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黒詩集  作者: ユーリ・S・イブニングムーン


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カーテンコール

劇はいつか終わる。観客がいなくなっても、演者は舞台に立ち続けるのか?


スポットライトが消えた後。暗転した舞台袖で。役を降りた僕は、何者に戻るのだろう。


拍手喝采なんて期待していない。ただ、最後まで演じきること。それが脚本シナリオへの反逆であり、敬意でもある。


幕が下りるその瞬間まで。道化は道化らしく。詩人は詩人らしく。


そして誰もいなくなった客席に向かって、深く、深く、一礼を。


さようなら。また、次の物語で会いましょう。……なんてね。

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