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ep8

「ほほぉ〜、これが噂の娘ちゃんかぁ」

 私の家庭教師の先生は、経験豊富そうなおじいちゃん先生ではなくはたまたイケメンな先生でもない。目の前にいる先生は、この世界の平均からするとだいぶ身長が低いであろう前世で言うなら、のじゃロリという分類に含まれるような先生であった。

「ワルツレッド魔法伯(まほうはく)様、ご指導よろしくお願いします」

「堅苦しいのはよせよせ、気軽にルーちゃんって呼んでくれ」

「ル…ル…ルーちゃん先生……」

「それでいいのだよ」

 初めて出会った先生を愛称呼びするなんて私にはハードルが高すぎるよ。そして、この先生がフォルスト学園を首席で卒業したすごい人なんだよね。私も勉強頑張らないと。

「じゃー、セフィナちゃん。勉強を始めようか」

「はい、よろしくお願いします」

 私は、先生と一緒に勉強部屋に行った。

「じゃー、セフィナちゃん。簡単なとこから行こうか。この大陸には何ヵ国あるかわかるかい?」

「4ヵ国です」

「そうだね。でも、実はこの大陸は6ヵ国あるんだよ」

「そうなんですか!?」

「数年前に大きな地震があったのを覚えているかな?」

「はい、覚えています」

「あの地震はね、大陸に別の大陸が繋がった時に起きた衝撃によって起きたものなんだよ」

「そうして、その繋がった大陸にも2つの国があったんだよ。ティアー王国とアストレア王国という国だったんだ」

「戦争とかはなかったんですか?」

「そこは国王どうしで話し合い不可侵条約を約定したから大丈夫」

 それから、残りの4ヵ国についてもいろいろ詳しく教えてくださり1時間ぐらいが経ちました。

「まぁ、地理はここまでにしておこうか。次は、実践を交えた魔法学としよう」

「魔法……楽しみです」

「まず、魔法には何属性あるか知っているか?」

「はい。火、水、風、土、光、闇、無に分けられます」

「そうだね。基本4属性に加え特殊属性2属性と別名固有魔法とも呼ばれる無属性に分けられる」

「じゃー、座学ばっかりもなんだし実践してみよう」

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