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【5話までの登場人物】

≪アグネシア王国サイド≫

☆ケイン・アグネシア(男性、18歳、175cm、栗色の癖毛)

本作の主人公。頭脳、体力ともに優れているが、争いごとを好まないおっとりとした性格のため、実力を隠して生きてきた。父王が病気で倒れ、国政の責任者となった矢先に代表戦に巻き込まれる。十歳の頃に母を失くし、十三歳のときに兄ルーンと生き別れている。


☆モートン(男性、63歳、165cm、禿げ頭)

ケインが幼少の頃より世話をしてきたアグネシア王国の重臣。温厚かつ清廉潔白な人柄で、多くの人に信頼されているが、ケインに対しては少々厳しい態度をとることもある。ケインの才を見抜いている。


☆ルーン・アグネシア(男性、23歳、179cm、金に近い茶髪)

ケインの兄にして、アグネシア王国の第一王子だったが、父王とそりが合わず、十八歳のときに家出している。ケインに対して、肉親として深い情愛を持って接していた。


☆メイベル(57歳、173cm、白髪のオールバック)

内務大臣。優秀だが少々そそっかしい。


☆アッシュ(男性、18歳、178cm、黒の短髪)

ケインの親友。五歳のときに父親を亡くし、孤児院に送られたが、七歳のときにロデリックに引き取られ、以降は家事を手伝いながら剣の修行に打ち込んできた。乱暴な口調に似合わず、根は真面目。十年以上ロデリック家の家事のほとんどをこなしてきたため、料理、掃除、洗濯などの家事スキルが異常に高い。


☆剣聖ロデリック(男性、72歳、171cm、白髪頭)

ケイン、アッシュ、ルーンの師匠。温厚な性格で、幼少期のケインはよく懐いていた。


☆レナ(女性、17歳、156cm、濃い紫色のロングヘアをまとめている)

剣聖ロデリックの孫娘にして、アッシュに『天才』と称される少女。マルサス王国の武芸師範である父と共に暮らしていたが、一年前、ある事情からアグネシア王国に戻ってきた。無口で不愛想だが、ケインやアッシュに対してはある程度の好意を持って接する。自身も修行中の身であるため、エレオノーラを弟子だとは認めていない。


☆エレオノーラ・ヴァルディア(女性、18歳、162cm、金色のショートカット)

マルサス王国の貴族、ヴァルディア侯爵の娘。愛称はエリー。剣の腕前は若手貴族の中でトップレベルだったが、レナに勝負を挑み、何もできずに敗北。その後はレナを師匠と仰ぎ、アグネシア王国についてきた。奔放で物怖じしない性格。修行が終わったらアッシュをヴァルディア家に連れて帰ろうと企んでいる。


《ベルグート王国》

☆ハザム・ベルグート(男性、56歳、172cm、白髪の長髪)

冷酷な目をした初老の男。残忍で支配欲が強く、コルテオ鉱山で武力行使に出た直後、代表戦による決着を申し出た。


☆レオンハルト・ベルグート(男性、22歳、187cm、黒の短髪)

ベルグート王国の第三王子だが、式典などには一切参加しないため、その存在は周辺諸国には知られていない。彼の複雑な出自は、六話以降で語られる。剣の達人で、レナをして『最強』と称されている。五戦目の王族戦で戦うことが決定している、本作のラスボス。


☆ヴォルフ(男性、31歳、194cm、灰色の長髪)

ベルグート代表として、二戦目の格闘戦で戦うことが決定している男。生きながらにして伝説的な存在で、その強さを語る逸話は枚挙に暇がない。戦いを愛する性格だが、理不尽に他者の命を奪ったりはしない。レオンハルトとは友人の間柄。


☆シリウス(男性、23歳、179cm、金に近い茶髪)

正体はケインの兄ルーン。彼の目的は物語後半で明らかになる。


☆セシル(女性、24歳、169cm、薄青のボブ)

レオンハルトの側近。幼少期は『おてんばセシル』と渾名される快活な少女で、幼いレオンハルトの遊び相手になっていた。レオンハルトにほのかな恋心を抱いている。



【舞台】

☆アグネシア王国(首都リーシアン)

ベルグート王国、帝都に隣接する小国。面積は北海道くらいで、人口はおよそ百五十万人。国内に目立った産業がなく、その経済はコルテオ鉱山に大きく依存している。紋章は羽の生えた獅子。


☆ベルグート王国(首都グランバレス)

帝国の属国において最大の領土、人口、経済規模を誇る大国。面積はフランスくらい(アグネシアの約八倍)で、人口はおよそ千八百万人。紋章は一角獣と剣。


☆コルテオ鉱山(アグネシア領)

アグネシアとベルグートの国境近くに位置する鉱山。主に鉄を産出している。


☆マルサス王国

エレオノーラの出身国。面積、人口はアグネシアのおよそ二倍。アグネシアと一部で国境を接している。建国の英雄、女戦士ビューネイの出身地であるため、女性にも武力が求められる。

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