代替・修正ニュートン力学(ALMOND)2
自然科学における間違いはふたつの考え違いに起因することが多い。
ひとつは、実事から値のみを取り出して正しいものと考えるがゆえの間違いである。
もうひとつは、原因と結果を逆に考えてしまったことによる間違いである。このとき、原因と結果の順番を定義する必要があり、定義の方法は後述する。
ALMONDにおける座標の定義方法として、いくつかの例を記載する。
1. (時間、空間、物質) ・・・物質観
2. (時間、距離、(電荷、質量)) ・・・単位系
3. (時間、空間座標、(位置、電荷、質量)) ・・・世界観
4. ((絶対時間、相対時間)、空間座標、(位置、電荷、質量))・・・物理的世界観
空間という概念は、多重に定義される。
ひとつは、形而上学的な空間座標(ニュートン力学における絶対空間に相当する)。
もうひとつは、物質の存在位置とその運動および電荷を基準として電場として記載する。
さらには、物質の存在位置とその運動および質量を基準として重力場として記載する。
物質観においては、時間と空間と物質が三位一体(Sanmi-ittai)であり、たとえば概念上は一個の陽子は宇宙全体の大きさに等しいものとなる。
単位系においては、時間、距離、電荷、質量を基本単位とする。
世界観においては、時間、距離の下位概念として三次元の空間座標、物質の下位概念として位置、電荷、質量を定義する。このとき位置とは、三次元の空間座標を用いて定義される。
物理的世界観においては、時間を物質との間に相互作用がない絶対時間と物質との間に相互作用が存在する相対時間のふたつに分離する。空間座標は物質との相互作用がない絶対空間と考える。位置は物質の存在位置のことであり、空間座標を用いて記述されるが、物質との間に近接相互作用が存在する。電荷は電荷の大きさと位置、位置からの距離および電場の形成速度の関数として電場として記述される。質量は質量の大きさと位置、位置からの距離および重力場の形成速度の関数として重力場として記述される。
電荷の周りに電場が形成される速度Veと、質量の周りに重力場が形成される速度Vgを考えた場合、Ve=Vgである場合が存在することはあっても、常にVe=Vgではあり得ない。
例えば、質量と電荷の両方を持つ陽子の周りに電場と重力場が形成される場合を考えよう。
Ve≠Vgである場合、遠隔作用が存在しないという条件下で電場と重力場の形成を考えたとき、先進場という考え方は成立しない。
したがって、時間の向きは遅延場が形成される方向に定義される。




