第80.5話「導入」
帝国にて始まった選抜戦本選。
4ヶ国の代表者たちがしのぎを削る。
期待通り1回戦を勝ち抜けた剣聖。
勇者たちも順当に試合を迎えており、スガヌマやワドウは次のステージへ。
そして、いよいよと近づくクレスと戦姫の試合。
クレスにとっては負ければ帝国軍入りというペナルティ付き。
勝てば勝てばで戦姫への命令権を得るという、クレスにとってはある意味で微塵も嬉しくも欲しくもない賞品が。
加えて露骨な勝ち方をすることもできない。
負けるにも手を抜いてないよう考慮する必要がある。
ただ、そんな生徒たちの戦いが熾烈を極め盛り上がる中、会場とは別の所でも動く者たちも――
帝都に潜り込んだ正体不明。
一度は敗れたスライムの男。
そしてアウラを連れ戻しにきた6番目の災厄。
彼らの足音もすぐそこにまで迫っていた――
お久しぶりです。東雲です。
今日から再開します(といっても今日の話は再導入ですが……)
こうしてようやく投稿はしたんですが、色々と動いていて前のように週1投稿はできません。
今後は『不定期』でボチボチやっていきますね。
基本的には『土曜日』に更新される予定です。
よろしくお願いします。