注意しなきゃよかったか
この先を紡いでください
作者:えあのの
⬆️
上記の作品から発想して書いています。
若干、文章変えました。
短編のみの予定が3000文字以上になってしまいそうだったので、連載として分けます。
今日も私は電車に揺られる。席だけが埋まってて電車自体はそこまで混んでいない。そんななんてことのない夕暮れの電車だ。
一様に皆スマホやらPCやらに張り付いている。なんとなくスマホから目を離してぼんやりしている時に、ふと眩しさを感じその光の先をみる。
その光源は窓の外にも天井にもない。いや、夕日も十分眩しいのだが。
私が見たのは夕日を反射した鏡の光だった。
その鏡は正面に座っていた痩せた男の鞄から顔を出しており、夕日の光を煌々と反射させていた。
私はすぐに窓の外へと視線を戻す。その時男の手が一瞬動いたように見えてギョッとしたが、平静を保つようにじっと窓の外をみつめた。
「まもなく大都会駅、大都会駅です。お降りの方はお忘れものにご注意ください。」
車掌のアナウンスがなり、大都会駅でほとんどの乗客が降りた。この電車の終点は、私が住むアパートの最寄りの田舎駅だ。
電車が走り出した。車両には正面に座る痩せた男以外に乗客はいない。先程の件もあり不気味ではあったが、これから10分も経たないうちに終点につく。かえって移動するのも変だろうとそこにとどまった。
痩せた男と視線を合わせないようにスマホを見ていた私だったが、数分後、再び顔に眩しさを感じる。
先程と同じように夕日を反射した鏡の光だった。眩しさと共に顔も熱くなってきた。思わず睨むも、痩せた男は行動を変えない。
「何するのよ!やめなさいよ!」
私は痩せた男に注意した。怖さはあったが、私自身、学生時代は武道をかじっていたこともある。いざとなれば、こらしめるのみだ。
しかし、痩せた男は反射した鏡の光を見せながら微動だにしない。
「やめろってば!」
私がその男に掴みかかろうとした瞬間、
男は素早く動き、
私の鼻を思い切りつまむ
「ぐっ!」
鼻をつままれては口呼吸するしかない
怖さもありながら口を開けた瞬間
何らかの錠剤と大量の水を口に入れられる
私はその錠剤を吐き出す間もなく
「ごくん」
と飲み込んでしまった。
何かヤバイものを飲まされたに違いない。
そう思いながらも、私は意識を失っていった。
作品タイトルでほぼバレてますが、
今回の豚化はデブ化で。
デブ=豚をうまく表現できるように




