挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
小説投稿サイトでランキング一位を取らないと出られない部屋 作者:理不尽な孫の手
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

4/12

L3

投稿3回目

●1日目●

 戻ってきた。4月1日だ。

 さて、小説を書くにしても、どうしたらいいのか。
 前回、ただ闇雲に書いても良い結果が得られないことはわかった。
 まあ、もしかすると1000本とか2000本とか書けば、運よく1発ぐらいは当たるかもしれないが、それは宝くじを当てるようなものだ。
 小説は人の手によって書かれるものだ。博打じゃない。
 野球のバッティングだってそうだ。飛んでくるボールを見極め、的確なスイングをするからヒットを打てるし、何発かに一発はホームランになるのだ。
 そして飛んでくるボールの見極め方や、スイングの仕方には技術があり、技術ならある程度は練習で身につけることができる。
 小説を当てるのだって、同じはずだ。

 俺は文章力にはそれなりにあると自負していたが、少なくとも今回は通用しなかった。
 これまで、まともに小説を書いてきたわけじゃないのだから、当然だろう。
 ひとまず今までの事は忘れて、自分を完全な素人だと考えよう。物事を学ぶ際には、その方がいい。
 俺は素人だ。
 小説なんて一度も書いたことのない、初心者ですらない、素人。
 周囲はみんな、俺よりも上手で、学ぶべき所をもった先輩だ。
 そう考えて、色々と学んでいくのがいいだろう。

 とはいえ、小説の技術といっても色々あるだろう。
 同じ球技でも、野球には野球の、サッカーにはサッカーの技術があるように。
 俺が書くべきなのは、どんな小説の技術か。
 もちろん、『小説を書こう』の小説だ。
 つまり『小説を書こう』で注目を浴びるための技術が必要になってくる。

 そんな技術なんて、別に欲しくもなんともないが……。
 もう六十日以上ここにいる。この狭くて白い部屋には、いい加減気が狂いそうになっている。
 さっさと出たい。
 なら、やらなきゃいけないだろう。

 問題は、どうやってそうした技術を学ぶかだが……。
 幸いにして、お手本は目の前に大量にある。
 見て学ぼう。


●30日目●

 一ヶ月かけてランキング上位の作品を読み漁った。
 それで、いくつかわかった事がある。

 まず、この『小説を書こう』のサイトでは、あるジャンルが人気だ。
 それは『異世界ファンタジーもの』である。
 かつて友人に勧められた作品は異世界ばかりではなかったが、ランキング上位の作品はおしなべて異世界を舞台にしている。
 異世界といっても、SFやホラー作品にありがちなパラレルワールド的なものではない。
 いわゆる、西洋ファンタジー風の世界だ。
 もっとわかりやすく言うと、ドラ○エとか指○物語みたいな世界である。
 異世界ファンタジーものというのは、現代人が何らかの要因により、ファンタジー風の世界に行ってしまうという話だ。30年ぐらい前のゲームによくあったやつだな。

 『異世界ファンタジーもの』。
 読む前は似たようなものばかりだと思っていたが、実際に読んでみると一言で切って捨てることが出来ないほど、様々な作品があった。
 人生を真面目にやり直すもの、のんびりとスローライフを送るもの、ゲームの悪役に転生するもの、何度も同じ時間をループしながら真実に近づいていくもの、一緒に転移してきた知り合いにひどい目にあわされて復讐を誓うもの、悪役令嬢に転生しバッドエンドを回避するために奔走するもの。
 読む前は馬鹿にしていたし、実際に馬鹿にしたくなるような作品もあったが、中には俺の趣味趣向に合うものもあった。

 なぜ、友人に勧められた作品はああもつまらないものばかりだったのだろうか。
 ……きっと友人の感性がおかしかったのだろう。
 あいつはいつもそうだ。
 人とは少し毛色の違うものを紹介して、俺はそこらの奴より感性が鋭いんだぜと悦に入るのだ。

 まあ、それはいい。
 人の趣味趣向は人それぞれだし、俺はあいつのそういうトコも嫌いじゃない。
 置いとこう。

 ランキング上位の作品には、もう一つ、共通していることがある。
 長いのだ。
 文字数が100万字以上あるような作品がゴロゴロしている。
 しかも、そのほとんどが完結していない。
 つまり、まだ続いているというわけだ。
 試しに自分の作品はと思って確認してみると、9万字ちょっとだった。
 自分は速筆だと自惚れていたのが恥ずかしくなる。

 作品を読み漁る上で、もう一つわかった事がある。
 このサイトには、ランキングが複数存在している。

 日間ランキング。
 週間ランキング。
 月刊ランキング。
 四半期ランキング。
 年間ランキング。
 そして累計ランキングだ。

 単純な話、1日、1週間、1ヶ月、3ヶ月、1年、それぞれの期間で上昇したポイントを計測し、ランキングにしているのだ。
 投稿開始から現在まで、全ての期間で計測し続けたものが、累計ランキングとなる。
 きっとランキングを複数用意することで、サイト自体の新陳代謝を活発にしていこうという目的なのだろう。

 ただ、俺にとって問題がある。
 どのランキングで一位を取ればいいのか、だ。

「どうせ累計だろうけどな」

 こんな意味のわからない部屋に閉じ込められるぐらいなのだから、目標は高いに決まっている。
 とはいえ、今の俺には日間すら取れる気がしない。
 現在の日間一位は5225pt。
 ボーダーが低い時もあるようだが、それでも3000pt近くは取らないといけない。
 12ptが最大値の俺にしてみると、気が遠くなるような数字だ。
 それを一日で稼がなきゃいけないと言われると、そのままベッドにダイブして眠ってしまいたくなる。

 でもやらなければいけない。


●31日目●

 新作を書き始めた。

 作風はこのサイトの上位作品に習うことにした。
 文体はできるだけ簡素で、わかりやすく。文学作品のように回りくどくはしない。
 あらすじは、ごく普通の高校生がひょんな事から死んでしまい、死後の世界で神様に出会い、『力』をもらって異世界に旅立ち、世界を救うという感じ。

 うーん。
 設定に、まるでひねりがないように思えるな。
 一応、最終的には神様からもらった力ではなく、その高校生が元から持っていた力、知恵とか勇気とかが世界を救うキーになる、という形にしたいとは思っているが……。
 それにしたって、目新しい要素ではない。
 よくある話だ。

 正直、こんな話、受けんのか?
 ちょっと真似した程度じゃ無理じゃね?
 そう思う気持ちは強い。
 だが、一度ランキングに乗っている作品の真似をしてみて、どこまでポイントが入るか、というのを感覚として知っておきたい。

 まったく入らないのなら、それでもいい。
 とにかく、何か取っ掛かりが欲しい。


●35日目●

 実験と思ってやると、思いの他に筆がスルスルと動くものだ。
 ひとまず4話ほど書き終えた。1話3000字ほどか。
 文体は緩く、今まで書いてきたものとは大分違うが、それが逆に気楽に書けた。
 なんだか、今回はイケる気がしてきた。


●36日目●

 5話をかき終えた時点で、俺をある欲求が襲った。

「投稿してみたいな」

 そう、投稿したくなってきたのだ。
 この作品を誰かに見てもらいたい、正解なのか判定してもらいたい。そんな気持ちが心の奥底から湧いて出てきたのだ。

 迷う。
 投稿を開始するか、否か。

 今までは、全て書き終えてから投稿していた。
 それが当然だと思っていたが……。
 しかし、他の作品を見る限り、それが一般的というわけでもないようだ。
 中には、未完結のまま更新が途絶えているものもある。

 俺も投稿してみようか。
 しかし、終わらせる目処が立っていないものを始めてしまうというのは、どうなのだろうか。
 なんだか、食べきれないとわかっているものを注文するようで、どうにも好きになれないんだが。


●37日目●

 投稿することにした。
 まぁ、どうせこんな部屋に閉じ込められているのだ。
 変なプライドや、固定観念は捨てよう。
 ランキングに登っている作品がそうしているのだ。
 きっと、素人の俺には理解出来ない理由があるはずだ。

 ひとまず試しに、第一話だけを読み直し、誤字などを直してから投稿した。

 タイトルは『よくある勇者の英雄譚』。
 ジャンルはハイファンタジー。
 タグに関しては、今後入れるつもりの要素を、出来るだけ入れてみた。

 期待と不安の入り混じった感情が胸の奥で渦巻いている。
 今日はあまり眠れそうにない。

●38日目●

 ポイントが入った。
 16ポイント。
 今までで最高値ではあるが、しかし「こんなもんか」という落胆もある。
 俺は、心のどこかで大きく期待していたのだろう。
 この作品ならあるいは……と。
 しかし、そんな事があるわけもない。
 ひとまず、続きを書きつつ、2話目を投稿することにした。


●40日目●

 ポイントが伸びている。
 ランキングに入れるほどではないが、1日に5~20ポイントぐらいずつ増えている。
 ブックマーク数もそれに伴って増えている。
 よくわからないが、順調と言えば順調なのだろう。


●42日目●

 朝起きて、パソコンの画面を更新して、目を疑った。
 いきなりポイントが跳ね上がっていたのだ。
 昨日までは100ポイントもなかったはずなのに、朝起きると700ポイントを超えていた。
 1日で600ポイント近く入ったことになる。
 慌ててランキングを見に行くと、日間ランキング20位に付けていた。

「何が起きたんだ……?」

 確か昨日投稿したのは、5話目だ。
 主人公が神様からもらった力を使い、暴漢に襲われている女僧侶を助ける話だった。
 女僧侶は助けてくれた恩を返すと言って、主人公の仲間になる……。
 そんな話だ。
 特に、感動する場面でもないし、何かを成し遂げたわけでもない。
 だというのに……どういうことだ?

「あ、感想がきてる」

 見ると、感想数が3になっていた。
 1日に、3件も感想がきたのだ。
 俺はドキドキしながら、感想欄を開き、目を皿のようにしながら、そこに書かれた文章を見た。


『投稿者:UNI-END [2017年 5月 11日 19時 36分]
 ▼良い点
 主人公が暴漢をぶちのめす所でスカッとしました。
 僧侶ちゃんも素直で可愛いですね!

 ▼一言
 トリップしてから主人公が全然活躍しなかったのが気になっていましたが、段々面白くなってきましたね。
 この先どうなるのか、楽しみです。』


『投稿者:ベータカッター [2017年 5月 11日 20時 05分]
 ▼良い点
 久しぶりにド直球な話。

 ▼一言
 最近は変にひねくれた作品が多いので、こういう作品を待っていました。』


『投稿者:半コック [2017年 5月 12日 1時 5分]
 ▼気になる点
 設定がありきたりで、何のひねりもない
 展開もどこかで見たようなものばかり

 ▼一言
 これからの展開に期待』


 最後の一つからは、少し嫌な印象を受けたが……。
 しかし、期待と書いてある。
 これからの展開次第では、きっと楽しんでくれることだろう。

「……そうか、主人公の活躍か!」

 そんな事より、最初の二つの感想だ。
 そこに書いてあったことで、俺は疑問に対する一つの解を得た。

 思えば、4話までは状況説明ばかりで、主人公が何かをする展開ではなかった。
 異世界に転移し、わけの分からぬまま放り出され、周囲に言われるがまま動いていた。
 せっかく手にいれた力も特に使う場面はなく、淡々と話が進んでいた。

 だが、5話では自発的に行動し、人を助けた。
 それも手に入れた能力を使って。

「そうだよな。映画でも、主人公が言われるがまま動いてるだけなのは、面白くないもんな」

 4話までの流れは俗に言う、『流されている状態』だ。
 それが、5話ではそうじゃなくなった。
 だから読者も、面白いと思ってくれたのだ。

 ひとまず理由がわかった。
 それと同時に、胸の奥がほんわりと暖かくなった。

 今まで、このサイトの読者は、俺とは感性のまるで違う人間の集団だと思っていた。
 だが、今回、俺と彼らの中での価値観が一致した。
 それが、なんだか嬉しかったのだ。

「よし、続きを書くか」

 この調子で行けば、日間一位を取れるかもしれない。
 そう思いながら、俺はワードプロセッサを立ち上げた。


●43日目●

 今日は700ポイントほど入っていた。
 日間18位。
 本当に、この調子で上がっていけば、一位を取れるかもしれない。
 まさか、こんなお試しの小説が……。
 なんかすごいわくわくしてきた。
 頑張って続きを書かないとな。


●48日目●

 ……結論から言うと、日間一位は取れなかった。
 あの後、一時的に1000ポイントまで増えたが、最高で9位だった。
 そこからは、ポイントは伸びることをやめ、緩やかに低下し始めた。
 それでも、今日で5000ポイントを超えた。

 5000だ。
 投稿開始から10日ちょっととはいえ、日間一位と同じだけのポイントを取ったのだ。
 自作をいくら投稿してもポイントがほとんど付かなかった、俺の作品が……。
 かなり嬉しい。

 それと同時に、わかったこともある。
 やはり、異世界だ。
 このサイトでは、異世界ファンタジーが人気だ。
 理由はわからないが、とにかくそういうことになっているのだろう。

 それが確かめられただけでも、大きな収穫だ。
 かなり大きな一歩だ。

 だが、同時に疑問も感じる。
 俺の作品の、どこが悪いか、だ。
 正直な所、今の日間ランキングの作品と見比べても、大きく見劣りしているとは思えない。
 展開だって悪くないはずだ。
 感想数も絶賛の嵐というわけではないが、好意的なものが多い。

 うーむ……。
 順調に登場人物を登場させ、感想を参考にして主人公の活躍を増やした。
 その結果、最初に予定していた話よりも長くなってしまったが、それは筆が乗った結果だ。
 筆が乗ったってことは、つまり面白い話が書けたってことだ。
 悪いはずがない。
 自分でも、今のところ順調に話が作れていると思うんだけどな。

 とにかく、書き続けるしかない。
 いい話を書けば読者だってわかってくれる。
 それがわかっているのだから、いい話を書けばいいのだ。


●72日目●

 ダメだ。
 全然ポイントが伸びない。
 いい話を書いているはずなのに、なんでだ。

 とりあえず、そろそろ物語が佳境を迎える。
 これでダメだったら、もうダメだろう。

●75日目●

 ダメだった。
 元々、感触を確かめるために書き始めた物語だったが、気合を入れて書いたシーンがこうまで見事に空振りすると、なんともやるせない気分になる。
 いい話を書けば読者だってわかってくれる。
 1ヶ月ほど前はそう思ったが……間違いだったのかもしれない。
 やつらは話の良し悪しなんかどうでもいいんだ。


●77日目●

 なんか書く気が無くなってしまった。
 この作品を続けても、これ以上ポイントが得られることは無いだろう。

 もう、この辺で更新はやめて、次の作品を書いた方がいいんじゃないだろうか。
 物事を途中で投げ出すのは好きじゃないが……俺の目的はこの部屋から出ることだし、これを書き始めたのは異世界ものを書いて感触をつかむためだ。
 この作品を続けてもランキングは取れないし、感触はすでに掴めている。

 もっとも、あまり次の作品を書く気にはなれない。
 いっその事、次の作品ではなく、リセットボタンを押して見るのもいいかもしれない。
 今回は今までで一番ポイントを稼げている。
 何か、新しい機能が解除できているかもしれない。
 その機能を使えば、もっと上のポイントを狙うことが出来るかもしれない。

 いや、それはまだ早いか。
 もう少し様子を見よう。


●78日目●

 今日の日間ランキング一位は、かなりポイントが高い。
 なんと7000ポイントだ。
 日間ランキングには、たまにこうして大量のポイントを獲得する作品が出て来る。
 大抵の場合、一位の状態が2~3日は続き、そのまま週間ランキングを取り、月間や四半期に食い込んでくる。

 今回の日間一位の作品の内容はというと、ちょっと変わった転生ものだ。
 異世界に転生する直前に、神様から力をもらう。そこはよくある話だ。
 しかしその力をもらった神様というのが、昔助けたクワガタムシなのだ。
 いくら神様とはいえ、所詮は虫。最初は最弱の状態から始まる。
 しかし、トントン拍子で力を手に入れ、どんどん強くなっていく。どんどん仲間が増えていく。
 特筆してすごい部分があるようには見えないが、とにかく気持ちの良い展開が続く。
 起伏が少ないようにも感じるが、しかし個人的には結構面白いと思う。

「……あ」

 そんな事を思いつつ作品を読んでいると、あることを閃いた。

「……ループ出来るんだから、この作品をコピーして、そのまま投稿すりゃ日間一位を取れるんじゃないか?」

 なにせ日間1位を取った作品だ。
 文章さえ同じなら、別の人間が投稿しても、1位を取れるのも道理だろう。
 いや、この作品でなくてもいい。
 なんなら、後の累計一位作品をコピーして投稿すれば……。

「いける……これはいけるぞ……!」

 興奮。背筋に電撃が走る。血が沸き立つ。
 自分の思いつきに、思わず口元がほころぶ。

 だが頭の裏のあたりに、冷めている部分があった。

 これは盗作だ。
 人の作品を盗んで、その報酬を得ようというのだ。
 やっていいわけじゃない。やっていいわけがない。
 許されることじゃないのだ。

 だが俺は、別にプロになりたいわけじゃない。
 小説を上手に書けるようになりたいわけでも、脚光を浴びたいわけでもない。

 ただこの部屋から出たいんだ。


●360日目●

 あれから俺は、目を皿のようにしてランキングを漁り、高いポイントを取った作品を次々とコピーしていった。
 とはいえ、この一年で累計一位を取る作品はなかった。
 一番高い作品で、年間1位。
 現在のポイントは16万ポイント。
 その作品は現在、累計24位につけている。
 そう、78日目に7000ポイントを取って日間一位に躍り出た、あの作品だ。

 対する、累計一位の作品のポイントは、35万ポイント。
 つまり、今の年間一位の作品が累計一位を取るためには、ここからさらに2倍近いポイントが必要になるというわけだ。
 なので、コピーした作品を投稿しても、累計一位を取れるわけではない。
 とはいえ、ひとまずは十分だろう。
 年間一位まで取れば、恐らく何らかの実績が解除されるはずだ。

 ゲームにおいて、高い難易度の報酬は有用性も高いことが多い。
 ひとまず、この作品がどこまでポイントを伸ばすことが出来るのかを見極めてから、次のループで投稿を開始しよう。


●365日目 早朝6時●

 何やら急激に眠気が襲ってきた。
 寝不足ではあるかもしれないが、何かがおかしい。
 そう気付いた時にはすでに遅く、俺はデスクに倒れるように、意識を失った。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ