間がないものは、間抜け
全ての行動において、「間」というものを重視する。
行動の所作ひとつに於いても、一呼吸を忘れないようにすることで、「間」は生まれる。
例えば、お辞儀をする時。
脚を揃え、重心はまっすぐ大地と垂直になることを心がける。
そして手をきちんと揃え、猫背にならないように意識をし、頭を垂れる。
その際、大切なことは「焦らないこと」だ。
優雅な猫は、焦ったりしない。
ひとつの事象が終わるまで、次を急がない。
ひとつひとつを丁寧に行うことで、「間」が生まれ、メリハリのついた所作となる。
「間」が欠乏すると、「間抜け」となる。
間抜けな状態と、メリハリの効いた所作。
どちらがいいかは、明白である。
「間」は、単純に時間の話だけではない。
例えば筋トレをする時。
力任せに雑に扱うより、負荷がかかるところで静止する勇気を持つ。
何セットも繰り返すより、メリハリを効かせた動き一セットの方が、格段にトレーニングの質を上げることもある。
休息であっても、そうだ。
お休みの時。
休憩時間。
それこそもまた、「間」である。
常に全力疾走のランナーは、人生という長距離マラソンは走れない。
何も、常時動き回る必要はない。
休める時に休む。
これも、かなり重要なマネジメントである。
呼吸を意識して、丁寧にひとつずつ「間」を取る。
それだけで、物事を区切る余白が生まれる。
ゆとりのある人ほど、余白を大切にしている。
「間」は、止まることではない。
次の動作をより美しくするための、余白なのだ。
すぐに実践できる、「間」の意識。
今日から少しだけ、メリハリをつけてみてくださいにゃ。




