第7棒(現実世界)
すいません。投稿予約したつもりでいました。
追伸、更新ペースが遅くなる恐れがあります。
申し訳ございません。
ベッドに横になった瞬間に寝てしまったのか。
しかし、なぜだろう?横に違和感がある。
顔を向けると亜魅がいた。
どうして、亜魅がいるんだ?妹の部屋で寝たのではないのか?
そして、最大の疑問点は2人とも裸ということだ。
起こさないようにそーっとベッドから抜けよう。
「んん、ふぁ~。おはよう、鼎。昨日はとても激しかった」
あっ、これ。俺死んだやつだな。
まさか。この俺が不純異性交遊、だと。馬鹿な、そんな事あるはずがない。いや、問いただしてみるか。
「なぁ、亜魅。正直に答えてくれ」
「な、何をかしら、鼎君」
どうして目を泳がし、動揺しているんだい?ダイジョブダヨナニモシナイカラ
「どうして同じベッドで2人共裸で寝ているんだい?」
「そ、それは。あれよ、閨を共にしたってやつよ」
「ありがとう、よくわかったよ。しかし、それは残念だなー(棒読み)」
「な、何が残念だって言うのよ」
「だって、昨日言ったはずだけど。1つだけって。だから、デートはできないなぁ」
「なぁっ!」
「折角のだからデートを楽しみたいなぁって思ったのに。ホンとに残念だよ、悲しい限りだ。でも、安心してくれ」
「な、なにを安心してって?」
「今日作ってしまった子供はしっかり育て上げるから」
「わ、わかったから。正直に全部話します」
それでよろしい。
カクカクシカジカ
なるほどね。妹には罰を与えないとな。
「正直に話してもらえてよかったよ、ちゃんとデートはするからね」
「フー」
ため息を吐くなんてよほど不安だったにみえる。
さて、妹の制裁に向かいますか。
「兄さん、夕べはお楽しみでしたね。って痛いです、兄さん」
なんで、痛がってるかって?それはら両手でグーを作ってこめかみにグリグリするやつを現在進行形でやっているからだ。
「紗那は、余計なことをしなくていいんだ。」
「ふぁい、すみませんでした。」
「よし、朝飯にしよう」
「あ、亜魅さん。おはようございます」
「えぇ、おはよう。紗那、大丈夫?」
「も、も、もちろん。大丈夫です!」
「そうだ。亜魅に提案があるんだが」
「な、なによ」
「親御さんに聞いてからでいいけど、学校が始まるまで家に泊まっていかないか?」
「とても良い提案だわ。食後、すぐに聞いてみるわ」
「OKが出たわ。むしろ、久々に2人っきりになれるからって喜んでたわ」
「荷物持ってこいよ。先にAHOやってるから昨日みたいに横に来れば良いよ」
「そ、そう。分かったわ、ありがとう」
「昼くらいには1度ログアウトして飯を食っておくといい」
「何から何まで申し訳ないわね」
「何言ってんだよ、既に一緒に寝た仲じゃないか」ハハハ
「も、もう。それ言いふらすのやめてよね」
「わかった、わかった。じゃ、また後で」
「えぇ。また後で」
やっべー、亜魅が可愛い過ぎて心臓音がやばかったわー。
よし、緊張で死なないうちにAHOやるか。
「スタート!」