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忍者が異世界転移したらこぉなった!?  作者: ちまき
第三幕 結婚式!?
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辞めないよ!?

予定通り母娘の名乗りは出来ましたが…この後どぉしよ?

「おねぇたまが二人?」


小さなアヤカがワタシとアヤカを見て混乱している。

小さな子供にそっくりさんが見分けられるワケも無く、ワタシとアヤカの間に座りハテナマークを浮かべている。


「アヤネ、アヤナお姉様にご挨拶は?」


優紳士は小さなアヤカに挨拶を促す。


「はぢめまちてアヤナおねぇたん。」

「はい、初めましてアヤネ、ワタシもおねぇちゃんですよアヤネちゃんはいくつかな?」

「わたくちは、よんたいです。」

「そか、おねぇちゃんは十五歳だよ。」

「おねぇたんしゅきぃ!!」


ワタシはアヤネを思わず抱っこした。なんだこの可愛い生き物は!?仔猫と一緒くらい可愛いぞ!?これ.ちょうだい!!


あれ?そぉ云えば、さっき優紳士がワタシをお姉様とか言わなかったか!?


「あの…国王陛下?」

「んな!?そんな他人行儀な!?父と呼んでは貰えないのか!?

「えっ!?」

「アヤメの娘なら私にとっても娘なんだよ?まぁ本当の父上が御健在なら難しい相談だろうが…」

「あ、いや…本当の父にはおそらくは二度と逢えませんのでソレは良いのですが…」

「なら、他人を父と呼び難いのかな?」

「ソレもありますが…良いのですか?」

「私も紋次郎殿の事は聞き及んでいるし、正直、嫉妬もしているし、彼が現れたなら国王の座は彼にとも思って居るくらいに、アヤメの意志も尊重するし…複雑な気分なんだが…娘が増えた事実は嬉しく思っているよ。」

「…なんか、気を使わせてすみません。」

「そうでは無いよ…複雑な男心と云う物だよ。」

「はぁ…って、そぉぢゃ無くて…いや、聞きたかった答えはもぉ貰えたのかな?ワタシみたいな一介のハンターを娘として見て貰えると?」

「当たり前ぢゃないか!!愛する女性の娘だ、私の娘として受け入れて何が悪い!?」


なるほど…そぉ云うタイプの人なんだ…


「ままの選んだ人は、ぱぱと遜色の無い素晴らしい人なんだね。」

「ありがとう。」


言いながらまだワタシを抱き締めている。なんか少し恥ずかしい。


「そか…ワタシはこの世界と日本人のハーフだったんだ…」

「そぉね、そぉなるわね。」

「ぱぱは知ってたの?」

「私の素性は全部話してたのよ。不思議がってたけど受け入れてくれてたわよ。」

「そか…ままがコッチに帰っちゃった事は知らないんだよね?」

「多分知らないと思うのよねぇ…どうしよう?」

「別に良いと思うよ?ぱぱってあんなだから…」

「それもそぉね。」


ぱぱって少しアレだからなぁ…


「私は嬉しいです!!こんなお姉様が欲しいって思ってた人が本当にお姉様だったんですもの!!」

「アヤカも嬉しい事言ってくれるなぁ!!」


思わずアヤカを抱き締めた。

そして思い出す。ワタシの義理の家族の事を…


「あ…ワタシ…ノコヤミに帰らなきゃ!!」

「何か忘れ物!?」

「イヤ…お仕事頼まれてて…帰って報告しないと…ジウリア・タキリー男爵にも…」

「そぉねぇ…お仕事ならちゃんと終わらせないといけないわね。」

「あの男爵ってワタシの魅力が通じなかったし…」

「ん?タキリーならアヤナくらいの女の子が一番すきなハズだが…まぁ奥さん一筋でもあるからなかなか手を出しづらかったんだろうね。」

「えっ!?本人は男色が…とか言ってたよ!?」

「アヤナに手を出さない事に対するいいわけだろうね。」

「なんだ…そぉなんだ…立場的に少女趣味ってのが言われたく無いみたいにも言ってたし…」

「それはあるだろうね。政敵も多い事だしね。」

「男爵閣下には私もお礼を言いたいです!!」

「だよねぇ!!アヤカも男爵様好きだよね?」

「はい!!将来の旦那様はあんな方が良いです!!」

「は…タキリーは私の娘からの人気が凄いな…今度懲らしめてやらなきゃな。」

「ソレは男爵が可哀想ですわ。」


みんなで男爵を餌に笑いあった。


「よし!!アヤナの王族復帰はノコヤミから帰って来てからにしよう、仕事はしっかり終わらせないとな!!」


国王…父上がそお言って手紙を書き始めたのを見て、アヤカも何やら書き出した、そして、ままも手紙をしたため出した。

みんなで何を書いてるんだか?

その間ワタシはアヤネと遊んだ。

三人から手紙を預かる父上とアヤカは男爵に、ままはトモタ家宛てに。中身は気になるけど…コレもお仕事だから中身は見ない!!

って云うか不穏なこと言われたぞ!?


「あの…王族復帰って!?」

「貴女を私の娘として公表するのよ。」

「なんで!?」

「娘なんだから当然でしょ!?」

「ハンターは!?」

「辞めて欲しいのだけど…」

「やだ。」

「まぁ、それは今ぢゃ無くまたコッチに帰って来てから話しましょう。」

「何かなし崩しに辞めさせられそぉなんだけど…」

「ソレはしないと約束します。だから、王族の一員になる事も約束して欲しいの。」

「辞めなくて良いのなら…」

「ならそぉしましょぉ!!」


王族になるのは確定なんだ…


「そぉだわ!!今日はここに泊まって明日出発すると良いわ。」

「うん、そぉするね!!」

「またお姉様と一緒です!!」

「おねぇたんといっしょ?」

「そぉだよ、アヤネとも一緒だよ。」

「おねぇたんといっしょぉ〜!!」


アヤネのはしゃぎ様はお子様らしいはしゃぎ方で何か安心する。


「アヤナは日本食恋しく無い?」


ままに指摘された。


「おこめ、味噌汁、お漬物、焼き魚…めっちゃ恋しいよぉ…今まで諦めてたけど…」

「ぢゃぁお昼はお米にしましょう!!」

「お米!?あるの!?」

「日本のお米とは違うし違和感はあるけど…お箸で食べれるのよ?」

「食べたい!!」


と云う事でお昼はおはしでの食事になった。

とは云え、ワタシとままだけなんだ…

でも、久しぶりのお米…違和感は拭えないけどお米だ!!

いやぁ久しぶりにお箸で食べれたからなんか懐かしく感じたよ。

その日は夜まで話して、お風呂も…父上も一緒だった。なんか恥ずかしいなぁ…中身は他人なんだし当たり前か…


「みんなで洗いっこしましょう!!」


ままってこんな感じだったんだ…


みんなで湯船に浸かる。いやぁ…日本と同じお風呂の文化が嬉しいなぁ…

お風呂上がりに気になった事を、ままに聞いたんだが。コッチの人は腋や股のムダ毛が生えないらしい…進化の違いかなんかだろうか?


その日の夜は女だけ四人で一緒のベッドで寝た。ワタシは憶えて無いから初めてままと寝たんだなぁ…

なんか感動した。

何か設定上で質問等ありましたら感想欄にお願いします。

質問はユーザー名を伏せて後書きでお応えします。


思いがけない高評価、ありがとう御座います。

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