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忍者が異世界転移したらこぉなった!?  作者: ちまき
第四幕 親友とは!?
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異名付けないで!?

どんな異名やら…

「まず…ユーリちゃん!!」

「えっ!?私?えと…妖精?」

「まぁ、見た目はそぉよね?次、カノンちゃん!!」

「え〜!?妖精がボツなら…普通に美少女ハンターとか?」

「それだと歳を取ったらダメよ?次、レイカ!!」

「悩む必要無いだろ?あの強さにこの見た目だ、しかも一切の躊躇も無いと来たら…」

「「「来たら?」」」

「女帝!!コレだろ!!」

「なかなか良いわね!!」

「って云うか…ナナさんは?」


カノンさんからの反撃だ。


「えっ!?私?考えて無かったけど?」

「あれぇ?他人ひとにはダメ出ししといて自分は無いのかなぁ?」


レイカさんからもツッコまれる。


「解った!!ちょっと待っててね…餓狼がろうとか?」

「見た目との格差があり過ぎます。」


ユーリちゃんが断言した!?


「え〜!?だったら何が良いのよぉ〜?」

「なにも要らないでしょ?」

「ママ!!それだよ!!」

「アヤナちゃんはそのままで良いのよ。」


ママ、ありがとう。


「ですよね、やっぱりアヤナちゃんはアヤナちゃんですよね?」


キャシーさんの追い討ち!!


「そっかぁ残念、恩人に感謝の気持ちだったんだけどなぁ…」


そんな恩返しは要らないよ?


「それはアヤナちゃんには必要ないと思うわよ?」

「なんでですか?」

「たまたま助けた形になったけど、イヤなヤツをやっつけただけだから!!」


ワタシは断言した!!


「でも、男爵様の依頼と…」

「おぢさまの敵はワタシの敵だからね!!アナタ達はたまたま助かっただけなんだよね?おぢさまからの依頼はあって無い様なモノだもん。」

「ちょっと!?そんな軽くて良いの?」

「大体、おぢさまには感謝もあるけど、前の依頼もたいがいだったんだから、王女様と似てるからって、身代わりとか…その為に二ヶ月のマナーだのハイヒールだのの訓練したし、そのおかげで美味しいご飯も味が解らなかったんだもん。」

「王女様の身代わりねぇ…そりゃキツいよな?」

「でも、アヤナちゃん、スープをお皿に口を付けて飲むのはどぉかと、ママは思うのよねぇ。」


その一言にその場のみんなが固まった。


「皿に口付けって…貴族的マナー以前の問題だろ?」

「ワタシの育ったトコロだと普通だったんだもん。」

「そか、所変われば…ってヤツか?それはあるかもな。」

「あれ?ノコヤミではソレが普通だったんですか???」


ナナさん達が混乱してる。


「アヤナちゃんは養女なのよ。」


あ、ママがバラした。


「養女!?そんな重大事項を本人にバラして良いんですか!?」

「アヤナちゃんがウチの娘になったのは三ヶ月くらい前だから、バラすも何も無いのよ?」

「あ…そぉなんですね…」

「そぉだよ。天涯孤独になってた時にパパと知り合って、おねぇたんの進めでおウチに泊めて貰って、ホントのままは子供の頃から行方不明になってて…おじぃちゃんも五年前に死んぢゃってて、ぱぱだけだったけど…生き別れちゃって…って話してたらウチの娘に…って話になって…ソレから家族にして貰ったんだ!!だからパパとママとおねぇたんがワタシの家族なんだよ。」


ワタシの説明にナナさん達四人が何故か泣いていた。どったの?


「そんな境遇で明るく生きるのって大変だったんだね…」

「普通ならまだ親離れも難しいでしょうに…」

「私達に甘えても良いのよ?」

「私より幼いのに…」

「ちょっと!?そんな悲観な感じぢゃ無いからね?パパもママもおねぇたんも良くしてくれてるし、エレーナさんもキャシーさんもどっちかって云うとワタシに甘々だし、おぢさまも可愛がってくれてるし、全く寂しくは無いんだよ?逆に毎日が楽しいんだからね?それに、多分ユーリさんとは同い年くらいと思うよ?」

「えっ!?私もうすぐ十六になりますけど?」

「ワタシも今十五だもん。」


なんでみんな驚いてるのさ!?リンカさんも!?


「アレ?ワタシなんかおかしな事言ったかなぁ?」

「アヤナちゃんは十二くらいにしか見えないからなぁ…」

「キャシーさん!?」

「いやぁ…私も最初知った時はびっくりしたもんだよ。」

「うわっ!?そぉなんですか!?」

「私の膝の上でも違和感無いくらいだぞ?みんなそんな風に思うよ?」


まぢですか!?

ってなってたら、おぢさまがパパとエレーナさんを連れて、二階に来た。何かあったのかな?


「アヤナ、ピッグが北犯党と繋がってると云うのは本当か!?」

「えっ?そぉだけど?パーティー会場でボーガン撃ったヤツがソコの一員だったんだって。」

「そぉか、しかし、良く生きていてくれた。」

「右腕は骨折したけどね。」

「なに?骨折しただと?他に被害は?」

「馬車の中でお漏らしさせられたのと、裸も見られた…」

「よし、情報を得たら全員打ち首だ!!」


おぢさまは額に青筋を浮かべて激怒している…

あ、伝えて無かった事を言わなきゃ。


「あのね、おぢさま、明日彼女達の事情聴取があって、このお屋敷でしたいらしいよ。治療班の騎士さん達が来るんだって。」

「それは良いが…ヤツ等の死刑はアヤナがするか?」

「いや…それは…専門家に任せては?」

「そぉか?望む死刑方法は?」

「なるべくならこの上無い程に残酷な方法で!!」

「ならば、私がしてやろう…大事な娘にイヤな思いをさせたんだ、その報いは受けさせるぞ?生きたまま八つ裂きにしてやる!!」

「パパ?目が座ってて怖いんだけど?」

「お?すまんすまん、アヤナを怖がらせるつもりは無いんだぞ。」


言いながら、ワタシを抱っこして赤ちゃんにする様にあやされてしまった…


「解った、処刑人は支部長になる様に掛け合っておこう。」


おぢさまも乗り気だ…

ワタシの周りの大人って…コレで良いのかなぁ?ワタシに異常に甘いんだけど?

ママがニコニコしてるからまだ良いのかも?


ナナさん達はドン引いてますけど?

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

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