涙流して地固まる
タチアナside
いつものお友達たちと楽しく遊んでいた私は楽しく笑っていた、
お店のお手伝いも大変だけど楽しかったしお父さんやお母さん、
それにお姉ちゃんがありがとうって言ってくれた、
その日は晴れててお外でお友達たちと遊んでた、
リグトルくんやカトルくん、
ツーゲンくんサリバンくん、
そしてムースちゃん、
そして私はいつものように遊んでいた、
するとお家とお家の間から私と同じくらいの可愛い女の子が出てきた、
でもね、
その子はここらでは見かけない子なの、
私より歳は下だと思う、
それでね、
綺麗な緑の髪を後ろに束ねていてお馬さんの尻尾みたいで綺麗なの、
背は私よりも低いかな?
ここにいるお友達たちの中で私は小さいほうだけどあの子はそれより小さいの、
私以外にもリグトルくんがあの子に気づいたの、
「お前誰だ?」
リグトルくん、
いくら初対面でもそれはないよ、
でもね、
あの子はそんなこと関係なく自己紹介をする、
「私、シルフィードって言うのよろしくね、」
シルフィードちゃんって言うんだ、
風の精霊様の名前にあやかったんだね、
その後、
シルフィードちゃんは私達と遊びたいと言ったの、
私は一緒に遊んでもいいと思ったけどリグトルくんが私達を集めて、
「どうやらこの街の子じゃないみたいだな、」
リグトルくんの言いたいことはわかった、
この街の子でリグトルくんを知らない子はいない、
悪いことをしているわけじゃないけど、
何か遊ぶときいつものリグトルくんを中心に遊んでいるから大人たちもリグトルくんを知っている、
「よし、いつものあれ、やるか!」
いつものあれ、
リグトルくんの得意分野のかけっこ、
リグトルくんは速い、
男の子だからかな?
シルフィードちゃんはリグトルくんの説明を聞いて二つ返事でいいと答えた、
私達はリグトルくんに言われて街の外周の一定間隔の配置についた、
これは走っている人がズルしてゴールしても私達のところを走っていなければ意味がないということ、
私は中間地点についた、
私は壁に寄り添いながらただ待っていた、
リグトルくんが来ることを、
でもね、
もしかしたらと思うの、
あのシルフィードちゃん、
可愛いだけじゃなくて何かすごい秘密があると思うの、
あのリグトルくんより速く来ると私は思うの、
思うだけで絶対じゃないの、
でも、
なぜかそう思うの、
お父さんが元冒険者だったから私もそのような感を持ってしまったのかな?
そのとき、
私の目の前を何かが横切った、
最初は何かわからなかった、
私は横切った何かの方を向いた、
それは小さな女の子の後ろ姿、
緑色のお馬さんの尻尾みたいなの髪、
本物のお馬さんより早いかもしれない女の子の背中を見送った、
私は驚いていた、
私よりも幼い女の子がすごく速く走っていたから、
どうやったら速く走れるのだろう?
そう考えていると何かが私の横を通り過ぎた、
思わず横を向こうとしたがその必要はなかった、
だって私の前には緑色のお馬さんの尻尾みたいなの髪の女の子が走っていたから、
リグトルくんより速いかもしれない女の子はリグトルくんより速い女の子だと私は確信した、
その後、
リグトルくんが私の所に来るまでもう一周シルフィードちゃんは走ってきた、
その後にリグトルくんが走ってきた、
すごく必死だった、
私はリグトルくんの後ろについてきた2人と合流してゴール地点に向かった、
途中一人と合流したそこには地面に座り込んでいるリグトルくんと汗ひとつ流さないで立っているシルフィードちゃん、
そして驚いている友達がいた、
「お前、すごく速いな」
リグトルくんがシルフィードちゃんにそう言ったのが聞こえた、
シルフィードちゃんは腰に手を当てて少し怒ったような顔をして
「私はお前じゃないよ!
シルフィードだよ!」
その怒った仕草も可愛く思えた、
するとリグトルくんが大声で笑いだした、
私は突然のことに驚いた、
どこか頭でも打ったのかな?
そう考えていると、
リグトルくんがシルフィードちゃんに手を差し出した、
そして、
「俺、リグトルって言うんだ、
よろしくな、シルフィード」
リグトルくんが言う、
「うん、改めてよろしくね、
リグトルくん!」
シルフィードちゃんはそう言ってリグトルくんの手を掴んだ、
こうして私達に新しいお友達ができた、
その後みんなで私の家の酒場に来たの、
リグトルくんがすごく疲れてて休憩しに来たの、
「ただいま〜!」
『こんにちは』
私達は酒場に入ったの、
「おかえり!タチアナ、それといらっしゃい、みんな!」
すると私のお姉ちゃんのターニャお姉ちゃんが私達に近づいてきてそう言ったの、
ターニャお姉ちゃんはすごく美人さんなの、
リグトルくんやカトルくん、
サリバンくん、
ツーゲンくんがよく見とれるの、
ムースちゃんと私はターニャお姉ちゃんを目指して美人さんになれるように努力してる最中なの、
ターニャお姉ちゃんはシルフィードちゃんを見てシルフィードちゃんに名前を聞いてきたの、
そしたらシルフィードちゃんは
「初めまして、
私はシルフィードと言います
どうかよろしくお願いします!」
礼儀正しくお辞儀までして自己紹介をする、横にいた私は目を丸くした、
ターニャお姉ちゃんは戸惑っていた、
こんなターニャお姉ちゃんは初めて見たの、
多分ここまで礼儀正しく挨拶されたことがないのかな?
ターニャお姉ちゃんとの自己紹介を終えたシルフィードちゃんを私達は奥の席に連れて行った、
奥の席は他のお客さんの邪魔にならないもん、
私達が席に着くとターニャお姉ちゃんがお水を持ってきてくれた、
その後、次に何をするかみんなで決めていた、
シルフィードちゃんは珍しそうに酒場の中を見ていた、
お父さんとお母さんがいないからターニャお姉ちゃんに聞いてみた、
そしたらね、
2人でお買い物をしているとのこと、
お父さんは大きくて無愛想だけど強くて優しいの、
よく町の外に現れる魔物を倒して酒場のお料理にするの、
冒険者だったからかな?
男の人なのにお料理が美味しいの、
お母さんはすごく綺麗なの、
お父さんよりご飯も美味しいの、
でもね怒るとすごく怖いの、
最近夜遅くにお父さんとお母さんが二人ベットの上で何か取っ組み合いをしているの、
しかも裸で、
ターニャお姉ちゃんに聞いたら顔を真っ赤にさせてもっと大きくなったら教えてあげると言ってた、
なんで真っ赤にしたんだろう?
今度お母さんに聞いてみよう、
そんなことを考えていると酒場の扉が開いたの、
私は目だけを扉に向けた、
そこには剣と斧を持った人がいたの、
ターニャお姉ちゃんはお出迎えをしに行ったけど数回お話ししただけで一歩足を後ろに下げたの、
ターニャお姉ちゃんも嫌いなお客様はいるけど決してそれを態度で表さないの、
でも、そんなターニャお姉ちゃんがお客様の前でそのような事をしてしまった事に私は驚いたの、
余程嫌いな相手なんだろうか?
その後も数回お話ししてターニャお姉ちゃんはカウンターの方に向かって歩き出した、
こっちに向いた表情は笑っているようで笑っていない、
作り笑いだった、
でもね、
いきなり剣を持った人がターニャお姉ちゃんの前に来たの、
突然の事で見えなかった、
だってターニャお姉ちゃんの後ろにいた人が突然ターニャお姉ちゃんの前に来たから、
ここからじゃ見えにくいけどターニャお姉ちゃんの後ろにいた斧を持った人が突然ターニャお姉ちゃんを後ろから動けなくしていた、
私は動けなかった、
怖くて体が震えていた、
そんなとき一人の男の人が止めに入ったの、確かあの人は冒険者をしている、
きっと助けてくれる、
だけど、
それは叶わなかった、
剣を持った人がすごく早く剣を抜いたの、
わからなかった、
いつ剣を抜いたのか、
男の人は切られたの、
そして倒れたの、
怖い、
怖い、
怖い、
私は泣いたの、
ムースちゃんも泣いてた、
リグトルくんやカトルくん、
ツーゲンくん、
サリバンくんは震えてた、
みんな怖いんだ、
あの人たちが、
剣を持った人がターニャお姉ちゃんに再び近づいていく、
その時、
「やめなさい!」
私は声をした方を見たの、
すぐ近くから聞こえたから、
私は驚いたの、
シルフィードちゃんが叫んだの、
私は何してるのと叫びたかった、
でもあの男の人がこっちを見てきたから声が出せなかった、
「お嬢ちゃん、
今から大人の遊びをするんだ、
邪魔をしないでいただきたい、」
剣を持った人がシルフィードちゃんに向かって言ったの、
その目はすごく怖い、
それでもシルフィードちゃんは言い続ける、
「ターニャさんにこれ以上ひどいことしないで!」
それを聞いた剣を持った人が薄ら笑いを浮かべて言う
「物分かりの悪いけどお嬢ちゃんだな、
それとも混ざりたいのかな?
お嬢ちゃんのような毛の生えていない子供とするのは抵抗あるがそれはそれで良さそうだな、」
何を言っているか意味がわからないけど私は剣を持った人の言葉に鳥肌がたった、
ターニャお姉ちゃんはそれを聞いて必死に叫んだ、
「シルフィードちゃんに手を出さないで!
私はどうなってもいいからあの子には手を出さないで!」
ターニャお姉ちゃんはシルフィードちゃんを見ている剣を持った人に向かって必死にそう叫んでいる、
その目には涙が流れている、
でも、
ターニャお姉ちゃんの声をかき消すようにシルフィードちゃんは大きな声を出した、
「ターニャさんは私が守る!」
私は何言っているの!?と言いたくなってしまった、
そしたら剣を持った人が大きな声で笑い始めたの、
「あははははははは!
お嬢ちゃんは頭が悪いんだね、
お嬢ちゃんは子供で俺は大人だ!
子供が大人に勝てるわけないだろ!?」
そう、
シルフィードちゃんは子供、
あの人たちは大人、
ターニャお姉ちゃんを助けるどころか返り討ちになっちゃう、
そう思っているとシルフィードちゃんが口を開いたの、
「そうだな、
確かに勝てないかもしれないがそれでも0ではない、」
まるで違う人が話しているようにシルフィードちゃんの言葉使いが変わったの、
それを聞いた剣を持った人が笑いを止めてシルフィードちゃんを見たの、
「ま、あんたらが勝つことは一生ないけどね、」
あなたは誰ですか?
私はそう思ったの、
だって言葉使いが全くの別人だもん、
「調子にのるんじゃねーぞガキが!
気が変わった!
四肢の腱を切って壊れるまで犯してやる!」
私は体をこわばらせた、
この人もさっきと違う言葉使いをしているの、
そして剣を構えたの、
このままじゃシルフィードちゃんが殺されちゃう!
でも動けないの、
怖いから、
「はい!師匠!」
シルフィードちゃんが何か言っている、
でも怖くて耳に入らなかった、
「何をごちゃごちゃ言っている!」
剣を持った人が一歩、
足を踏み込んだ、
すると、
シルフィードちゃんが私の目の前から消えたの、
魔法を使ったのかな?
でも詠唱はしてなかった、
でもね、
すぐに現れたの、
剣を持った人の前に、
そして顎を殴ったの、
その後は私にはよくわからなかった、
だって早すぎたから、
いつの間にか剣を持った人が倒れてたの、
その上にシルフィードちゃんが正座していたの、
「このガキが!」
斧を持った人がターニャお姉ちゃんを突き飛ばしてシルフィードちゃんの前に出てきたの、
「キャッ!」
ターニャお姉ちゃんは床に倒れて小さな悲鳴をあげたの、
シルフィードちゃんは心配そうにターニャお姉ちゃんを見たの、
「よそ見してんじゃねぇ!」
斧を持った人がシルフィードちゃんに向かって斧を振り下ろしたの、
でもシルフィードちゃんはそれを避けてまたいつに間にか斧を持った人を倒していました、
その後勢いよく倒れている剣を持った人のところまで走りその上にジャンプして膝から落ちて乗ったの、
剣を持った人が苦しそうな声を上げるの、
「気づいてないと思った?
意外と浅はかだね、」
私の背中に寒気が走ったの、
本当に年下の女の子なのか?
「くそっ!化け物が!」
剣を持った人がシルフィードちゃんに向かってそう言ったの、
そのとき、
「これはどういうことだ、」
入り口のところから声が聞こえたの、
知ってる声、
私は入り口を見たの、
そこには、
「お父さん!お母さん!」
ターニャお姉ちゃんがそう言う、
そう、
私とターニャお姉ちゃんのお父さんとお母さん、
ターニャお姉ちゃんはお父さんとお母さんにこのことを説明しているの、
お父さんはゆっくりと剣を持った人に近づき、
「二度とこの酒場にくるんじゃねーぞ、」
すごく怖い顔と声で剣を持った人にそう言う、
剣を持った人は怖かったのかな、
首を勢いよく上下に振るの、
それを見たシルフィードちゃんは剣を持った人から降りるの、
すると剣を持った人は斧を持った人を引きずってその場からいなくなったの、
お父さんは二人を見送った後シルフィードちゃんを見て近づいていったの、
シルフィードちゃんはなんでか拳を構えてるするとお父さんは、
「警戒を解け、
俺は何もしない、
アリサ、
そこの男の治癒をしてくれ、
ついでにこの娘の手もだ、」
表情を変えずにシルフィードちゃんに言ったの、
あまり笑顔を見せないから怖がられてる、
よく見るとシルフィードちゃんの手に血が付いている、
怪我をしたのかな、
シルフィードちゃんは自分の手の平を見て慌てて、
「だ、大丈夫です!
これはあの人たちの鼻血ですので拭けばすぐに取れます!」
お父さんにそう言うの、
お父さんは少しして私の方を見て、
「タチアナ、
何か拭く物を持ってこい、」
拭く物を持ってくるように言われたの、
私は急いでお店の奥から布を持てくるの、
シルフィードちゃんの前に立った私はなかなか布を渡すことができなかった、
怖いから、
私より小さいのに大人の人を倒しちゃう、
私なんかすぐにやられちゃうから、
するとシルフィードちゃんが腕を伸ばしてきたの、
その手の平は血で赤くなっているの、
私は小さい悲鳴をあげて一歩後ろに足を下げたの、
それを見たシルフィードちゃんは手を止めて私を見るの、
その後、
手を下ろして呟くの
「ごめんなさい」
私は意味がわからなかったの、
いきなりごめんなさいと言われてどうすればいいのかわからないの、
シルフィードちゃんは涙を流しながら床に座り込み懺悔の言葉を言うように謝罪を言うの、
「大人の人を倒してごめんなさい、
強くてごめんなさい、
怖がらせてごめんなさい、」
吐き出すように言い続ける、
なんで謝るの?
私にはわからなかった、
だってターニャお姉ちゃんを助けてくれたのになんで、
そのことを考えてから私はわかった、
私のせい
私が怖がったから、
あの人達の血が付いてもターニャお姉ちゃんを助けてくれたシルフィードちゃんの手を私は怖がったから、
あの人達を倒してもシルフィードちゃんは私より年下の女の子、
本当は怖かったはず、
それでもあの人たちを倒してくれた、
「友達になろうと言ってごめんなさい」
そんなこと言わないでほしい、
だってシルフィードちゃんと友達になったからターニャお姉ちゃんが無事だったんだよ、
私はゆっくりシルフィードちゃんの前まで歩いてその場でしゃがんだの、
シルフィードちゃんは私を見るの、
涙でボロボロの顔、
「そんなこと言わないで、
シルフィードちゃん、」
私はシルフィードちゃんを抱きしめた、
小さな小さな体を抱きしめた、
小さな体は震えてた、
「私の方こそごめんね、
ターニャお姉ちゃんを助けてくれたのにシルフィードちゃんを怖がっちゃって、」
私は強くシルフィードちゃんを抱きしめる、
「だから、
そんな悲しいこと言わないで、
私はシルフィードちゃんと友達になれてよかったと思うの、」
私の思っていることをシルフィードちゃんに伝えていった、
「ターニャお姉ちゃんを助けてくれてありがとう、
シルフィードちゃん、
言うの遅れてごめんね、
本当にありがとう」
「うぅ、タチアニャ〜〜!!」
シルフィードちゃんはさっきより激しく泣いたの、
シルフィードちゃん、
タチアニャじゃないよ、
でも言わなかった、
シルフィードちゃんにそう言われるのも悪くない気がするから、
私はシルフィードちゃんが泣き止むまで抱きしめ続けた、
どれだけ時間がたったのかな?
いつの間にかお客さんが居なくなっていたの、
きっとお父さん達が帰したのかな?
「タチアニャ、
ありがとう、
もういいよ、」
シルフィードちゃんが私に言うの、
私はゆっくりシルフィードちゃんから離れたの、
「シルフィードちゃん、」
ターニャお姉ちゃんがシルフィードちゃんに言ったの、
「シルフィードちゃん、
ありがとう、
シルフィードちゃんのおかげでひどいことされずに済んだから、
ありがとう、」
「私からも言わせて、
シルフィードちゃん、
娘を守ってくれてありがとう、」
ターニャお姉ちゃんだけでなくお母さんもシルフィードちゃんにお礼を言う、
「俺も礼を言おう、
ありがとう、
だが、
危ないことはするな、」
お父さんはお礼と注意をするお父さんらしいです、
「少し落ち着いたから聞こう、
シルフィード、
お前はシルフィード・エアリアル・ウィンディアであっているか?」
ウィンディア、
この街の領主の苗字、
シルフィードちゃんは慌てることもなく答える
「はい、
確かに私はシルフィード・エアリアル・ウィンディアです、」
私は驚いたの、
シルフィードちゃんが領主の子供だってことに、
「やはり、
風の精霊の名をあやかったものはこの街に一人しかいなかったからな、」
「領主の子供だってこと、
言うの忘れてごめんなさい、」
「怒っていない、
それに領主を嫌っているが子供まで嫌っていない、
シルフィードには悪いが俺たち街の住民は君の両親が嫌いだ、」
お父さんがそんなこと言うの初めて聞いた、
「私、
もうここに来れないんですか?」
シルフィードちゃんがお父さんにそんなことを聞いてきた、
お父さんは無表情ながらシルフィードちゃんの頭に手を置いて頭を撫でるの、
「シルフィードは悪くない、
さっきも言ったが俺たちは君の両親が嫌いなだけでその子供にまで当たらない、
だから気軽にここに来るといい、」
お父さんの言葉にシルフィードちゃんは嬉しそうだった、
シルフィードちゃんは私の方を向いて、
「これからもよろしくね、
タチアニャ!」
笑顔でそう言うの、
「私も、よろしくね、
シルフィードちゃん!」
「タチアニャ、
私の事シルフィって呼んで、」
「わかった、改めて、
よろしくね、シルフィ!」
こうして私達は友達になったの、
かけがえのない友達に、




