コレからの日常!?
呼んで下さる人が増えて有り難く思います。
お昼ご飯…味が解らない…後ろからの〈何かやらかしたら…解ってますよね!?〉な重圧があるからソレに気を取られて…
栄養不足になったらどぉする!?
ただでさえ太らない体質なのに!!
お医者さんにも「あと三キロ頑張りましょぉね。」って言われてるのに!!
また痩せそぉ…
更に左利きなのに右に強制とか勘弁してよ…
食後も礼法とダンス…ダンスは何とかなったけど…ヒール高くない!?ワタシのあんよは二十センチ!!ヒールの高さ十センチ越え!!歩くだけでコワいんだけど!?
イヤなら身長伸ばせだとぉ!?噛み付こぉとしたらあの目…蛙を狙う蛇の目だよ!?
あんな目で睨まれてチビらなかった自分を褒めたいレベルだよ!!
あの高いヒールでのダンスに礼儀作法…足ぱんぱんなんですけど!?
まぁ…その甲斐あって及第点は貰ったけど…明日からも続けるらしいのよねぇ…
足ぱんぱんに精神的な…
逃げたひ…
ソレが終わってからはアヤカと一緒!!
お昼に見せたけど、バッサリ切った髪の毛見て驚かれた…
「お姉様…可愛い!!」
って抱き締められて…ふっ、おっぱいの大きさだけは勝てた!!
十一歳相手に張り合うのもなぁ…
さて、気を取り直して、二人で運動の時間だ。運動用のお揃いの服を着て…
しっかり柔軟運動して…
「お姉様!!痛い!!痛い!!」
「アヤカ、もっと身体は柔らかくしないとダメだよ?」
「ならお姉様もして下さい!!」
座ったままの前屈でほとんど曲がらないアヤカの背を押したんだが…硬いこと硬いこと…仕返しにワタシを押したアヤカは更に驚いた。
そりゃぁ…ワタシはペタってなるもん!!
更に驚かせる為にソコから開脚!!土下寝状態にまで持って行き、ソコから更に元に戻す。
呆気に取られるアヤカはぽかぁ〜んとしている。
「ま、アヤカもコレくらいは出来る様にしよぉね!!」
「んな!?そこまで出来なきゃいけないの!?」
「コレはまだまだ初歩よ?」
「それで初歩ですか!?」
「未来の旦那様に、愛想尽かされて良いのなら、しなくても良いのよ?」
「ソレだけはダメですわ!!」
「なら、次は走り込みと筋トレとまた柔軟ね。」
「うげぇ!?」
ニッコリと笑うワタシとゲンナリな王女様に有るまじき表情をするアヤカ、対照的だなぁ…
何とかワタシの言ったメニューをこなしきれて無い…筋トレでほぼ何も出来ないとか…でもココからが本番!!
体術と剣術の稽古!!
門番さんが教官さんだ!!
何か表情が暗いんですけど?どったの?
何か小声でブツブツ言ってる…
「…でオレなんだ?なんでオレなんだ!?血祭りに何を教えろと?オレが学ぶべきだろ?」
みたいな事言ってるんですけど…血祭り言うな!!
「あの…大丈夫ですか?」
甘い汗の匂いを出す美少女に覗き込まれてイヤな思いをする男はゲイだけだ!!復活しやがれ!!このふにゃちんヤロー!!
「あ、や…だ、大丈夫だよ。」
うわっ!?コワモテが頬赤らめて…キショいんですけど!?
ワタシの美少女的破壊力はやはり抜群だよね!!
「では、コレから剣術の稽古をします。まずは基本の素振りから始めますね、構えて下さい。」
ワタシは中段に構えて、アヤカは…いやいや…木剣くらいは持ち上げよぉね?
「姫様はまずは基礎筋力を付けなくてはなりませんなぁ。」
「ソレはワタシがおいおい指導すていきますよ…」
「お願い致す。」
「ぢゃぁ、取り敢えず…素振りからで良いの?」
「アヤナちゃんにはオレから教える事は無いだろぉから…ソレで…姫様にはこっちかな?」
なんか細い木の枝を持って来て渡している…
良いのかソレで?
「って云うか…ワタシは放ったらかし?」
「アヤナちゃんは既にかなり強いんだろ?したらオレの基本を教えるのは逆効果でしか無いからな、さっきの構えを見ただけで流派やその他が違うのくらいは良く解るよ。」
「なるほどね、それは、貴方もかなり強いって事よね?」
「そぉでなきゃココの門番なんて務まらんよ?」
「いつかワタシとも稽古してくださいね。」
「その時はお手柔らかに頼むよ?」
「はぁい!!」
ワタシのニカリとした笑みに頬を染めるコワモテ…勘違いされてたらイヤだなぁ…
剣術と云う括りでは同じだけど、剣と刀…そこ武器に因る違いは結構出ている。
そして、アヤカは非力だった。経験者だと勝手に思ってたよ…
武器としての想定はレイピアかな?門番さんは真剣な表情でソレっぽい構えと振り方等を教え始めていた。
ふむふむ…アヤカも中々筋が良いけど…教え方が上手いな!!
剣術道場とかしたら、自分より強い弟子とか育てられそぉだなぁ…
「お姉様のと違う感じがするのですが…」
「アレはロングソードとかを使う時の素振りですね。」
「私もそっちが良いです。」
「しかし姫…」
なんとも平行線だなぁ…ワタシは茜を取りに部屋に行って来る。
「アヤカ、コレがワタシの剣だけど扱うのはスゴく難しいのよ?」
ワタシは茜を少し抜いて見せた。
綺麗な茜色だ。
「門番さん、コレ扱える?」
ワタシは茜ちゃんを渡した。
その瞬間重みが加わったのか持つだけで精一杯な感じだ。
「こんな重いのか!?」
「ソレはワタシ専用だから他の人が持つとそぉなるの…鍛冶屋さんも手入れするのがやっとって代物よ?」
ワタシは茜ちゃんを受け取り、抜いて見せた。
刀身はワタシに合わせた長さだしワタシには扱い易いけど…この形状の剣を知らなければ扱いこなすのは無理だろぉ。
「こんな特殊な剣だからワタシは他の人と型が違うのよ。ソレで…アヤカには細身の直剣が良いだろうって事で教えられてるの。向き不向きってあるからね。」
「ソレでも…」
「ならワタシがアヤカと同じ訓練を受けるわ、それなら良いでしょ?」
「ソレなら…でも、いつかは教えて下さいましね?」
「約束するわ。」
それからワタシ達は、細身直剣用の型を教わった。ワタシの型が壊れない事を祈ろぉ…
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