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灯火。  作者: みつ


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7/9

兄。

「女性の感性が知りたくて、

女性作家の連載コラムを、

毎週、読んでいたんよ♪


その回、

『女性は、女性をどう見るか?』

みたいな内容だった。


 白馬に乗った王子様を、

ずっと夢見ている、

待っている、というのは、

俺も聞いては、いたんよ。

でも、

そのコラムニストは、言う。


 白馬の王子様は、やってきた!

ついに、やってきたのに、

女性は、

また別の王子様が、

やってくるのを夢見てしまう…と。


 俺、

それ読んで、

(救いようないな…。)と、

雑誌を棚に戻してな…。


 でも、

今の俺も、そうなんじゃないか…?って、

ふと最近、考えるんよ…。


あたかも、

当たり前のように、

そうなっているが、

俺の現状は大変、恵まれていることに、

俺は気づけているか?


 やっと苦労して、

手にいれたモノや事を大切に、できているのか?


 その待ちわびた事が、

今、起きているのに、

俺は、それに気づけているのか…?」

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