが、

「いけない、いけない。デブにはなっちゃダメよ。

 抑えなきゃ。」


 私は頭がおかしくなりそうなぐらいに空腹を感じながらも牛丼チェーン店をあとにした。



 とりあえずアパートに帰って眠ろうと思っていたが、

 アパートの近くのスーパーに入ってしまう。


「冷凍食品のピザたくさんと、お米と、スナック菓子とカップラーメンと・・・とにかくたくさん!・・・。」


 店員

「2万5364円になります・・・・」


 店員は驚いたような顔をしていた気もするが、

 今の私には気にならない。


 重さは相当なはずだったが、今は食欲が勝っている。


 アパートに着くまでにも、

 通行人の目を気にすることなく、

 スナック菓子を3袋、歩きながら食べていた。

作者は豚化願望がありながら、

体型は、痩せ型です。

体質なのか!?


もし3日だけ何かになれるとしたら

100キロを優に超えるデブで生活してみたいって願望はありますね。

どんな感じなんだろうと。


おそらく生活するのが大変なのは想像できるのですが・・・・


本当に興味本位でしかないのですが

デブの生活を体感してみたいです。

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