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D.O.A(ドア) ー 探してるのはBLAST  作者: a.z.bako
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14/14

i = 13; try $EXEC //扉を開くために

ベインとクラウドがぼくを導き、扉を開けながらこのトンネルを進んでいた。


彼らはいつもぼくを導いた。そしてぼくは彼らについていった。


夢中でベインが次の扉を開け、出てきてから言った。


「違う」


「この扉も違う」


「ない」


そんなある日、なぜかふと「扉はぼくが開きたい」という気持ちが湧いてきた。


「扉、ぼくが開いてもいい?」



ベインは突然、表情を固めてぼくをゆっくりと見つめた。


「好奇心か?」


クラウドは驚いた顔を両手で隠して、変な声を出した。


そんなクラウドを無視して、ベインは次の扉を探しに前へ進みながらぼくに言った。


「簡単そうだと思って言ったのなら、やめておいたほうがいい」


ベインはあたりを見回しながら、冷たく言った。


「扉を直接開くというのがどういうことか、わかる?」


ぼくにはその問いがよく理解できなかった。


「きみ自身が何かをしなければならないということだよ」


クラウドは心配そうに手を下ろしながら、そっと言った。

「う、簡単じゃないと思うけど」


「やってみよう」


その言葉とともに、ぼくの内側の何かが動きはじめた。

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