とりあえずの設定
挿絵協力:レンジー氏
神様は異世界にお引越ししました・ウォーゴブリン転生日誌 国家設定およびキャラクター設定
・天界
要するに神様達がいるところ。
最高神・太陽神アンバレンス
基本的にちゃらい。
でも最高神。
とっても偉い。
でもアホ。
歌声の神・カリエネス
ロリ巨乳。
最近仕事をがんばる気になった。
水底之大神
異世界「海原と中原」の、海の神々の重鎮。
アンバレンスのよき理解者。
今のところ出番なし。
狼頭のグルゼデバル
ベテラン天使で、今は悪魔の仕事をしてる。
エルトヴァエルの元上司。
人格者。
・見放された土地
元の名前は「キノセトル」。
もうそう呼ばれては居ない。
土地神・赤鞘
アンバレンスが態々異世界からスカウトしてきた土地管理の専門神。
元人間で雑魚神。
ただ、周りに持ち上げられてすごいことになってる。
基本事なかれ主義で「見なかったことにしよう」が口癖化してる。
ただ、基本お人よしなのでなんやかんや流されることに。
「神様は異世界にお引越ししました」主人公
“罪を暴く天使”エルトヴァエル
赤鞘の補佐として天界から来たツッコミ。
何よりも情報収集が好きで、独自の情報ルートを持つ。
あまりにもあっちこっち調べまくるので、人間からは「人間の悪行を調べ上げ神々に報告する天使」として認識されているが別にそんなことはない。
同じ個体外見のまま、年齢だけを変化させる力を扱うことも出来る。
普段はロリ、大人のときは巨乳。
一粒で二度おいしい。
ガーディアン・水彦
赤鞘が、水に神的な力を注ぎ込み、そこに自身の血を加えることで作り上げた存在。
込められた力が尋常ならざるものなので、物凄く力のある存在になった。
かなり賢いとされているものの、行動は基本的に短絡的でアホの子。
赤鞘の記憶を引継ぎ、かつ感覚共有している影響か、「海原と中原」語が片言。
日本語はすごく流暢。
ガーディアン・土彦
赤鞘が丸めた土に、世界樹、調停者、精霊樹などが知識と力を注ぎ込み、最終的に赤鞘の血を与えることで作り上げた存在。
込められた知識が尋常ではなく、マッドマジックティストになった。
「マッドアイ・ネットワーク」という机上の空論とされていた防衛網構築思想をその膨大な魔法知識により実現。
見直された土地の防衛を一手に担っている。
基本的には真面目な子と見せかけておいてかなりお茶目な子。
赤鞘と水彦の事以外は別にどうなってもいいと思ってる。
エンシェントドラゴン
「見直された土地」がまだ「キノセトル」という名前の街だった頃にガーディアンをしていたドラゴン。
土地が封印された影響で、暫く世界を旅して回っていた。
今現在は見直された土地にガーディアンとして生活中。
・種族:アグニー
見直された土地に住んでいる種族。
寿命はおよそ五十歳。
生涯を子供の外見のまま過ごすことから、老化が深刻な社会不安になっているエルフに目を付けられ、研究目的で追われている。
いろいろ複雑な立場だが、種族特性として性格が死ぬほどお気楽なので、あんまり難しく考えていない。
主食は「ポンクテ」と呼ばれる芋のツルについたムカゴ。
農耕と狩猟を行っており、それなりの文化力を持つ。
ただ、種族特性として魔法が殆ど使えず、使用できるのは「外見がゴブリンになって力が強くなる」魔法のみ。
そのせいでしばしばゴブリンと同一視されるが、遺伝子的には寧ろオーガ(鬼人)に近い。
ごはんが食べられてタックルが出来れば基本的には幸せなので、世界中で追われたり捕まっていたりするが当人達にはほとんど気にしていない。
世界的混乱の渦中にあるのに、本人達はいたってのんきだ。
主な畜産はアグコッコ。
相棒としての動物は、カラスとトロル。
・見放された土地:アグニーの村
長老
本名グレッグス・ロウ。
ファーストネームとかはなく、グレッグス・ロウで名前。
作者も含めて多分誰も覚えてない。
金髪青眼で、年齢は推定五十一歳。
トロルを育てるのが得意で、道具作りなども得意。
基本的に不得手なことがない万能アグニーであり、アグニー族全体で一番長寿であることから、一番の知識人。
ただし、アグニー基準。
マーク
若いアグニー達のリーダー。
建築や土木作業が得意。
焼き物を作る窯から、住まいまで何でもござれ。
種族の行く末をとても気にかけている。
ただし、アグニー基準。
ギン
アグニー族きっての狩人。
カラス達、特に相棒であるカーイチととても仲がいい。
短槍を使った狩りの腕はかなりのもので、アグニー族では1、2を争う高い戦闘力を持つ。
ニヒルで面倒見もよく、かなりのイケメンであることからモテるものの、当人にその意識はあまりない。
スパン
農業が得意な、中年アグニー。
嫁さんとは結婚二年目のリア充。
そろそろ村も落ち着いてきたし、一人目が欲しいと思ってる。
カーイチ
死に掛けてたけど水彦の力で蘇ったカラスの女の子。
土彦のせいでメタルヒロイン「クロウ・ワン」に変身できるようになった。
いろいろ魔法とかも使えて明らかにアグニーより強いし頭もいい。
・森林都市国家メテルマギト
ハイ・エルフの議会により統治されるの大国。
寿命が千年もあって力もあるのに虐げられたせいでどぶちぎれたエルフの皆さんが作った国。
使う魔法は「彫鉄魔法」。
生きている植物から魔力を取り出す技術を持っていて、ギルドから魔力を購入していない。
他の国にも割りと干渉するけど、軍事力がでかすぎて文句を言える国が少ない。
・彫鉄魔法
鉄板に魔法陣を描き、そこに魔力を流すことで発動する魔法。
様々なバリエーションが可能で、込めた力によって出力を変える事も、全く同じ効果を出させることも可能。
現代で最も進んだ魔法体系の一つ。
“鋼鉄の”シェルブレン・グロッソ
鉄車輪騎士団の団長。
愛機は馬が牽く戦車型の「戦車」シルヴリントップ。
医学博士であり、物理学者であり、兵器開発者であり、軍人である超人。
エルフの中でもずば抜けた魔力保有者であり、戦闘力は圧倒的。
メテルマギト人には珍しく、他の生物にも寛容。
アグニー捕獲作戦を仕切った人。
ハーフエルフ特有の「老い」に苦しんでいる義姉を助けたいと、アグニー研究にも着手中。
何かいろいろ葛藤してる。
“影渡り”“タイニー”“ミツバチ”キース・マクスウェル
鉄車輪騎士団の副団長。
愛機は下半身に着込む形状でかかと部分に車輪が取り付けられた「戦車」マッチバニー。
シェルブレンの懐刀。
恐ろしくフットワークが軽く、一日で地球を半周すると噂される。
本人曰く、「一日あれば一周出来ますぜー」。
・魔道国家ステングレア
百年ぐらい前「キノセトル」を吹っ飛ばした国。
魔道国家って呼ばれるぐらい魔法が得意な大国。
使われているのは「紙陣魔法」。
キノセトルを吹っ飛ばしたときのなんやかんやで、神様の怒りに触れたと勘違いしてる。
もう二度とそんなことをおこさせないっていうのを国是にしていて、その為なら他の国ふっ飛ばしちゃってもいいと思ってる。
突然襲い掛かってきたりするから、割と他の国からも迷惑がられてる。
・紙陣魔法
紙に墨などで陣と呼ばれる文様を書き、そこに魔力を流すことで発動させる魔法。
陣の線に沿って魔力を流すのだが、制御仕切れなかった魔力や余剰魔力が光や熱になって発散される。
その為、制御がヘタだったり魔力を込めすぎたりすると、紙が燃え上がってしまう。
どんなに扱いの上手い人間でも、ほぼ必ず光と熱が出てしまう。
それを押さえようとするのは、PCの発熱をなくそうとするレベルで難しい。
紙が大きく、陣が大きいほど扱いやすい。
通常のサイズはA4とかそんぐらいのイメージ。
“紙屑の”紙雪斎
ステングレア王立魔道院の頭。
1×1cmのサイズの紙陣も使いこなす人外。
そのサイズの紙であっても、熱も光も一切発さずに制御できる。
狼人族という種族で、腕がもげても腹に穴が開いてもすぐに再生する。
種族特有の高い身体能力と、超絶した魔法センスで戦う。
頭のほうはあんまり宜しくないので、物事を深く考えるのは苦手。
判断はそういうことが出来る人間に任せるべきだと思っている。
“蛍火の”マイン・ボマー
王立魔道院のナンバー2。
紙雪斎至上主義者。
ステングレアも王立魔道院も、紙雪斎に相応しくあるべきだと思っている。
術の扱いは紙雪斎に遠く及ばないが、蛍ほどの光と熱しか発さず術を扱えることから“蛍火の”の字が付いた。




