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忍者が異世界転移したらこぉなった!?  作者: ちまき
第三幕 結婚式!?
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着きました!?

やっと出発だな…

おねぇたんも起きて、みんなで朝ご飯。

美味しくいただきました。

その後、いつもの様に、パパと、おねぇたんと、ワタシで家を出る。また数日家を開ける。ちゃんと家を出る前に、忘れ物が無い様にちゃんと確認したよ!!御祝儀を忘れましたぢゃ話にならないもんね。

パパからの御祝儀も預かってる。

ちゃんとパパの名前も書かれている。

御祝儀袋に名前を書く所が有るんだね。

家の前で二人と別れて、ワタシはおぢさまのお屋敷に向かう。

ココで遅れましたぢゃ話にならないもんね。

ちゃんとハンターらしい格好だから警護もバッチリだよ!!

何があろぉとおぢさまだけは守りとぉす!!

気合いもバッチリ!!


おぢさまのお屋敷に着いて、門番さんと挨拶を交わし中に入れて貰う。

ドアノッカーを叩くとメイド長のメリダさんが出て来た。


「アヤナさん、おはようございます。旦那様はもうすぐ用意が出来ますので応接室でお待ち下さい。」

「はい、ありがとうございます。」


応接室でお茶を頂き、おぢさまを待つ。

こんこんこん

扉が叩かれ、おぢさまが入って来る。


「アヤナ、おはよう、待たせたかな?」

「おはようございます。さして待ってはいませんよ。」

「なら良かった。だが…その格好で行くのか?ハンターの仕事では無いのだぞ?」

「いつ何時何が有るか解りませんから…魔獣や盗賊の襲撃を警戒するのは常識です!!」


胸の前で握り拳を作り気合い充分な感じをあざと過ぎない程度に作る。


「その気持ちは良いのだが…ちゃんと護衛は居るのだがなぁ…」

「信用して無いワケぢゃ無いけど…対人ならまだしも魔獣には不慣れなのでは?」

「確かにな…だが、自分の立場を忘れて無いか?」

「新婦二人の親友のハンターですよ?」

「その前に第一王女として、公表を控えてるだろぉが!!」

「うにゃ!?忘れてた…」

「普通忘れるか?」

「でもでも!!怪我人は少ないに限りますよね?」

「まぁそぉだが…」

「怪我人が出そぉになったら出ますよ?」

「仕方ないな。」

「ですよねぇ…あははは…」


よし!!っても午前中だけだから活躍の機会は無いかな?


こんこんこん

執事さんが来た。


「馬車の準備が整いました。」

「御苦労、ほら、アヤナも行くぞ。」

「はぁい、セルバンティスさん、ありがとう。」


おぢさまとお屋敷を出ると門に馬車が止まっていたのでおぢさまと乗り込む。

御者席にはリンカさんも乗っていた、護衛の一人らしい。

あと、門番さんも一人、庭師さんやメイドさんも数人…全員元兵士やハンターだそぉだ。

戦闘のプロ?男爵は私兵を持てないので、表向きは必要との事…

料理人さん達もそうらしい…みんな凄いな…「お前は王女だろうが…」とはおぢさまの言だ。せっかく忘れてたのに…


馬車は順調に進み森に差しかかる頃、ワタシは馬車の天井に移動して辺りの俯瞰に努める。

大概一、二匹は魔獣が出て来るからね。

案の定…出て来たけどまだ森の中だからこっちに気付いては無いみたい、おっきぃ…リスさん!?おっきくても可愛いなぁ…


「リンカさん!!前方右側にリスさんだよ!!まだこっちに気付いて無いみたいだけど、一応魔法の準備を!!」


注意喚起だけは怠らない!!コレが有ると無いとでは生存率に大きな差が出るってキャシーさんに習ったんだ!!


「解りました。」


リンカさんも厳しい表情かおになる。

魔獣みたいに大きいと風はなかなかに使い勝手が悪いんだよなぁ…真空斬くらいかな?新しく開発せねば!!


あっ!!リスさんに気付かれた!!


「リスさんに気付かれました!!」


ワタシの声にみんなが臨戦体勢を取る。

最初の一撃は…リンカさんだった。


「行きます!!」


リンカさんが叫ぶとごえいあの人達は馬の目を手で覆った。それ以外の人もリスさんに背を向ける。何でだ?

リンカさんの指先が光る。そぉ思った瞬間リスさんの鼻先で眩い光が…

なるほど、目潰しか!!アレは強烈だなぁ。

ソレに続いて男衆がリスさんを斬るわ刺すわ…モノの十秒足らずで絶命させる。


なるほど…あの「行きます!!」がリンカさんの攻撃の合図か…味方との符丁だったんだな?

ワタシみたいに目をヤらない為の…

いきなりだと目をヤられて混乱もするかもだからね。

ワタシ?ちゃんと、


「うぎゃぁ!!目がぁ!!目がぁ!!」


ってお約束をしましたとも!!えっへん!!

そしたらリンカさんが優しく介抱してくれましたよ!!

おぢさまの呆れた溜息は聞こえなかった事にします。


「しかし、強烈なひかりでしたね!!」

「警護の人達が馬の目を隠してるのを確認してからぢゃ無いと打てないですけどね。」

「ソレを知らなかったワタシだけが、のたうち回ったと…」

「ごめんね、おしえとくかの忘れてたわ。」

「次からは気を付けゆ…」

「そぉね、そぉしないと目が悪くなるかも知れないからね。」

「光って他にはどんな事が出来るんですか?」

「光の強さと大きさと色を変えて離れた所に合図を送ったり出来るわよ。」


狼煙だ!!


「あと…夜空に綺麗な花を咲かせたり?」


花火だ!!


「夜中に蝋燭を使わずにお屋敷を照らしてたり…」

「アレは全部リンカさんがしてたんですか!?」

「そぉよ?」

「魔法の道具かと思ってました!!」

「私の仕業でした。」


リンカさんは悪戯っぽく笑う。美女だと絵になるなぁ…


「他に戦闘用には開発して無いんですか?」

「相手の頭を光の球体に閉じ込めてって事もあるけど…殺傷能力はほぼ皆無かな?」

「なるほど…相手の視界を塞いだりとかの使い方での補助かぁ…ソレでも汎用性が高くて素晴らしいですね!!」

「ありがとう。アヤナちゃんは何か開発したかな?」

「今は二つだけですね、その内空を飛べたらなぁ…って思ってます。」

「それ…良いかも!!是非完成させてみて!!」

「はい!!」


そんな話をしていたらいつの間にか森も抜け、広い街道に出た。ココから先は盗賊とかも出ない安全な道だそぉだ。

ワタシは馬車の中に戻りおぢさまに感想を言った。


「皆さん凄いですね!!おぢさまが安心してる理由が良く解りました!!」

「だろぉ?襲って来るヤツ等はみんなさっきのアヤナみたいになるんだぞ?」


んな!?ワタシは顔を真っ赤にして頬を膨らませそっぽを向いた。


「おぢさまはいぢわるです!!」


ロリペドで無くても保護欲をそそられるこの態度!!ロリなおぢさまは…おろおろすんなし…


「まぁ、その、なんだ、ムクれるな…な?」


この慌て方がおぢさまらしいと云えばらしいのかな?

そんなこんなでケタタに着いて、おぢさまの別宅に入る。

ワタシもこの場で怪しまれない格好になる。ソレ即ちメイド服!!

おぢさまのお屋敷に居た時にこっそり貰って来たのだ!!

リンカさんと一緒に居ても不自然ぢゃ無いし…でもおぢさまからは少女好き説の裏付けになるかもだから止めろって叱られた…


「とは云え、可愛いな。」


って顔を赤らめて頭を撫でられた。

照れ顔!!いただきました!!

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


罵詈雑言でも構いません。

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