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主に人事担当者が好き勝手に宣う ('Д')!  作者: パイポイ
2022
21/44

旨いものに罪はない!……はず! というお話

今日は旨いものについてお話しよう

いや「旨いものとは?」というお話かもしれない(^-^;


あなたは料理をするだろうか

僕は別で連載している通り、趣味と実益を兼ねて料理している

別に自分は料理が上手いとは思わない そういう話じゃない

ただ、料理していると時々思うことがある


「旨い……て?」



今日は( ゜Д゜)「旨いってなんじゃ!」ってことを宣うぜ!



「旨い!」

というのは、あくまで主観が伴う


Aさんが「旨い!」と思うものでも、Bさんにとっては「え? う〜ん、そこまでかなぁ……」というのは当然にある

これは個人的な好み、先天性な好み

そして育ってきた環境や地域、お袋の味的な「思い出の味」など後天性のものまで色々とあると思う

国や年代が違えばなおさらだ(; ・`д・´)!


さらにはその食す時の状況


恋人と食事するだとか、親しい友人、家族との食事

二次的な状況による付加価値など、「旨い!」というのは単に味だけに留まらない



そういう外的要因はさておいた、としてだ

「旨いもの」には旨いなりの理由がある、いわゆる「うまみ成分」というやつである

(知ってた? うまみ成分を見つけたのは日本人なんだってよ!)


うまみ成分の代表格がグルタミン酸

他にもイノシン酸やら何やらと色々とある

(;・∀・)ソウナノ?


面白いのは、そういった「うまみ成分」は単一よりも

掛け合わせで相乗効果が出る


和食でいえば「昆布×魚介系」の出汁

中華だと「オイスターソース(貝出汁)×野菜類」

洋食だと「トマト×肉類やチーズ」

なんかは代表的だ

(あ、例にあげなかったけどキノコ類も忘れちゃいけねぇぜ!)


そこに食感、温度、香り

彩りや盛り付け方など「目に映る情報」も


ありとあらゆるものが総合的に「旨い!」へと結びつく!



さて話を変えよう


僕は「人が悪い……」と言われそうなのであまり口外していないのだが

人との食事の際には、どうしたってその方の食べ方や趣向を見てしまう

(食に対する価値観?)


人と接することが多い職種柄なのかもしれない

"(-""-)"ショクギョウ病?


んで、だいたいその在り方でその人の性格など、その人の「人との接し方」を理解してしまう

そしてそれは、その時感じたことから大きく外れたことがない



相手が店を選んだ場合には、そのチョイスの仕方

店に入るときの店員への対応、席の選び方など


注文の志向、好き嫌いの有無

配膳の仕方、箸などの使い方などの所作


意識して見ているわけじゃないのだが、自然と情報としてインプットしてしまう

(;・∀・)ウン、ショクギョウ病やねぇ


一例として挙げると


好き嫌いが多いタイプは、人のえり好みも多い

食い意地を張るタイプは、まず我欲が強い

絶えず目配り気配りしてるタイプ、人間関係でもそう


悪い点ばかり上げているわけじゃない

それは客観的な「個性」であって、良くも悪くもやはり「個性」なのだ!



話を戻そう


料理もそうだが、組織や人間関係は「単一」では成り立たない


長ネギ

だいたいは香りや彩り担当だ

だが長ネギを主として味わう料理もある!

(ネギ塩だれ、でご飯が食べれる!)


アンチョビ

アンチョビが好きだ! という人に出会うが

アンチョビだけ食べて「旨ぇ~!」という人に会ったことがない!

(あ、いたらゴメンナサイ……)


昆布

僕は昆布出汁が好きだ!

だが昆布だけ食べて「旨い!」と思ったことはない!

ついで最近「うは~! いりこ出汁うま~!」と思ったし!

(水出しの深淵を思い知った!)


牛肉よりも豚肉の方がうまみ成分が多いの知ってた?

でも僕は鶏肉が好きだけど! 羊肉はご馳走だけど! 臭いけど!

(だいたいにして臭いものは旨い!)


料理をしてて思う

「あ~、この組み合わせって旨いよな……」とか

「うぉ! これは見た目からしていい!」だとか

(≧▽≦)ノ



組織作りの時

つい自分好みに「単一な構成」に寄せがちだ

「スペシャリスト!」だけを集めれば「スペシャリストな集団!!」

となるのだろうか?


いや、そうじゃない


個性の良きところを見出し

組み合わせを考えてベストに持っていく

組織という「一皿」を作り上げる

( ;∀;)ノ



だが同時に、それとて正解とはならない


なぜならば「旨い!」というのは

環境や状況によっても変化するものなのだから……



難しいものである


「旨いもの」だからといっても、食べ続けると飽きる

たえず「変化」し続けない限り、料理も組織も永続性はない


料理一つとっても趣味趣向や流行り廃り

個人いたれば尚更そうなのだ

(ノД`)・゜・。




「彼はちょっとなぁ~」


いやいや、それは調理の仕方次第でしょ!

(; ・`д・´)ノ


食材を生かすも殺すも料理人次第なら

組織において人を生かすのはリーダー次第



「人参って、洗って置いといたらなんで黒くなるの?」


とか思いながら、ついつい考えてしまうのである



「旨い……て?」


ということを(。-`ω-)ノ

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― 新着の感想 ―
[良い点] 食べ物も人も、食わず嫌いだの見た目優先など共通するものはたしかに多そうな気がします。 そんな自分は辛い食べ物のが苦手なのですが、同じように考えたら、気の強い人が苦手だなぁと思うのと一緒かな…
[一言] 食と人事の共通点。興味深いです! 旨いものは、私の場合はそのとき身体に不足しているものですかねー…… 食べたいものを食べるのが一番うまい(笑) あと、最近はコーヒーでも苦い豆にハマってます。…
[一言] 小説の「面白い」も似てますよね( ˘ω˘ ) 面白さも時代とともに移り変わっていくものですし( ˘ω˘ ) どこまでいっても、これが正解というのもないですしね( ˘ω˘ )
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