やっぱ起きねぇ!?
おねぇたんイヂリ回
夜…夕ご飯の後ジマタヤで頂いたお菓子を頂いた。
上品な甘さに深いコクの、三日月を模したお菓子、何だコレ?美味過ぎる!!
うわっ!?あんこってこんなさっぱりした甘味とコク深くあったっけ?久々だからとかぢゃ無い!!砂糖が控えめで食材の旨さを限界まで引き出した逸品だ!!
だったらもぉ一つも期待出来るのか!?
掌にポンと乗る程の小さなお菓子。真っ白で…ふわふわしてる!?さっきの三日月に対してコッチは満月かな?
一口食べてみる…皮は柔らかいを通り越して何も無い様な感じで餡は卵?が混ざってるのかな?しゅわしゅわ溶ける皮に柔らかい餡の食感の差も楽しめるし、何よりもこの味わいだ!!深く深く…どこまでも深い味わいだ!!コレぞ和菓子!!って感じだよ!!
両方とも違う食感と味わいだけど感想は…最高の和菓子をありがとう…って感じかな?お値段はお求め易いって感じぢゃ無いけど、その分、美味しさが補って余りある充足感!!生きてて良かった…
大袈裟ぢゃ無いよ!!甘いだけのパサパサなエセ和菓子と違ってしっとりしてて、しつこく無くて幸せな気持ちになる…
「いやぁ、こんな小さなお菓子で満足感がこんなに大きいって凄いね!!」
「さすがジマタヤ商会さんだよね。」
「なんか、ジマタヤさんの跡取りさんが結婚するからと、お土産をくれたのよ?」
「あぁ、キャシーが嫁ぐらしいな、昨日エレーナと一緒に挨拶に来たぞ。二人とも手紙でお世話になりました、とか…アイリーにも良い人がとか書いてたぞ?」
「ちょっと!!お父さん?なんて目で娘を見てるのよ!?」
「ん?領主様のバカ息子以外に浮いた話が無かったぢゃ無いか?」
「アレが言い寄るから他の人が寄り付かなかっただけだから!!」
「でも…寄って来てるの筋肉達磨ばっかりだよね?」
「彩奈ちゃんまでそんな事いうの!?」
「でも、大丈夫だと思うよ?おねぇたんは美人さんだもん!!」
「ありがとう彩奈ちゃん!!」
「寝起き以外は…」
「一言多いわよ!!」
あ、ぷんすこしだした…美人さんのぷんすこってめっちゃ可愛い!!写メ撮りたい!!
などと家族団欒のひと時が過ぎてソロソロ寝る時間だ。
ちゃんと歯磨きして明日はおぢさまとデート…なら良いんだけど、ただの馬車旅だ。
お昼時には着くらしいか旅とも言えないかな?
翌朝、早起きしてしまった。遠足の時の子供か!?
おぢさまと馬車ってだけで舞い上がってたのかも…さて、どんな格好にしようかな?
脱がせ易くて、清楚で…って、ちっがぁう!!しんこんか!?
誘惑に成功するのが望ましいかもだけど…
目的は結婚式だから!!
道中危険もあるだろぉから、ハンターの服で行くのが良いかな?
朝ご飯食べたらおぢさまのトコに行かなきゃだね。
まだ夜明け前だし…何もする事が無い…
馬車で寝こけておぢさまに恥ずかしいトコ見られたらどぉしよぉ!?
うぅ〜にゃ〜外が暗いから考えも暗くなってるよぉ!!
そぉこぉしてるとママが起きて来た。
「ママ、おはよう!!」
「あら?彩奈ちゃんは早起きさんね。」
「何か目が醒めちゃって…」
「昨日の運動量が少なかったのかな?」
「多分それだよ!!」
「あらあら、ハンターさんは大変ね。」
「運動量が多いからね。」
「さて、朝ご飯の用意しよぉかな。」
「手伝うよ!!」
「ありがとう。」
二人で、スープ、パン、サラダの準備をする。
二人でするとすぐに終わる。ママとおしゃべりしてるとパパが起きて来た。
「パパ、おはよぉ!!」
「ん?彩奈は早いなぁ…それに引き換え…彩奈、アイリーを起こして来なさい。」
「うげっ!?またあの格闘を!?」
「それも稽古だよ。」
「わかりました!!」
ワタシはびしっと敬礼をし、寝室に駆け込む。
このおっぱい枕め!!いつまで寝こけてやがる!!嫁の貰い手が無くなるぞ!?
今日は初手から奥義炸裂だ!!覚悟しろおっぱい枕!!必殺!!布団めくり!!
「うひゃん!?」
可愛い声を上げて…起きろよ!!
おっぱい揉んでやろ…知ってだけど…この弾力は…凶器だよね!?
ばいんばいんしてる…もいどくか!?もいでワタシのと入れ替えるか!?
おっぱいに触れると、男を魅了する声を…これ…女も魅了するだろ!?
起きないなら…寝たままお着替えだ!!
ふぅ…パジャマの上着を脱がせただけでこの破壊力は反則だ!!
もおズボンも脱がせよ…んしょんしょ…何だろ?アフロディーテ?美の女神か!?ワタシに無い物ばかり有りやがって…
くすぐり起こしの刑だ!!
こちょこちょ…こちょこちょ。
「うひゃん!!」
「あ、やっと起きた。おねぇたんおはよぉ!!」
「ん?あ、彩奈ちゃんおはよ…おぉ〜!?」
「いやぁなかなか起きないから着替えさせよぉとして…」
「むぅ…」
顔を赤らめて頬を膨らます。
何だコレ?めっちゃ可愛いんだけど!?
「おねぇたん、おっきしたらお着替えしよぉね。」
渾身の笑顔で促す。
「解りました、解りましたよ!!起きれない私が悪いんですよね?」
「ごめんなさい、おねぇたんが起きないから調子に乗って…」
しょんぼりするワタシにおねぇたんが頭を撫でる。
「ちゃんと起きれないおねぇたんを許してね。」
って…早く服着ろや!!
「うん、先にママに起こした事ほーこくしとくね。」
ワタシは部屋を出て、やっと起きた事を報告した。
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前回と今回で引いたお菓子は、大分県、竹田市のお土産で貰ったホントに美味しいお菓子がモデルです。
但馬屋さんの三笠野と荒城の月です。良かったら検索してみて下さい。




