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Ep6

私たちは、教会を後にして家へと帰った。

「今から家族会議を執り行う。家族全員を招集してくれ」

 お父様がそう言うと、使用人たちはお母様を呼びに行った。私とお父様は先にダイニングで座ってお母様を待っていた。

「セフィナ、スキル選定はどうだったんですか?」

 お母様がそう言いながらダイニングにやってきた。

「そのことで、少し厄介なことになったから一旦座りなさい」

「どうしたんですか?スキルが何もなかったとか?」

「いや、違う。その逆だ。スキルが全て凄すぎるんだ。そこで何だが、この子に家庭教師をつけようと思うんだ。スキルの使い方や一般教養などを身につけてもらいたい」

「それがいいわね。セフィナちゃん、あなたには新しく家庭教師の方がきてくれるからね」

「新しい先生、楽しみです」

 先生から、この世界について詳しく知れる。私、前世では先生に教えてもらう事なんてなかったからとてもワクワクする。

「この事は、全員に他言無用で情報を統制している。国王にバレたらこの子は国に縛られることになるだろう。この子の将来のためにもそんなことにはしたくない」

「お父様、ありがとうございます」

 これで、一旦スキルの問題は片付いたかな。そして、私は書斎により本を数冊持ち自室に戻った。

「おかえりなさいませ、セナお嬢様」

「ただいま、エナ。今日は大変だったよ」

 私は、部屋着に着替えてベッドに突っ伏した。

「お嬢様、だらしないですよ」

「エナ〜、あなたもこっちにきなさい〜」

「お嬢様、私は勤務中なのでそういうことはですね……ってうわぁぁ」

 私は、エナの手を引っ張り私の方に倒れ込ませた。

「もう!お嬢様……危ないじゃないですかぁ」

「ごめん…ごめん。エナと遊びたくて」

「もう……少しだけですからね」

 人とこうやって遊べるってこんなに楽しいんだね。そうして、私は今日を終えた。

 

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