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i = 5; catch e; //閉じた者の扉
「この扉は、鍵がかかっているのだけど……」
クラウドはベインが扉の取っ手を掴んで回すのをじっと見ながら、何かわかったというように声を上げた。
「ほぉ……」
ベインはもう一度取っ手を回してみたが、取っ手は空回りしていた。
クラウドは目を細めて何かを考えるように、顎を指でなぞりながら首を傾けて声を上げた。
「うーん……」
取っ手を回して扉が開くと、私は新しい空間の中に入っていた。
それはまるで、最初から扉の向こうの空間にずっといたような錯覚を起こさせた。
ベインは振り返り、私を見て話した。
「また閉じた者——自分の扉を作り、その中に自分だけの空間を作ったあと、内側から鍵をかけるという——の扉だね」
クラウドは両手を広げて失望したように振り返り、話した。
「消えてしまったわ」
その扉を名残惜しそうに見つめる私を、ベインが引き止めて歩みを促した。
「行こう、トッド」




