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忍者が異世界転移したらこぉなった!?  作者: ちまき
第四幕 親友とは!?
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親友ですよね!?

友情って難しい…

おぢさまが二階に来た。パパとおじさんも一緒だ。ベランダ?テラス?で、就職の面接が始まったみたい。


「エレーナさん、キャシーさん、二人にはみんなより先に話さなきゃならない事があるんですけど…」

「どぉした?」

「アヤナちゃん?どしたの?」

「あと十日もすれば全員国民が知る話なんだけど…」

「なんか大事か?」

「まず、猛超犯党が潰れたのは、諸侯爵のアヤカ姫暗殺計画だったの。」

「なに!?」

「アヤカ姫暗殺!?」

「これは、おぢさまのせいにされる予定だったんだよ。死なないまでも大怪我させるだけで、状況的におぢさまを責められるみたいだったの…」

「なんだと!?」

「で、諸侯爵は?」

「結果的にアヤカ姫は無傷、猛超犯党は全戦力を出してて全滅、城で諸侯爵が何故か動いたの、女王陛下、国王陛下、アヤネ姫が不在だったから良かったけど、諸侯爵はアヤカ姫と結婚して王座に付き、国を乗っ取るつもりだった…アヤカ姫に拒否されても、アヤネ姫と…っておバカな計画だったらしいけど、コレも阻止されたの。昨日から来てるホフマンさんの活躍でね。諸侯爵も捕まり、死刑確実ね。」

「そんなに詳しく知ってるのは…一緒に居たからか?」

「そぉです。おぢさまから、内密にアヤカ姫の護衛を頼まれてたの…その御褒美にリンカさんからの魔法授業が有ったから引き受けたんだ。」

「それでアヤナちゃんも魔法を使える様になったんだね。」

「うん、それでワタシもアヤカ姫の護衛を全うしたからって、女王陛下、国王陛下に謁見が許可されて…」

「すげぇな、なかなかそんな機会は無いぞ!?」

「でも、ソレが問題だったの…女王陛下が、いきなり泣き出して…謁見はお開き、ワタシは王都のハンター組合に行って、パパの頼み事を終わらせて宿を取ろぉとしたんだけど…」

「けど?」

「お城に呼び戻されて…再び女王陛下とその家族全員…王族の皆様の居住区に案内されて…」

「まさか、見つかった王女様に会ったのか?」

「会ったと云うか…女王陛下がワタシを産んだ、ままだったの…」


さて、親友二人の態度はどぉなる!?


「あの行方不明って言ってた母親が女王陛下だったのか!?」

「ホントのお母さんに会えたんだね!?」

「うん…そぉだったの…」

「良かったなぁ!!お母さんに会えて!!」

「うんうん、あれ?そぉなると支部長の家族とはどぉなるの?」

「支部長家族もこの話は知ってるけど、それでも家族として接してくれてるよ!!」

「そか、杞憂だったんだな。」

「今も家族として見てるんだね…って事は二つ家族が有るって事!?」

「そぉなるのかな?」

「あれ?ちょっと待って!!新しく第一王女として公表されるのって…アヤナちゃんの事!?」

「えっ!?あれ?そぉなるのか!?」

「うん…そぉなるの…」

「うわっ!?どぉしよ?私等不敬罪とか無いよな!?」

「んげ!?それは困るよ!?アヤナちゃん!!何とかならない!?」

「そんな事にはならないよぉ〜。」

「なんだ…良かったぁ…」

「ほっとしたよぉ〜。」

「あれ?なんか思ってた反応と違うんだけど…」

「どんな反応を考えてたの?」

「いきなり片膝着いたり、言葉遣いが変わったり?」

「アヤナはそぉして欲しいのか?」

「絶対イヤ!!そんな事されたら親友辞めるもん!!」


ワタシは頬を膨らませてそっぽを向いた。


「だろうと思ったよ。公式の場でならそぉする事になるけど、それ以外ぢゃ私にとってはアヤナちゃんだからね。」

「一緒に命を預けあった仲だし、中々変わらないだろ?」

「うん!!ありがとう、変わらないで居てくれて!!」

「汗臭ぇぞ!!」

「それを言うなら水臭いだぞ。」

「おぢさまなんかいきなり片膝着いて来たもん!!びっくりしたよ…」

「あぁ…お義父様は立場的にそぉなるだろな…」

「そんなもんなの?」

「貴族だからなぁ…いくら王家が民に仕えてるって公言してても、貴族は王族に仕えてるからな。」

「へぇ…そぉだったんた?」

「なんでキャシーさんがそこで疑問に思うの?」

「あぁ…一般には知られてない王族の心得みたいなモンだからな。」

「そぉだったんだ…」


良かった…二人は変わらず接してくれるみたいで…


「それはそぉと、あの四人には話すのか?」

「その辺はおぢさまに任せよぉと思うんだけど…」

「そぉねぇ…男爵閣下はアヤナちゃんに任せるつもりぢゃ無いかな?」

「ってなると…一緒に王都に行く人だけは移動中に知る事になるのか?」

「多分そぉなるかな?ホフマンさん達と一緒だから…」

「腰抜かさなきゃ良いけどな…」


エレーナさんがニヤニヤし出した。


「出たよエレーナの悪趣味が。」

「悪趣味言うなよ!?ただの驚かせ好きなだけだ!!」

「それって…悪趣味なんぢゃ…」

「アヤナまで云うか!?」

「普通の感性ならそぉだよなぁ…」

「うぐっ!!なら今からみんなに打ち明けてやる!!」

「それは止めてぇ!!絶対態度が変わるから!!」

「そぉだぞ、アヤナちゃんが嫌がる事はするな!!」

「んな!?二対一かよ!?」

「当たり前だ。」

「そぉですよ!!」

「解ったよ、秘密にしといてやる。」

「あれ?それより…アヤナちゃんもハンター引退?」

「えっ!?しませんよ、引退なんか!!」

「王女様がハンターで良いのか?」

「王女がハンターをしてはイケないなんて法は無いでしょ?」

「そりゃぁ無いけど…」

「なら問題無いでしょ!!」


と、変な心配をされる事になった。ワタシの親友の感性が可笑しいのか!?

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

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