さようなら!?
緊急事態宣言は解除されましたが、十分注意して過ごして下さい。
四人にはワタシからは教えないと決めた。
なんでって?教えると変な対応されそぉで…
そぉですよ!!ビビってますよ!!
はい、そんな感じで王都に行く前に、ノコヤミで色んな人に挨拶周り……っても鍛冶屋さんくらいだけど…あとあの鬼教官ことメイド長のメリダさん!!
あとは…ちょっと思い付かないよ!?ワタシそんな狭い交友関係だぅたの!?
あ…ほぼ十日しか居なかったワケだから仕方ないかな?
って事で、パパとママと一緒におぢさまの馬車で、里帰り?
道中、何か獲物は出ないかなぁ?
はい!!フラグ折られました!!誰も出て来てくれませんでした!!ふざけんなよ!?
パパの技を見たかったのに……
それは明日でも見れるから良いか…
今日はおねぇたんと一緒にお風呂だぁ!!
おっぱい枕め!!揉んでやる!!
パパとママは先に組合前で降りて、お仕事をするらしい。
ぢゃぁ、夕飯までには帰るね!!」
パパとママに軽く挨拶をする。
二人はにこやかに頷いて、御者さんにもお礼を言っていた。
ワタシはメリダさんや他の人達に挨拶をする為おぢさまのお屋敷に行く。
「送っていただいてありがとうございます。」
しっかり日本礼法に則った礼を御者さんにする。御者さんもワタシの事を知っているけど、ワタシが特別扱いがイヤな事も知ってくれている。
「ぢゃぁまた明日だね?迎えの予定は昼過ぎくらいだったかな?」
「はい、無理を言って済みません。」
「良いよ、他ならぬアヤナちゃんの頼みだからね。」
そぉ言って裏に回って行った。
ワタシはメリダさんに出迎えられた。
「お帰りなさいアヤナさん、今回は突然の事件で驚いたでしょ?」
「そぉですね、ここでの二ヶ月間が無かったら何も出来なかったですから、そのお礼も言いたかったですよ。」
「あら?私の事は鬼教官とか感じてらしたかと思いましたが…」
「思ってても言いません!!」
しまった!!コレぢゃ思ってるって言ったもんぢゃ…気を許した相手だから気が緩んでた!!
「あら?やっぱり?でも、たった二ヶ月間しか無かったのだから厳しくしてごめんなさいね?」
「その厳しさがあったからこそ四人の被害者が救出出来たんです!!メリダさんは今回の事件の影の功労者ですよ!!本当にありがとうございました!!」
ここでも日本礼法の礼をした。
「そんな、どうか頭をお上げください、王女ともあろう者がそんなに頭を下げてはいけませんよ!?」
「そんなモノより、恩人に対する礼の方が大事です!!」
「ふぅ…アヤナさんは相変わらずなんですね。公表されてからはダメですよ?その辺は王城で私より怖い人に仕込まれるでしょうけど。」
「うっ!!それは怖いです。助けて下さい。」
「それは叶いませんよ。」
「ふぇ…泣いてやる!!」
頬を膨らませそっぽを向いた。
「その様な仕草も控えて下さいな。」
うぐっ!?この鬼教官には可愛いは武器にならないか…
「はい、気を付けます。」
「はい、よく出来ました。でも、私としてもアヤナさんと過ごした二ヶ月間は楽しいモノでしたよ。またノコヤミに訪れる時はお立ち寄り下さい。」
メリダさんに恭しく礼をされた。
メリダさんが頭を上げた時、ワタシはメリダさんに抱きついた。
「ホントにありがとうございました。」
「あらあら、甘えん坊さんだ事。」
優しく頭を撫でられた。顔は見えないけど、きっと微笑んでるんだろぉな。こっちは効果的っと。
ワタシは離れて、お屋敷を後にした。
その足で、鍛冶屋さんに来た。居るかな?
「こんにちはぁ!!」
大きな声で挨拶した。
「誰だぁ?…ってアヤナか、どぉした?」
「シーダさんお久しぶり!!ちょっとね、永い間ノコヤミを離れる事になるから顔を見せに来たの。」
「ほぉ?どこに行くんだ?」
「また王都にね。」
「どのくらいだ?」
「それが解らないの…二度とこっちに来れないかも知れないから…」
「そりゃまた…ハンターってのは難儀なんだな。」
「そぉだね。ミリーさんは?奥で夕飯の準備中だ、呼ぶか?」
「いや、なら先に言っとくね。今から話すのは他言無用で…」
「ん、解った。」
ワタシの神妙な態度にシーダさんは真剣に頷いた。
「実は…ワタシ、本当の母親に会ったの、王都で。」
「ほぉそりゃ良かったな!!」
「そぉ、そこまでは良かったんだけど…その母親が…」
「何か問題か?」
「女王陛下だったの…」
「は?」
「女王陛下がワタシの母親だったの。」
「まぢかよ!?」
「大まぢ…」
「って事は…お前、王女さまぁ!?」
「しっ!!まだミリーさんには知られたく無いから!!」
「あ、あぁ…それで、なんでここに来た?」
「最後にムカつくオッサンの顔を見にね。」
ワタシはウインクした。
「けっ!!誰がムカつくオッサンだ!?」
「そぉそぉ、そんな態度が嬉しいんだ。みんな畏まった態度取るんだもん。」
「まぁ、そぉだろな…オレに取っちゃ客の一人だし、少し寂しくはなるな…」
「ん、そだね、気軽に口喧嘩出来る相手が居なくなるってのはワタシも少し寂しいかな?」
そんな話をしていたらミリーさんが出て来た。
王女の部分は伏せて、仕事で王都に行くとだけ伝えた。
ミリーさんは寂しそぉな表情をしたけど、最後には笑顔でさよならしてくれた。
「またねミリーさん。」
「アヤナちゃんもお仕事頑張ってね!!」
ワタシは軽く手を上げて鍛冶屋を後にした。
既に日は暮れていて、いつもお風呂に行く時間だ。ワタシは家路を急いだ。
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