神様との対話
早速投稿遅れてすみません。それと引き続き2話の閲覧ありがとうございます。
「やっとお目覚めになられましたか?」
聞いた事のある声が頭に響いた。というかこの声は...
「っ!まさかお前俺を突き落としたやつじゃ!?」
完全にこの声は俺が落とされる直前に話しかけて来たやつの声。しかも、俺を突き落とした殺人者の割に容姿はかなり整っている。長い白髪に翡翠色の目、なだらかな撫で方、服装は白いロングのスカートに水色のシャツ。まるでヨーロッパの方に住んでるお嬢様のようだ。
「ええ、そうですよ。あなたを突き落としたのは私です。自己紹介が遅れましたね。私はカトレア。一応神様やっています。」
彼女は善意でやったと言いたげな表情をしている。
「はっ!?お前自分が何をやったのか分かってのか?殺人未遂だぞ!?・・・・・・あれ?俺なんでどこも怪我してないんだ!?」
おかしいあんな高いとこから落ちて死ぬどころか怪我をしていないなんてありえない。どうして俺は怪我をしていない...
「殺人未遂とは失礼ですね!しっかり殺しましたよ!
あと、怪我がないのはここがあの世であなたは今精神がこちらに来て仮初の体に収まってるからです。」
・・・こいつは何を言っているんだ?俺を殺した?ここがあの世?と言うよりこいつしっかり殺したって...
「え?俺は死んだ?ここがあの世?」
たしかに二十階から落ちて生きているとは思えないが...それと、ここがあの世だって?周りには何も無いだだっ広い空間じゃないか。
「ええ、あなたは死にました。というか私が殺しました。そして一部の人に訳あって私がこうして会ってあるお願いをしているのです。」
「お願い....?」
「ええ、お願いです。あなたには魂が少なくなっている。別の世界に移って生まれ変わって貰いたいのです。」
転生するってことでいいのか?記憶はどうなるんだろうか。それと、魂が少なくなっていると言うのが気になるが魂って廻るものじゃないのか?聞いてみるか。
「魂が少なくなってきているとはどういう意味なんだ?俺の知っている知識では輪廻転生と言って死んだら様々なものに生まれ変わるというものなんだが魂は減るものなのか?」
「だいたいその考えで合ってますよ。ただし、現実世界などのストレスなどによってこちらの世界に来る時に魂をすり減らしていくので、徐々に魂が小さくなっていきます。ですので多くて十回程しか輪廻転生が出来ないのです。」
「なるほど。じゃあ魂は減る一方なんじゃないか?増えることが無いだろ?」
「魂はもともと転生待ちで時間を稼いで、その間に私たちが魂を作るのですが、最近こちらの世界に来ない魂が増えて来たらしく魂が足りない状態になってるみたいなんです。」
そうか...。まあ、俺はもう死んだんだ。別に次の世界で生まれ変わろうが今世の俺には関係ないだろう。
「別に世界が変わろうと良いよ。神様困ってるんでしょ?」
そうだ、もともと俺は死ぬ予定だったんだ。自殺したか神様に殺されたかの違いなんて大したことはない。
「本当ですか!?助かります!では、あなたには転生する時に今ある記憶の引き継ぎと、この世の理を変えることにはなりますが一定の時間を遡る力をさずけましょう。」
「ん?記憶引き継げるのか?あと、時間を遡る?過去に戻れるのか?それに理を変えるほどの能力を俺なんかに授けてもいいものなのか?」
あれ~?記憶引き継いだら今の俺にむっちゃ関係出来ちゃうじゃん。まあいいか。新しい世界かどんなだろ。楽しみだ。
「その、実は、あなたにそれほどの力を与えるわけがありまして...」
やっぱり何かあるのか...
面倒くさそうなことは出来ればやりたくないな...
「わけとは、先程話したと思いますが魂がこちらの世界に来ないのです。
ですのでザクロさんにその原因の究明とその解決をしてもらいたいのです。」
ああ、やっぱり面倒くさそうだ。
けど、かなり強そうな力を手に入れられるのならやってもいいかな。
「それくらいのことならいいですよ。」
俺は上辺に笑顔を浮かべ答える。
その上辺の笑顔には気づいたがそれを気にしない様子を浮かべる。
「ならよかったです。あ、お願いというのはついででいいのでいつ解決に向かってもいいですよ。魂が少なくなっているとはいえ普通にまだ廻せるくらいの魂はありますから。新しい世界を楽しんでください。」
よかった。必死に原因見つけろなんてことになったら新しい世界を楽しむことも出来なかったかもしれないからな。
「では、そろそろ向こうの世界に送りますね。では良い転生ライフを!」
2話を最後までお読みいただきありがとうございます。
もしよろしければ誤字、脱字、表現のおかしかったところ、上手く理解できなかったところを教えて下さると助かります。




